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王者・田中恒成選手(22才)vsタイの挑戦者パランポン・CPフレッシュマート選手による「WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ」が開催されるので、両選手の戦績と試合結果に迫ります。テレビ中継もされますがテレビ放送時間は何時でしょう?
田中恒成選手は、日本ボクシング界の最速記録男といわれ、日本史上最短の「プロ5戦目で世界王者」、8戦目で2階級制覇という戦績を残した逸材。ついに全国デビューを果たし新たな伝説へ。
対戦相手のパランポンの戦績は31戦24勝(10KO)7敗で現在14連勝中という強敵。しかし田中恒成選手には圧倒的なスピードと、強烈な右ストレートという最強武器があります。果たしてどんな試合結果になるのか?田中恒成選手のKO勝利に期待。
試合会場では、田中恒成選手が次戦に見据えるWBA王者・田口良一選手の姿も。パランポンに勝利して大みそか統一戦を実現してほしいものです。
目次
■田中恒成vsパランポン テレビ放送 テレビ中継 関西 TBS
■試合時間とテレビ放送・中継(TBS)
2017年9月13日(水)19:56~21:57 完全生中継!
■試合会場
試合会場:エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)
会場住所:大阪市浪速区難波中3-4-36
最寄り駅:地下鉄「なんば駅」徒歩5分
■田中恒成vsパランポン 見どころ
パランポン戦は、日本最速2階級王者・田中恒成選手の「WBO世界L.フライ級王座」2度目の防衛戦となります。
最速で記録を更新してきた男が、10戦目で全国デビューし、最強王者を証明できるか見どころ。
田中恒成選手の最大の武器は「スピード」です。素早いステップワークで相手との間合いを詰めて、素早く鋭いパンチで倒してきました。
■見据える先は田口良一
田中恒成選手がパランポン戦の先に見据えているのは「WBA世界ライトフライ級」王者の田口良一選手との、大みそか王座統一戦です。
田中恒成選手と田口良一選手はどちらもライトフライ級最強のボクサー。ただ勝敗予想では、田中恒成選手のほうがラッシュの凄さで上回り勝利するのではないかと。
田口良一選手はワタナベジム所属ですが、綺麗で素直なボクシングスタイルは、駆け引きや心理戦などズルさがなく動きを読まれる可能性も指摘されています。
田口良一選手に勝ったら、さらに階級を上げて世界最速での「3階級制覇」に挑戦も。
■田中恒成 プロフィールと戦績(画像)
名前:田中恒成(たなかこうせい)
生年月日:1995年6月15日
出身:岐阜県多治見市
高校時代に4冠
現在は中京大学4年生
元OPBF東洋太平洋ミニマム級王者
元WBO世界ミニマム級王者(防衛1)
WBO世界L.フライ級王者(防衛1)
●高校4冠
田中恒成選手がボクシングを始めたのは小学5年生の時。空手の打撃強化のためでした。
中京高校時代、1年生で国体ライトフライ級で優勝。さらにインターハイ、国体2連覇、選抜大会と4冠を達成。世界ユース選手権でも8強入り、アジアユース選手権では準優勝しました。
●ミニマム級王座獲得
中京高校3年生の時にプロデビューし「中京の怪物伝説」がスタート。
デビュー戦で世界ランカーからダウンを奪い圧倒し判定勝ち。
プロ入りわずか4戦目で「東洋太平洋ミニマム級」王者の原隆二選手に挑戦し、9Rでダウン寸前まで追い込んで10RでTKO勝ち。
井上尚弥選手の5戦目を上回り、日本最速で王座獲得に成功。
続く5戦目19才で「WBO世界ミニマム級」王者の世界1位フリアン・イエドラスに挑戦し、判定勝ちして王座獲得に成功。
井岡一翔選手の7戦目、井上尚弥の6戦目を上回る日本最速記録となりました。
●ライトフライ級王座獲得
プロ8戦目で階級をひとつ上のライトフライ級に上げて「WBO世界ライトフライ級」王者で元二階級制覇のモイセス・フエンテスに挑戦。スピードで圧倒し、相手に何もさせないままTKO勝ち。
井上尚弥選手と同じ日本最速2階級制覇に成功しました。
●ライトフライ級王座 初防衛
2017年5月20日
初防衛戦の相手は、16戦全KO最強挑戦者アンヘル・アコスタ。接近戦でやりあい5Rでダウンを奪い、大差をつけた判定勝ちで、初防衛に成功したのでした。
■戦績:9戦9勝(5KO)無敗
■ミニマム級の戦績
●2013年11月10日 判定勝ち
vsオスカー・レクナファ(インドネシア)
●2014年3月16日 判定勝ち
vsロネル・フェレーラス(フィリピン)
●2014年7月20日 1RKO
vsクリソン・オマヤオ(フィリピン)
●2014年10月30日 10RTKO
【OPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ】
vs原 隆二
※プロ4戦目で東洋太平洋王座を獲得
●2015年5月30日 判定勝ち
【WBO世界ミニマム級王座決定戦】
vsフリアン・イエドラス(メキシコ)
※19才で王座獲得
●2015年12月31日 6RKO
【WBO世界ミニマム級タイトルマッチ】防衛戦
vsビック・サルダール(フィリピン)
●2016年5月28日 6RKO
vsレネ・パティラノ(フィリピン)
■ライトフライ級の戦績
●2016年12月31日 5RTKO
【WBO世界L.フライ級王座決定戦】
vsモイセス・フエンテス(メキシコ)
階級を1つ上げて王座獲得
●2017年5月20日 判定勝ち
【WBO世界L.フライ級タイトルマッチ】防衛戦
vsアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)
■パランポン プロフィールと戦績(画像)
名前:パランポン・CPフレッシュマート
生年月日:1985年7月8日
出身国:タイ
ランキング:WBO世界ライトフライ級13位
防衛:WBAアジア王座4度防衛
田中恒成選手、2度目の防衛の対戦相手は31戦24勝(10KO)7敗の戦績を誇り、現在14連勝中で勢いに乗っているパランポン・CPフレッシュマート。WBAアジア王座を4度防衛している強敵です。
■戦績:31戦24勝(10KO)7敗
WBO世界L.フライ級13位
WBA同級7位、WBC同級12位
WBAアジアL.フライ級王者(防衛4)
■田中恒成vsパランポン 2017年9月13日試合結果
1R 田中恒成ダウンを喫する
2R
3R
4R
5R
6R
7R
8R
9R 田中恒成が右ストレートでダウンを奪った その後ラッシュでTKO勝ち!
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