「さいたま国際マラソン2017」のコース解説と交通規制、招待選手や芸能人などを、大会概要とテレビ・ラジオ放送予定とあわせてご紹介します。

スタート時間にはランナー16000人が大集結し、新都心の象徴・スーパーアリーナを一斉に出発。本番日程前にコースを試走している一般のひともたくさんいますね。

2015年に埼玉県さいたま市で生まれた新たな国際舞台「さいたま国際マラソン」は2017年で3回目を迎え、11月12日の日程で開催されます。当日は交通規制も敷かれます。

今年は招待選手や芸能人はどんな人が走るのでしょうか。国内招待選手にとっては2020東京五輪代表を決めるグランドチャンピオンレースの出場権を得られる大きな意味をもつ大会でもあります。
　
　

■さいたま国際マラソン2017 日程やスタート時間など基本情報

■11日(土)はファンラン！

さいたま国際マラソン2017はフルマラソンの前日の土曜日にファンランを行います。

コースは駒場運動公園内特設コースです。

■部門とスタート時間
・ 9:00　車いすの部（1km）
・ 9：30　親子ランの部1.5km（小学1～2年生と保護者）
・10：00　親子ランの部1.5km（小学3～6年生と保護者）
・10:30　1.5kmの部（中学生）
・11:00　1.5kmの部（小学生女子）
・11:30　1.5kmの部（小学生男子）
・13:30　2時間チームランの部（中学生以上の男女2～6人で構成したチーム）

■さいたま国際マラソン2017 コース解説と交通規制

さいたま国際マラソンは、前回2016からコースが新しく生まれ変わりました。

■スタート地点
さいたま新都心の象徴、さいたまスーパーアリーナ前
西へスタートしたランナー達は2度右折
最初のアップダウンは吉敷町のアンダーパス。ここから旧中山道に入ります。
■5km
さいたま新都心駅を横目に南へ。
江戸時代から続く歴史ある街道「旧中山道」を大観衆の声援を受けて
■10km
北浦和駅前を左折
駒場運動公園前から国道463号線へ
中尾陸橋を超え10kmを過ぎると、見えてくるのは全長1kmを超える橋「新見沼大橋有料道路」
橋から美しい景色が
最後は料金所を駆け抜けます
■15km
東北自動車道、浦和美園駅を超え、左折すると15km
前方に見えてくるのはサッカーワールドカップの舞台「埼玉スタジアム2〇〇2」
ここが第一折り返し地点です。
■20km
次に目指すのは第二折り返し地点。
再び463号線に戻ると今度は越谷方面へ
■25km
神明町、国道4号線の手前が第三折り返し地点です
ここからさいたま新都心へ戻ります
■30km
東北自動車道を超え30kmから再び「新見沼大橋有料道路」を通過
■35km
中尾陸橋、駒場運動公園を過ぎると35km
ここで待ち構えているのが高低差およそ10mの新浦和橋
コース最大の難所！
■40km
新浦和橋を下るといよいよレースは佳境へ突入
日本一長いけやき並木「埼大通り」へ
北浦和駅前を曲がり、国道17号を北上すると40km
■ゴール
最後は右折しゴールのさいたまスーパーアリーナへ！

引用：さいたま国際マラソン2017公式サイト

※出典：さいたま国際マラソン2017公式サイト
▶コースマップpdfはこちら
　　
　

■交通規制

当日さいたま市内は、かなりの混雑と渋滞が予想されます。
車で出かけたら身動きとれなくなるので、電車など公共交通機関の利用がオススメ。

特にさいたまスーパーアリーナ周辺は、あさ6:00～夕方17:00の長時間にわたり交通規制が敷かれ全面通行止めになります。

↓参考に、前回2016の交通規制マップです。
▶交通規制マップpdf1はこちら
▶交通規制マップpdf2はこちら

■さいたま国際マラソン2017 招待選手

招待選手は、海外から6選手。国内から2選手。

海外の招待選手は、世界陸上2017の4位で、前回優勝したケニアのチェイエチ・ダニエル選手など6人。

続いて国内の招待選手について紹介します。

岩出玲亜選手(22才)は、昨年の名古屋ウィメンズマラソンで5位の成績を残し、今シーズンに所属先をドームに変えました。

もう一人はTEAM R×Lの吉田香織選手(36才)。2015第1回さいたま国際マラソンにも出場して2位の好成績でした。

■国内招待選手がわずか2人な理由

さいたま国際マラソンは、2018年のアジア大会の代表選考会を兼ねる以外にも、順位とタイムをクリアすれば2020東京五輪代表を決めるグランドチャンピオンレース出場権を得ることができます。
しかも、1月の大阪国際マラソンや3月の名古屋マラソンよりも設定タイムが1分遅いので、選手はタイムを出しやすいです。

なのに出場選手が2人と寂しい理由は、2週間後の11月26日に「全日本実業団対抗女子駅伝」が控えているからです。実業団は、自社の宣伝に効果的な駅伝を重視する傾向があるからです。

日本陸連の瀬古利彦マラソン強化プロジェクトリーダーも「寂しい限り…。駅伝よりマラソン選手を作ってほしいとずっと言ってるんだけど、変わらない」と愚痴をこぼしています。

■さいたま国際マラソン2017 芸能人

2015年は女性芸能人最速ランナーの西谷綾子さんが出場。

2016年の芸能人は
・鈴木崇広アナ
・手島千尋アナ
・文化放送の斉藤一美さん
が参加していました。

しかし2017年は、女性歌手のchayさんが8kmの部に出場します。chayさんは「さいたま国際マラソン2017」のポスタービジュアルの女性ランナーであり、中学・高校は陸上部でした。日テレの生中継応援ソング「あともう少し」も歌っています。

chayさんのコメントを紹介します。「この度さいたま国際マラソンで「8kmの部」に挑戦することになりました。中学高校の頃に元陸上部だった経験を生かし練習を重ねて挑みます。8kmではありますが走ることで少しでもランナーの皆さんの気持ちに寄り添うことが出来たらと思います。（続く） pic.twitter.com/a138W8AZOj

— さいたま国際マラソン (@info_saitamaM) 2017年11月1日

また、埼玉県庁の公務員ランナー・川内優輝さんが大会サポーターとして参加しています。

前日11日(土)14:00からは高橋尚子さん、赤羽有紀子さん、川内優輝さんらがトークショーを行い、注目選手やコースの攻略法などを解説してくれます。
場所は、さいたまスーパーアリーナに隣接するけやき広場の特設イベントステージにて。よかったら足を運んでみては。

■芸能人ではないですが

芸能人ではないですが、こんな面白そうな人も参加しています。

・仮装ランナーのさといもさん（仮装ランナーラン歴10年）

今日はプライベートハロウィン🎃

露出しようと思ったけど寒いから女豹たん。 pic.twitter.com/HBXXi6DpBK

— さといも＠11/12さいたま国際マラソン (@unlimited_run3) 2017年10月29日