_
2018年台風12号(ジョンダリ)が発生中でので、最新進路予想図(気象庁・米軍・ヨーロッパ)を紹介します。
7~10月は台風シーズンです。台風は暴風域を伴い、大雨や暴風を引き起こし、直撃を受けなくても付近では湿った空気の影響で激しい雨が降りやすくなる恐れがあるので大雨被害などに注意です。
そして今回の2018年台風10号(ジョンダリ)の最新進路予想図では、どうやら東日本・関東直撃コースっぽいです。台風の被害予想が気になります。
西日本豪雨など2018年は災害の多い1年になりそうです。夏は異常気象のオンパレードで、もはや何がおきても不思議ではない状態。猛暑も困りますが台風も困ります。
目次
■2018年台風12号(ジョンダリ)発生!
2018年台風12号は、7月25日(水)深夜3時に日本の南の太平洋上で発生。
7月26日(木)15時現在は
中心気圧:980ヘクトパスカル
中心付近最大風速:30m
最大瞬間風速:45m
沖ノ鳥島近海にあり、時速15kmのゆっくりなスピードで、日本に向かって北上しています。
■2018年台風12号(ジョンダリ) 最新進路予想時図(気象庁)
時速15kmでほとんど停滞し、暴風域を伴いながらゆっくり北上。
ぐいっとカーブして日本を襲うひねくれた曲がり方をしている、迷惑な台風です。動きが遅いからもう少し発達しそうな感じです。
土曜日に東日本に上陸して被害をもたらし、その後は北陸から日本海へ抜ける進路予想です。
■2018年台風12号(ジョンダリ)最新進路予想時図 米軍とヨーロッパは?
JTWC(アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター)の最新進路予想図をみると、えげつなくカーブして進み7月28日(土)15時には関東を最接近しています。
■米軍の表記の見方
アメリカ時間は日本と9時間の時差です
(日本時間=+9時間)
例:表記28/06Z = 日本時間7月28日15時
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の最新進路予想図も、JTWCと比較して同じような進路となってます。
■2018年台風12号の名前「ジョンダリ」の意味は?
アンピル(Ampil)は、北朝鮮で「ひばり」を意味してます。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)で事前に140個決められていて、台風が発生するごとに順番につけられます。
ちなみに次の台風11号の名前は「サンサン(Shanshan)」で、香港の少女の名前です。
■2018年台風12号(ジョンダリ)の被害予想は?
■週末に関東・東海を直撃?
進路予想通りだと、東日本(関東・東海)を直撃するコースで、雨や風が強まる危険があります。
東京では週末のイベント
7月28日(土)隅田川花火大会は
7月28日(土)立川国営昭和記念花火大会
7月28日(土)八王子花火大会
などがありますが、お金より命が大事ですから中止したほうが良さそうです。
新潟の苗場スキー場では音楽の祭典「フジロック2018」が27日から3日間開催されますが、ロックだから強行開催でしょうか。
中止にすると金銭的損害があるのでしょうが、西日本豪雨被害に比べたら大したことではないでしょう。
■ゲリラ豪雨に注意!
26日(木)午後から27日(金)にかけては、東日本や西日本で局地的に雷をともなった激しい雨に注意です。
28日(土)にかけて東海地方や紀伊半島南部は、激しい雨になる恐れがあります。
■東日本を直撃後は?
その後は、北陸から日本海へ抜ける予想です。豪雨被害の地域では無いのがせめてもの救いです。
■涼しくなるのは一瞬だけ
現在、猛暑が収まってますが、これは一瞬だけ。
気温が下がるの代償に台風がやってきて、その後、週明け以降は再び気温があがって猛暑になる場所もあります。
台風が去った後の蒸し暑さはいつものことで、こまめな水分・塩分補給、休憩するなどの熱中症対策は必要です。
■台風の対策
台風や大雨のニュースを知ったら、興味があっても危険な場所には近づかないようにしましょう。
川の氾濫や土砂災害などの災害は、突然一気に起こるので避難が遅れると命にかかわるからです。
■台風が時の家の対策
・家の周りの点検を行う
・窓や雨戸の補強
・床上浸水対策
・ライフラインの断絶対策
■日頃から避難する時のために
・非常用持ち出し品の点検
・ハザードマップで危険箇所をチェック
・避難場所をチェック
■非難するときは
・避難前に必ず火の始末
・持ち物は最小限にして両手を自由に
・危険だから忘れ物は取りに戻らない
この記事へのコメントはありません。