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「世界ソフトボール選手権大会2018」で世界一と2020東京五輪出場を目指す日本代表女子メンバーたちの名前と画像・プロフィールを紹介します。
「世界ソフトボール選手権大会」とは、2006年までは4年に1度、2010年から2年に1度の開催となった世界最高峰のソフトボールの世界大会。今回20年ぶりに日本開催となり会場は千葉。宿敵アメリカを含む16の出場国が世界一を決めるだけでなく、優勝チームは2020東京五輪出場国も決まる五輪予選も兼ねてます。
2008年の感動の北京五輪金メダルから10年たち、日本代表女子メンバーの名前を見ると、絶対的エース上野由岐子(36才)を中心に、美しき天才バッター長崎望未(26才)など東京五輪世代の新戦力を加え、2大会ぶり世界一を狙います。
2008北京五輪で金メダルに輝いたとき日本中がソフトボールブームにわきましたが、その後五輪競技から外され世間の熱も冷めてしまいました。しかし2016年に五輪復帰が決まり、日本代表女子メンバーたは「止まっていた時計がやっと動き出した」と燃えています。
目次
■世界ソフトボール選手権大会2018■日本代表女子メンバーの名前と画像
世界一と2020五輪出場を目指す選手たち!
■メンバー一覧(名前と画像)
■日本代表選手一覧※チーム構成
選手17名、オフィシャル9名(ヘッドコーチほか) 計26名
■投手4名 メンバーと名前
● 17 上野由岐子(36才)
生年月日:1982.7.22
出身地:福岡
出身校:福岡大附属若葉高
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
【世界最強エース】10年前の2008北京五輪で3試合で1人で投げ抜き金メダルに導いた、現在も現役で絶対エースのレジェンド。
● 18 勝股美咲(18才)
生年月日:1999.10.12
出身地:岐阜
出身校:多治見西高
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
【上野が認めた怪物18才】最速110kmの直球と浮き上がるライズボールが武器。これからが楽しみな18才。今回初めて世界ソフトボール出場を果たした。上野由岐子2世の呼び声も高く2020東京五輪でエースを目指す。
● 15 濱村ゆかり(23才)
生年月日:1995.6.23
出身地:千葉
出身校:木更津総合高(千葉)
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
最大の武器は火の玉ストレート。2年前に初出場した世界ソフトボール2016では3勝をあげたが、先発した決勝でアメリカに破れ悔しい想いをした。今回地元・千葉県での開催でアメリカに勝ち金メダルを目指す。
● 16 藤田倭(27才)
生年月日:1990.12.18
出身地:長崎
出身校:佐賀女子短期大付属佐賀女子高
所属:太陽誘電(群馬)
【ソフト界の大谷翔平】2016日本リーグでは最多勝投手&本塁打王・打点王という、前人未到の投打三冠を達成した、驚異の二刀流。その年のソフトボール世界選手権ではケガで欠場の上野に代わり日本のエースとして登板した。豪快に投げる一方で、プライベートではジェットコースターが苦手。
■捕手2名 メンバーと名前
● 25 我妻悠香(23才)
生年月日:1994.12.18
出身地:埼玉
出身校:星野高(埼玉)
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
強肩が自慢の日本代表の頭脳。所属チームでもバッテリーを組む上野からは大きく期待され、上野ケガから復活後、チームを2年ぶりの日本リーグ優勝に導いた。しかし我妻自身はまだシニアでは世界一の経験がないので、今回金メダルを獲得することが一番の成長に繋がる。
● 28 山内早織(18才)
生年月日:1999.9.3
出身地:山口
出身校:清水ヶ丘高(広島)
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
勝股美咲と同学年の18歳
キャッチャー経験は浅いが、自慢の強肩と打撃センスで計り知れない潜在能力の持ち主。今年高校を卒業したばかりの次世代スラッガーに注目。
■内野手6名 メンバーと名前
● 12 渥美万奈(29才)
生年月日:1989.6.15
出身地:静岡
出身校:常葉学園菊川高(静岡)
所属:トヨタ自動車(愛知)
【華麗なる守備職人】トヨタのリーグ制覇5度に貢献した守備の要。2016世界ソフトボールでは宿敵アメリカ相手にホームランを放ったバッティングセンスも光る。
● 4 市口侑果(26才)
生年月日:1992.7.3
出身地:大阪
出身校:木更津総合高(千葉)
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
【走攻守三拍子揃った安打製造機】どんな時も冷静で落ち着いて行動できるタイプ。
● 10 川畑瞳
生年月日:1996.5.1
出身地:鹿児島
出身校:神村学園高等部(鹿児島)
所属:デンソー(愛知)
【全力フルスイングが持ち味】
● 19 洲鎌夏子(28才)
生年月日:1989.8.4
出身地:沖縄
出身校:知念高(沖縄)➝IPU・環太平洋大
所属:豊田自動織機(愛知)
身長159cmと小柄で、性格も大人しいが、打席に立つとパワーヒッターに変身する。2016世界ソフトボールでは打率.409を記録した。今回、2020東京五輪の金メダルを見据えて、長打を狙える打撃フォームに改造した。
● 14 内藤実穂(24才)
生年月日:1994.4.26
出身地:大阪
出身校:佐賀女子高校
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
2017日本リーグで「ソフト界の大谷翔平」藤田倭からホームランを打って日本代表入り、今回初めての大舞台。
● 5 山本優
生年月日:1988.8.20
出身地:北海道
出身校:当別高(北海道)
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
【不動の4番!日本最強スラッガー】2017日米対抗戦では最終回で逆転サヨナラ満塁ホームランを放つなど、アメリカ相手に大事な場面でホームランを打つ勝負強さがある。ホームスチールなど足も速く、三塁手として守備も上手い。
■外野手5名 メンバーと名前
● 9 河野美里(33才)
生年月日:1985.4.18
出身地:静岡
出身校:飛龍高(静岡)
所属:太陽誘電(群馬)
【世界ソフトボール5大会連続出場】走攻守3拍子揃ったベテランで、チームのムードメーカー。今回が人生最後の世界選手権になると思われ、10年前に北京五輪で選考に落選し果たせなかった「五輪出場」の夢を今度こそ叶えるべく、今回世界一を目指す。
● 7 大工谷真波(26才)
生年月日:1991.10.28
出身地:大阪
出身校:門前高(石川)
所属:ビックカメラ高崎(群馬)
身体能力が高い、強肩のパワフルな右バッター。2015年に日本代表入りしたが 翌年に左ヒザに大怪我を負い、リハビリを経て今回日本代表に復活した。初めての世界ソフトボールでの活躍に注目。
● 1 長崎望未(26才)
生年月日:1992.6.19
出身地:愛媛
出身校:京都西山高
所属:トヨタ自動車(愛知)
【美しき天才バッター】高卒1年でいきなり日本リーグの本塁打王と打点王に輝き、ベストナイン・新人賞に選ばれた天才。幼い頃から男子のなか4番を打ったが、それは才能だけでなく誰よりストイックに努力した賜物。シングルマザーの母親や支えてくれる人たちに恩返しするため世界一を目指す。
● 2 山崎早紀(26才)
生年月日:1991.11.12
出身地:静岡
出身校:常葉学園菊川高(静岡)
所属:トヨタ自動車
【日本打線のキーマン】宇津木麗華監督が「アメリカの左投手を打ち崩すために召集した」と語ったほど。
● 11 山田恵里(34才)
生年月日:1984.3.8
出身地:神奈川
出身校:厚木商業高(神奈川)
所属:日立(神奈川)
【ソフト界のイチロー】優れたバッティングセンスを持つ打のレジェンド。2008北京五輪では決勝でホームランを打ち初金メダルに貢献。世界ソフトボールでは2012年に42年ぶり金メダル、2014での連覇達成にも貢献した。
現在34才のベテランになってもイチローが取り入れている初動負荷トレーニングを実践するなどストイック。
2014年、世界ソフトボール直前に急死した父の命日が、東京五輪の開幕日7月24日なのは運命としかいいようがない。
■世界ソフトボール選手権大会2018■日本代表女子 監督
【いざ、世界選手権へ!】
7月24日(火)に発売のソフトボール・マガジン9月号は『世界選手権直前特集』。東京五輪の前哨戦と言われるこの大会で、女子日本代表はどのような戦いを見せてくれるでしょうか。6月末、北海道合宿中の宇津木麗華監督にお話をうかがいました。#宇津木麗華#世界ソフト pic.twitter.com/Zr2EUkQJCL
— ソフトボール・マガジン(毎月24日発売) (@softballmag) 2018年7月23日
名前:宇津木 麗華(うつぎ れいか)
出身地:中国の北京
生年月日:1963年6月1日
年齢:現在55才
所属:ビックカメラ高崎
職業:ソフトボール監督
1995年に日本に帰化し、2000シドニー五輪で3連続本塁打を放ち銀メダルに貢献。
2004アテネ五輪では、当時22才の上野由岐子選手とともに主砲として活躍。その後現役を引退し、監督業に。2008北京五輪で日本代表はついに金メダルを獲得。
世界ソフトボールでは、2012年2014年と2連覇しましたが、2016年にアメリカに敗れ銀メダルに終わりました。今回、2大会ぶりの優勝を目指します。
そんな宇津木麗華監督が言う今回のキーマンは3人。
「2番目のピッチャーの藤田。打撃もいいし、五輪はベンチ入りは15人なので、どれくらいそういう選手が出てくるか
野手では山本。4番としてこの2年ものすごくいい働きをしてきたので、どのくらいチームを引っ張ってくれるか
また、投手では勝股。これからの日本を背負う上で、エースとして働いてくれるような投球ができるか、見ていきたい」
引用:スポニチ
■世界ソフトボール選手権大会2018■日本代表女子 テレビ放送予定
「世界ソフトボール選手権大会2018」はテレビ東京で地上波テレビ放送されます。中継宣伝課長が芸人ビビる大木さん、中継スペシャルコメンテーターが元巨人の中心打者・中畑清さんとなってます。
■「世界ソフトボール選手権大会2018」 日本代表女子 テレビ放送予定 日程:2018年8月2日(木)~12日(日) 試合形式: ■予選リーグ■ 8月2日(木) 19:58~21:48 日本vsイタリア ■決勝トーナメント&順位決定戦■ 8月10日(金) 18:59~20:54 準々決勝 or 敗者復活1回戦 |
■世界ソフトボール選手権大会2018■女子 出場国
■開催国
● 日本
■アフリカ(2チーム)
● ボツワナ
● 南アフリカ
■アジア(3チーム)
● チャイニーズ・タイペイ
● 中国
● フィリピン
■ヨーロッパ(3チーム)
● イギリス
● イタリア
● オランダ
■北中南米(5チーム)
● アメリカ【宿命のライバル】
かつては五輪3連覇・世界ソフト7連覇。現在も世界ランク1位に君臨する最強軍団。世界最速左腕モニカ・アボットを擁する。
● カナダ
● プエルトリコ
● ベネズエラ
● メキシコ
■オセアニア(2チーム)
● オーストラリア
● ニュージーランド
■歴代優勝国
アメリカ:10回
日本:3回
オーストラリア:1回
ニュージーランド:1回
アメリカがダントツです。
■日本代表の過去の成績
金メダル:1970年・2012年・2014年
銀メダル:1974年・2002年・2006年・2010年・2016年
銅メダル:1965年・1998年
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