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宮崎勤死刑囚の実録再現ドラマと肉声が、フジテレビ「土曜プレミアム」で2017年10月7日(土)21:00から放送されます。
ドラマキャストは、宮崎勤死刑囚を俳優の坂本真さん(40才)、宮崎勤と対峙する警視庁捜査一課の刑事を金子ノブアキさん(36才)が演じます。
肉声公開については賛否両論巻き起こりそうですが「事件を風化させない」という意味では誰もが納得なはずです。
■宮崎勤のドラマと肉声 テレビ放送日時/h4>
番組名:衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~
放送日時:2017年10月7日(土)21:00~23:10
テレビ局:フジテレビ土曜プレミアム枠
■宮崎勤事件とは
宮崎勤事件とは、1988年(昭和63年)から1989年(昭和64年/平成元年)にかけて東京都北西部と埼玉県南西部で起きた、幼女連続誘拐殺人事件です。被害者は4人で、全員誘拐して殺害。
幼女相手にわいせつ行為を行い、
■1人目の被害者1988年8月22日
今野真理ちゃん(当時4才)
埼玉県入間市
遺体にわいせつ行為。遺体は細かく砕いて焼き、被害者宅前に、段ボールに入れて置いた。
■2人目の被害者1988年10月3日
吉沢正美ちゃん(当時7才)
埼玉県飯能市
生きてるうちにわいせつ行為。遺体は東京都五日市町の山林で白骨死体で発見。
■3人目の被害者1988年12月9日
難波絵梨香ちゃん(当時4才)
埼玉県川越市
遺体は、埼玉県名栗村の山林に全裸で捨てた。
■4人目の被害者1989年6月6日
野本綾子ちゃん(当時5才)
胴体を飯能市の霊園に捨て、東部を奥多摩の山林に捨てた。
■犯行声明
1989年2月10日
宮崎勤は「今田勇子」名義で朝日新聞東京本社に犯行声明を郵送。翌11日には1人目の被害者宅にも郵送。
3月11日にも「今田勇子」名義で朝日新聞東京本社と2人目の被害者宅に郵送。その後、マスコミ宛てに被害者遺族の感情を逆なでするような「告白文」も郵送しています。
■逮捕~裁判~死刑確定
1989年7月23日
当時6才の女の子を誘拐して全裸写真を撮ろうとして、尾行していた父親に見つかり駆け付けた警察に逮捕されました。その後8~10月の間に誘拐殺人を自供。
1990年(平成2年)から裁判が始まり、精神鑑定も行われますが、裁判所は責任能力を認め死刑判決。
平成18年に死刑が確定し、平成20年6月に死刑執行されました。
■宮崎勤死刑囚 再現ドラマのキャスト
1988年(昭和63年)から1989年(昭和64年/平成元年)にかけて発生した幼女連続誘拐殺人事件。フジテレビは犯人・宮崎勤元死刑囚の肉声を独占入手し、肉声とドラマで宮崎勤の人物像を明らかにします。
■宮崎勤ドラマのキャスト
■宮崎家
● 宮崎勤(坂本真)
● 宮崎勤の父親(ダンカン)
■警視庁捜査一課殺人五係
● 警部補(金子ノブアキ)
● 係長 警部(小木茂光)
● 巡査部長(矢柴俊博)
● 警部補の妻(遠藤久美子)
■ワイドショー
● リポーター(秋元才加)
● ディレクター(桜田通)
■宮崎勤死刑囚 再現ドラマの詳細 肉声が初公開
■宮崎勤ドラマの詳細
戦後史上最悪の誘拐殺人犯の真の姿は…サイコパス?知能犯?愉快犯?それとも…発掘された宮崎勤元死刑囚の音声から意外な姿が明らかになる!
今まで誰の目にも触れることのなかった、宮崎勤元死刑囚の「肉声」を初公開します。
そこから見えてきたものは、これまで私たちが持っていたイメージを大きく覆す、宮崎の意外な人物像でした。フジテレビ報道局による関係各所への徹底取材を元に、当時の報道やワイドショーの映像も使用しながら、史上最悪の事件を追う「刑事の戦い」をドキュメンタリードラマ化しました。
宮崎勤とは一体何者だったのでしょうか?
部屋には大量のビデオ、雑誌、漫画。“今田勇子”の告白文。
「犯行は覚めない夢の中でやった」「ネズミ人間が現れた」「犯行は死んだ祖父を復活させるための儀式」「少女の遺体を焼いて食べた」などの発言…幾度となく精神鑑定が行われ、その一挙手一投足が注目されました。戦後の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪を大々的に報じましたが、本当の姿を知ることはできなかったのです。
「(遺体を)そばに置きたい…そばに置いている間は自分のものになるから。相手にされないから…女性に」(宮崎元死刑囚の肉声より抜粋)そもそも警察はどのようにして宮崎にたどり着き、そして逮捕することができたのでしょうか?誰も知らなかった宮崎勤事件の真実が明かされます!
引用:http://www.fujitv.co.jp/premium/
ドラマも含め、どんな描き方をするのか注目です。
■宮崎勤死刑囚の肉声
宮崎勤死刑囚の肉声はフジテレビで放送されますが、一部を紹介します。
■動機の肉声
動機はわいせる目的が疑われましたが、子供を持ちたいからでした。
取調官「性癖を満足させるための誘拐じゃないのか」
宮崎勤「それは違います」「あくまで理性として、かわいがりたい。そばに置く間は自分の子供であると…」理由は「相手にされないから」でつまり「子供ができないってこと」。
取調官「自分で子供を持ちたいと思っているのか」
宮崎勤「はい」
取調官「じゃあ結婚するよう努力すればいいじゃないか」
宮崎勤「逆に行ってしまったんです」
取調官「結婚しなくても誘拐すれば簡単に子供が持てると、そういうことか?」
宮崎勤「うん」
■偽装の肉声
犯行声明や告白文で使った偽名「今田勇子」について宮崎勤は、偽装のためだったと答えました。
取調官「今田勇子って何だ。どっからヒントを得た」
宮崎勤「実在しないから」「何から見つけてとったの」「見つけてませんよ。考えただけですよ」「自分で考えたの」
雑誌などからヒントを得たのではなく空想の名前という。
独特な字体で書いたことについて
取調官「字はわざと変えたのか」
宮崎勤「人が普通書くような字以外にしようと思ったから」
今田勇子を所沢の人物としたのは偽装工作。
宮崎勤「(埼玉に遺棄すれば)埼玉県の犯人に仕立て上げれるだろうと。(自身の住む都内など)埼玉県外に目を向けさせたくなく、埼玉に集中させて埼玉の犯人に仕立てることで頭いっぱいでした」
■犯行についての肉声
取調官「自分のやったことについてどう思っている」
宮崎勤「(女児を)かわいそうにと思っています」「いつそう思った」「殺して逃げるとき」
取調官「では何で自首しなかった」
宮崎勤「自分がかわいかった」
取調官「殺された子の母親や父親はどう思っていると思うんだ」
宮崎勤「悔しい、悲しい」
※http://www.sankei.com/affairs/news/171007/afr1710070005-n4.htmlから引用
宮崎勤死刑囚は、多くの人にトラウマを与えました。当時の子供だちは怖い思いをしたし、もちろん親も心配して、特に埼玉県では先生と親の厳戒態勢のなか登下校したりも。
また、マスコミの報じ方が原因で、アニメ・漫画・ゲーム好きのオタクは、犯罪者予備軍のレッテルを貼られました。
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