_
AC/DCのギター担当、マルコムヤングが死去しました。ロック界のレジェンドがまた1人天に召されました。まだ64才という若さでした。
マルコムヤングが若くして死去した死因はなんでしょう?61才の時に認知症を患っていたので、認知症が死因に関係していそうです。
AC/DCは最近なら映画「バトルシップ」の挿入歌「Thunderstruck」が印象的でした。PVでマルコムヤングは愛用のグレッチのギターを弾いてますね。
目次
■ACDCとマルコムヤング
AC/DCはオーストラリア出身の世界的ロックバンドです。ローリング・ストーン誌にも実力を認められ、歴史上最も偉大な100組にも選ばれています。
バンド名「AC/DC」はちょっと変わった名前ですが、その由来は電化製品の裏に記載された交直両用を意味するAC/DCだといいます。ヤング兄弟が大音量で演奏していたのを、姉がうるさがって名付けたからだとか。
マルコムヤングはイギリスのスコットランド生まれ。その後、家族でオーストラリアに移住しました。
1973年20才の時にマルコムヤングは弟のアンガスヤングと他2名と一緒にAC/DCを結成しました。ちなみ兄弟には兄ジョージがいて、AC/DCのプロデュースを手掛けていました。
AC/DCで目立つのはブレザーと半ズボンの弟アンガスヤングですが、マルコムヤングも世界中のギタリスト、ロックファンに影響を与えている偉大なギタリストの1人です。強靭なリフは右に出るものはいません。
■弟アンガスヤングのコメント
AC/DC はバンドの創設者でギタリスト Malcolm Youngが亡くなったことを明かしました…華である弟 Angusを支え続けた名バイプレーヤー。Angusは「僕の人生にとって彼の存在は言葉では表現し難いね。ユニークで特別な絆が存在したんだよ。」と語っています。R.I.P. pic.twitter.com/NjdPz8El6d
— sin Хентай (@Sin23Ou) 2017年11月18日
■マルコムヤング 死因は認知症?
マルコムヤングは2014年61才の時に認知症を患っていると発表され、ファンは衝撃を受けました。
認知症は日本でも誰もが聞いたことのある病気です。
記憶が少しずつ失われ、最後には別人格かと思えるほど人間を変えてしまう、地味ですが恐ろしい病気です。
脳に障害をもたすこの病気は、家族の名前や顔まで忘れ、怒りっぽくなったり、徘徊したり、日常生活も困難になります。認知症の介護で苦しむ家族は日本でも多いです。一所懸命介護しても、心身とも変わっていってしまいます。
認知症は4つの進行過程があります。
1.発病期
↓
2.精神症状多出期
↓
3.身体症状合併期
↓
4.終末期
終末期には、歩くことさえ困難になり、ほぼ寝たきり状態となります。トイレも食事も1人ではできません。
食事も取れなくなり衰弱し、呼吸器系の感染症を起こしやすくなり、咳や痰が絡みやすくなります。そうして脱水や衰弱が進み死去することになります。
認知症で亡くなる死因は、肺炎、突然死、事故死、衰弱、心不全・腎不全などがあります。マルコムヤングもきっとこのうちいずれかでしょう。
AC/DCからのコメント
今日、非常に深い悲しみとともにマルコム・ヤングが亡くなったことをお伝えします。
マルコムはアンガスを初めとしたAC/DCのメンバーや結成メンバーに囲まれて、バンドを前進させていくその関わりや献身さを讃えられて亡くなりました。
彼は常に自分の信念を保ち続け、本当に求めていることを語りました。
彼は自分が乗り出したすべてのことに誇りを持っていました。
彼のファンへの忠誠心は最高のものでした。
兄として彼が私の人生において担った役割は言葉で表現できるものではありません。
私たちが持っていた絆は唯一無二で特別なものでした。彼は永遠に残る遺産を遺してくれたのです。
マルコム、素晴らしい仕事だった
引用:https://nme-jp.com/news/46534/
家族からのコメント
「深い悲しみとともに愛すべき夫で、父親で、祖父で、兄弟だったマルコム・ヤングが亡くなったことをお伝えします。マルコム・ヤングは痴呆症をここ数年患っており、日曜日に家族に囲まれて穏やかに亡くなりました」
「彼の音楽的な優れた能力は認められており、マルコムはソングライターとして、パフォーマーとして、プロデューサーとして、素晴らしい才能として多くの人に影響を与えてきました。彼は最初から何をやりたいのかを知っていて、弟と共に、世界中のライヴのステージに立ってきました。ファンにはそれ以下のことはできなかったのです」
「多くの支援と心からの追悼には感謝しつつ、この傷ついた悲しみの期間はプライバシーに御配慮いただければと思います」
引用:https://nme-jp.com/news/46534/
■マルコムヤング ギターはグレッチ
マルコムヤングが愛用したメインギターは、グレッチのジェット・ファイアーバードでした。
ちなみに、アンプはロックギター王道のマーシャルで、1959 SLP plexi 100Wです。
マルコムヤングが一番好きなギタリストだったという人も多いです。
ご冥福を心からお祈りします。
この記事へのコメントはありません。