【必殺仕事人2019】キャストとあらすじネタバレ。伊藤健太郎が悪役に利用される

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「必殺仕事人2019」は「晴らせぬ恨み晴らします」でお馴染みの「必殺仕事人シリーズ」の最新版。1979年5月18日の初回放送から続く人気シリーズです。

2019の見どころは、伊藤健太郎さん演じる物々交換の才能ある青年・弥吉。その弥吉の婚約者おたねの母を殺した黒幕はいったい誰なのか?

そして、伊藤健太郎さん演じる弥吉の商売をバックアップする商人役に西田敏行さんが演じますが、表の顔は善人だが裏の顔は極悪人という超悪役。もう黒幕が誰なのか予告CMでネタバレしてるようなものですが。

キャスト・あらすじ・ネタバレに迫るので、ドラマ「必殺仕事人2019」に興味がある人は参考になったら幸いです。

※結末ネタバレは放送を見て更新
 
 

 
 

■SPドラマ「必殺仕事人2019」放送予定日と主題歌


番組名:スペシャルドラマ 必殺仕事人2019
放送日:2019年3月10日(日)21:00~23:05
放送局:テレビ朝日

主題歌:The SHIGOTONIN「鏡花水月」(ジャニーズ)

■SPドラマ「必殺仕事人2019」キャスト 伊藤健太郎に悪役の陰謀が迫る!松井玲奈は武家の娘


■仕事人
● 渡辺小五郎(東山紀之)
 勤務する本町奉行所では怠け者扱い
● 絵師・経師屋の涼次(松岡昌宏)
 食道楽で女好きで情にもろい
● リュウ(知念侑李)
 2014からの新メンバー
● 瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)
 風来坊で博打好きの女好き
● 花御殿のお菊(和久井映見)
 仕事の請け負い役でまとめ役

■本町奉行所
● 小五郎の上司:増村倫太郎(生瀬勝久)
 長いものには巻かれる主義
● 小五郎の新相棒:住之江彦左衛門(松尾諭)
 真面目すぎて冗談が通じない

■渡辺小五郎の家族
● 嫁:渡辺ふく(中越典子)
● 亡き義母の妹:綾小路てん(キムラ緑子)

■今回の事件関係者

● 弥吉(伊藤健太郎)
油問屋で働きながら、住民たちの不要品を引き取って他の人との物々交換の「橋渡し役」をボランティアで行っている
● 金次郎(袴田吉彦)
弥吉を小バカにする同僚
● 弥吉の許嫁おたね(飯豊まりえ)
病気の母親と暮らす長屋がヤクザ者に買い取られて強引に破壊され、騒ぎに巻き込まれた母親が殺されてしまう。
● 町医者の須賀連暁(河相我聞)
病院を手伝うおたねを実の娘のように可愛がる


● 大商人の蘇我屋忠兵衛(近藤芳正)
ヤクザ者たちを使い、おたね母娘が暮らす長屋を破壊した悪役の黒幕?
● 大商人の上総屋清右ヱ門(西田敏行)
表の顔は善人だが、裏は超悪人。江戸中の大店や金持ちと繋がりを持ち、老中の諏訪守忠悦にもコネがある。弥吉の物々交換の才能を見抜き、後見人となり商売をバックアップするが・・・
● 老中の諏訪守忠悦(林家正蔵)
上総屋清右ヱ門と繋がっている
● 雉子島ほのか(松井玲奈)
将軍の遠縁にあたる武家の娘。清右ヱ門の紹介で弥吉と出会う。

 
 

 
 

■SPドラマ「必殺仕事人2019」あらすじ


江戸の街でリサイクルのボランティア?物々交換の橋渡しに励む青年に陰謀が迫る!

■物々交換の橋渡しに励む青年
渡辺小五郎(東山紀之)の家では、義母のこう(野際陽子)が亡くなって以来、妻のふく(中越典子)が失意の日々を送っていた。
妻の身を案じた小五郎は、同僚の同心・住之江彦左衛門(松尾諭)のすすめで義母の遺品整理を決める。
渡辺家にやってきたのは弥吉(伊藤健太郎)という爽やかな青年。
油問屋で手代として働くかたわら、人々の不要な品物を引き取っては、他の人の品物と交換する「橋渡し役」をしているという。

■橋渡しはボランティア
持ち前の顔の広さで、経師屋の涼次(松岡昌宏)やお菊(和久井映見)とも付き合いのある弥吉だが、交換の橋渡しはすべて無償でおこなっているという。
人と人をつなぐために汗をかく弥吉は、まさに絵に描いたような善人だ。
商人の蘇我屋忠兵衛(近藤芳正)と上総屋清右ヱ門(西田敏行)から、交換の手間賃を受け取って商売にしろと誘いを受けても、きっぱり断った。

■許嫁の母が殺されるが黒幕お咎めなし
そんな弥吉には将来を約束した許嫁のおたね(飯豊まりえ)がいる。
病に伏せるおたねの母を見舞った弥吉は、近い将来おたねと祝言を上げたいと申し出た。
ところが、母娘が暮らす長屋がヤクザ者に買い取られて強引に破壊されてしまう。
騒乱に巻き込まれ、おたねの母も殺されてしまった。
おたねの手を引いて逃げのびた弥吉は、商人の蘇我屋忠兵衛が黒幕だと知り、町奉行所に訴え出る。
しかし、与力の増村倫太郎(生瀬勝久)は上からの圧力を受けて捜査に踏み出さない。

■何かウラがある
晴らせぬ恨みを抱えたおたねは、リュウ(知念侑李)と瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)から三番筋の存在を聞かされる。
そこで弥吉は物々交換の手間賃をもらうことを決意し、集めた銭を頼み賃に「仕事」を依頼した。
頼みを聞き入れ、的を次々と仕留めていく仕事人たち。
蘇我屋忠兵衛を斬り捨てた小五郎だが、なぜか釈然としない。

この一件の背後には何かウラがある……。

■驚くべき陰謀
一方、おたねを幸せにしたい一心の弥吉は、上総屋清右ヱ門のすすめで物々交換を正式に商売にしようと決める。
老中の諏訪守忠悦(林家正蔵)ともコネクションを持つ清右ヱ門が後見人となったこともあり、弥吉の商売はあれよあれよという間に軌道に乗り、大金が舞い込んでくる。
しかし、その背後には驚くべき陰謀が蠢いていたのだった……。

引用:https://www.asahi.co.jp/hissatsu2019/story/

■SPドラマ「必殺仕事人2019」ネタバレ 結末は?


あらすじと予告動画ですでにネタバレしてる感じがありますが、本当の黒幕は西田敏行さん演じる上総屋清右ヱ門が悪役のボスで決まりでしょう。

弥吉の商売の才能を利用して、老中とともに金儲けするのが目的。弥吉は気付いたときには弱みを握られ抜け出せない「金のある地獄」に陥っている。さらに弥吉は松井玲奈さん演じる武家の娘との結婚も迫られる・・・それに気づいた仕事人たちが成敗するという結末だとネタバレ予想しますが

※結末ネタバレは放送を見て更新

あらすじの続き

上総屋清右ヱ門は老中の諏訪守忠悦にワイロを渡し、弥吉が橋渡しした商品がまがいものだとクレームをつけ、上総屋清右ヱ門が話をつける代わりに弥吉は言いなりになった。

弥吉は上総屋清右ヱ門の命令で、せっかく立て直し中だった長屋を買い取った。弥吉は住人たちに無償で済む場所を提供する約束をしたが、上総屋清右ヱ門手配のヤクザものが住民をころした。

弥吉は苦しくなったと言って、おたねと2人で死のうとする。おたねを刺したあと自分も腹を刺すが、弥吉は着物の中に板を隠していて生きていた。

上総屋清右ヱ門は将軍の遠縁にあたる武家の娘ほのかと弥吉を結婚させようとする。

一方おたねは、通りがかった町医者の須賀連暁に手当され命を救われた。

おたねは恨みを晴らすよう必殺仕事人に頼んだ。

ほのかと弥吉の結婚式。必殺仕事人たちが悪党を殺していく。弥吉もリュウが殺した。

 
 



ドラマ【回帰】ネタバレ。今野敏の原作小説の犯人と結末に衝撃!国際テロに内藤剛志が挑む

今野敏ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」が12月14日(金)にテレビ東京で放送されるので、キャストとあらすじ・予告動画、原作小説を読んだので犯人と結末をネタバレします。

「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」の原作は、今野敏さんによる樋口顕シリーズ。内藤剛志さん主演の2年ぶりテレビドラマ化です。

大学付近で爆破事件が発生。爆発物から国際テロとみられるなか、元刑事でテログループに入ったと噂のある因幡芳治(尾美としのり)に犯人の疑いが浮上。果たして犯人は警察元同僚の因幡なのか?結末は?

キャスト・あらすじ、原作小説を読んで犯人と結末をネタバレするので、ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」に興味のある人参考になればと思います。
 
 

 
 

●今野敏ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」キャスト


■「回帰」キャスト


■転落死事件

● 隅田川に転落死:坂本祐介(佐藤幾優)
 食品輸入会社経営、

■大学付近で車の爆破事件

● 樋口の娘・照美(逢沢りな)
 巻き込まれ軽傷を負う
● レストランシェフ市川雄作(志賀廣太郎)
 食材の中から爆破の証拠を見つける。

■犯人?

● 因幡芳治(尾美としのり)
国際テロ組織のメンバーという噂もある元刑事

■イラン大使館に勤務

● 牧田詠子(黒谷 友香)
中東情勢のスペシャリスト

■警視庁刑事部捜査一課 強行犯第3係

● 樋口顕(内藤剛志)
● 管理官:天童隆一(榎木孝明)
● 藤本由美(片山萌美)

■公安部

● 管理官:梅田正之(嶋田久作)
 捜査の主導権を握ろうとする
● 柳瀬泰彦(宇梶剛士)
 因幡を疑い樋口と意見が対立する

■生活安全部少年事件課

● 氏家譲(佐野史郎)

●今野敏ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」あらすじ


隅田川に転落死した坂本祐介(佐藤幾優)の遺体が発見され、強行犯係の樋口顕(内藤剛志)は現場に向かう。

藤本由美(片山萌美)によると、数日前、坂本が経営する食品輸入会社へ、肉に粘土状の欠片が挟まっていたというクレームがフレンチレストランから入っていた。

同じ頃、大学付近で車の爆破事件が発生。
樋口の娘・照美(逢沢りな)も巻き込まれ軽傷を負う。

国際テロとみた公安部の梅田正之(嶋田久作)と柳瀬泰彦(宇梶剛士)は刑事部と合同捜査を主張。
天童管理官(榎木孝明)は受け入れるが捜査員の間には微妙な空気が…。

そんな折、樋口は生活安全部の氏家譲(佐野史郎)から元同僚の因幡芳治(尾美としのり)が会いたがっていることを聞く。
国際テロ組織に入った噂もある因幡が何の目的で?

やがて爆破で軍用爆薬が使用されたことが判明。
テロ組織も事件の関与を発表し、国際テロの可能性が高まる中、樋口は坂本の死と爆破事件を繋ぐある証拠をつかむ。

あらすじ引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/higuchiakira_kaiki/

 
 

 
 

●今野敏ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」原作小説読んで犯人と結末ネタバレ


ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」の今野敏さんによる原作小説を読んだので、犯人と結末ネタバレに迫ります。

※ドラマに登場する牧田詠子(黒谷 友香)はイラン日本大使館で働く中東情勢のスペシャリストですが、原作小説では大学図書館勤務となっています。

■テロ発生

四谷の大学近くで車が爆発事件発生して、大学の警備員と爆発した車の脇をすり抜けようとした車の運転手の2人が死亡した。ここは樋口の出身大学だった。

爆発前に中東系の若い男を見たという目撃情報あり。防犯カメラの映像はも映っていた。

爆発の原因は、軍用の粘土状C4爆薬。やはり国際テロか?犯行声明はまだないがテロと断定する。日本版CIAで秘密主義の公安部が刑事部と合同捜査となる。

■元同僚の因幡芳治(尾美としのり)

同じ頃、10年前に警察を辞めた因幡から、天童に「テロを防ぎたいから協力してほしい」と電話が。因幡は海外を放浪したのち中東の歌劇な国際テロ組織に入ったと噂があるので、公安に知られたら因幡は拘束されてしまうだろう。

因幡が警察をやめた理由は、幼女の誘拐殺人事件だった。
ほぼ犯人で間違いないが物的証拠不十分という段階で因幡が先走ってしまった。厳しい追及をしたら暴力による自白の強要とされ、犯人は無罪放免。刑事や検察もみな犯人で間違いないと思っていたが、因幡はその責任をとって辞職したのだ。

■中東系の若い男シファーズ

目撃情報から中東系の若い男は、旅行者として来日したあと不法就労しているパキスタン人、名前はムハンマド・シファーズ・サイード(26才)だと判明。身柄を拘束して取り調べを行う。

シファーズは中古販売店「シンヨー自動車販売」で働いていて、午後はずっと店にいたと目撃証言と異なる供述をした。公安SSBCが分析した防犯カメラの画像を見せてもシファーズは「似ているが私じゃない、おそらくバングラディシュ人だ」と否定した。嘘を言ってるようには見えない。

中東系は日本人から見たら人相の区別も難しい。「シンヨー自動車販売」の社長と従業員からもシファーズが午後店にいたとアリバイがとれた。
 
 

 
 

■2人目の目撃者・牧田詠子

2人目の目撃者が現れた。名前は牧田詠子(35才)。爆発現場近くの大学出身で、半年前から大学図書館で働いている。

牧田詠子がシファーズを見ると、現場で目撃した人物とは似ているが違うと証言した。牧田詠子はボランティアでバングラデシュに滞在したことがあるから見分けがつくのだ。

このままシファーズを拘束したら人権問題になりかねない心配もある。

公安は用心深が、刑事部はシファーズを釈放し、監視をつけることにした。

大学付近で目撃された中東系の若い男は、バングラディシュ人の加羅夢だと判明し、警察は拘束する。

一方で、牧田詠子とシファーズはテロ組織の仲間同士である疑いが浮上する。

■因幡がテロの犯人?

因幡は、テロ組織ヒスボラを援助しているイラン情報省VEVAKのエージェントだった。

これにより樋口は因幡がテロ首謀者だと疑うようになり、公安部も因幡を監視する。因幡が来日した途端に爆発事件が起きた=牧田詠子とシファーズが活動を始めたからだ。

そんななか因幡から樋口のケータイに呼びだし。待ち合わせ場所には因幡がタクシーに乗って現れ、タクシーを降りるとレンタカーを借りて乗り換えた。

■牧田詠子の正体ネタバレ

大学構内で牧田詠子の身柄が拘束された。

で牧田詠子はイラン情報省VEVAKの名前を聞くと自供を始めた。保護を条件に『聖戦のための国際戦線』と関わりがあると認めた。

牧田詠子はの正体はイラン情報省VEVAKに雇われたエージェントであり、因幡がパキスタンで出会った彼女をエージェントにスカウトしていた。

その後スパイとしてシファーズたちのテロ組織に潜入し、テロの後方支援としてスリーパーになっていた。

■因幡の正体ネタバレ

因幡が日本を出た理由は、幼女の誘拐殺人事件で警察官として正義を行ったつもりが違法だとされ、司法に失望して日本にいたくなかったから。

東南アジア、南アジア、中東、トルコからバルカン半島、ヨーロッパを横断してスペインからモロッコ 危険な場所ばかりを回った。自暴自棄で死んでもいいと思っていた。そんななかテロと戦う道を選んだ。

因幡の正体はイラン情報省VEVAKに雇われたエージェントで、目的はテロを未然に防ぐこと。

VEVAKは、イスラエルに敵対するテロ組織ヒスボラを援助しているのでアメリカからは経済制裁の対象である。しかし中東やアフガニスタンの状況は部族間争い、シーア派vsスンニ派、など複雑なのだ。

ヒスボラを援助しているからアメリカの経済制裁の対象なので、アメリカの敵に日本の警察は協力しない。因幡と牧田詠子がVEVAKのエージェントだと知れば公安は身柄を拘束しようとするから、身分を隠していた。

日本に戻る気がなかった因幡が日本にきた理由は、日本人だからだ。日本国内のテロは許せないから。
 
 

 
 

■加羅夢に罪を着せようとした理由

大学付近で目撃されたバングラディシュ人の加羅夢は、自分そっくりな男(パキスタン人のシファーズ)がいるとツイッターでつぶやいていた。

その投稿を牧田詠子を偶然知ったことで、シファーズが動きだした。

シファーズが動き出すためにそっくりさんの加羅夢を利用したのだ。

牧田詠子は防犯カメラに映った人物をシファーズではなく加羅夢だと証言して、捜査を混乱させた。加羅夢がいたのは嘘ではなく、ネットで接触して事件当日に図書館に呼び出していた。警察が不用意にシファーズに接近して逃げられるのを防ぐためだった。

■結末ネタバレ 真犯人シファーズを逮捕

因幡は車をずっと運転をつづける。すると天童から、シファーズが公安の監視を振り切って姿を消したと連絡が入る。

すると牧田詠子が、テロの目標はおそらく靖国神社だと供述した。因幡はこれを待っていた。

因幡が樋口を乗せて車を運転して靖国神社へ。公安の柳瀬と佐藤も追跡する。

因幡は公安の柳瀬に「シファーズを見つけ次第撃て。警察に気付いたら爆弾を爆破させるかもしれない」と言うが、それは日本の警察のやり方ではないと断る。参拝客に流れ弾があたる可能性もある。

天童からも、応援のSIT到着までシファーズを見つけても手だしするなと命令が下る。

しかし因幡は「ここは戦場と同じ。指示は待てない」と反対する。応援が来てからでは手遅れで、シファーズは気付いて逮捕される前に自爆すると。

そこにシファーズが前方20mに現れる。樋口は悩んだあげく因幡に賛成。因幡がシファーズに近づき顎を殴り、樋口が手錠をかけ、因幡が頸動脈をしめて眠らせることに成功した。

そのとき応援のSITが到着。バックパックの爆弾を爆発処理車両のタンクに入れて、持っていった。その混乱のなか、因幡を姿を消した。

■結末ネタバレ エピローグ

因幡に逃げられて重い足取りの樋口が指揮本部に帰ると、管理官の席に座っていたのは天童ではなく因幡。

梅田管理官は諜報機関に慣れてるから満足な様子で、塩崎刑事にとっては別世界なのでキツネにつままれた表情だった。

牧田詠子は、因幡がテロ対策に必要な中東の情報を公安部に提供する条件と引きかえに、解放された。

犯人シファーズは現行犯逮捕され、無実の加羅夢は釈放。

犯行当日、シファーズが店にいたと嘘の証言をした「シンヨー自動車販売」の経営者や従業員は全員逮捕された。

因幡は日本の警察の雰囲気を懐かしんでるが、それは一瞬の回帰。樋口はテロリストだと疑ったことを因幡に謝った。

■終わり。以上、回帰の結末・犯人ネタバレでした。

 
 



【犯罪の回送】ドラマ原作から犯人ネタバレ。あらすじの結末は「東京と北海道、愛憎とトリック」

松本清張ドラマ「犯罪の回送」が7月2日(月)にテレビ東京で放送されるので、キャストとあらすじ・予告動画、原作小説を読んだので犯人と結末をネタバレします。

「犯罪の回送」の原作は、松本清張さん遺した最後のミステリー小説で初の映像化です。

東京出張中に殺された北海道の北浦市長。犯人は?そして政敵と美人秘書の不可解な行動の謎。北海道と東京という二大都市を結ぶ、驚きのトリック、愛憎絡み合う結末とは。

キャスト・あらすじ、原作小説を読んで犯人と結末をネタバレするので、ドラマ「犯罪の回送」に興味のある人参考になればと思います。
 
 

 
 

■松本清張ドラマ「犯罪の回送」テレビ放送日


テレビ放送日:2018年7月2日(月)21:00~
放送局:テレビ東京系

2015年放送『黒い画集-草-』
2016年放送『喪失の儀礼』
2017年放送『誤差』
に続く村上弘明さん陣内孝則さんらトップスター共演による、松本清張最後のミステリー作品です。

■松本清張ドラマ「犯罪の回送」キャスト


■「ガラスの密室」キャスト


■警視庁刑事部捜査一課

● 警部:田代俊一郎(村上弘明 61才)
● 警部補:岡本和也(平岡祐太 33才)

■北海道警

● 刑事部捜査一課警部:小森修司(陣内孝則 59才)

■北浦市

● 失踪した市長:春田英雄(川野太郎 58才)
 東京の雑木林から絞殺体で発見される
● 市長の秘書:有島澄江(鈴木保奈美 51才)
 不可解な単独行動をとっていた

● 市長の嫁:春田美知子(矢田亜希子 39才) 
 元ススキノのクラブのママ。実家の酒造会社を一人で経営
● 市長の弟:春田雄次(勝村政信 54才)
 雑貨屋を営んでいる

● 市議・早川準二(尾美としのり 52才)
 春田市長と対立する革新派。市長の長年の政敵

■ほか

● 田代裕子(紫吹淳 48才)
● 青木奈津美(田中道子 28才)

■松本清張ドラマ「犯罪の回送」あらすじ


北海道北浦市長の春田英雄(川野太郎)が出張先の東京で失踪した。警視庁に捜索願が出され、刑事の田代俊一郎(村上弘明)らが捜索を始めるが、市長と共に上京していた美人秘書の有島澄江(鈴木保奈美)は、不可解な単独行動を取り続けていた。市長の妻・春田美知子(矢田亜希子)は、実家の酒造会社を一人で経営していたため、実弟の春田雄次(勝村政信)が代わりに上京し対応する。

一方、市長の長年の政敵である北浦市議の早川準二(尾美としのり)も、市長の失踪直前に密かに上京していたというが、行方は掴めない。

そんな中、東京の雑木林から、絞殺された春田市長の遺体が発見された。また、北海道北浦市では、道警の刑事・小森修司(陣内孝則)らも捜査を進めていて…。

失踪した二人の政治家と二つの地酒…様々な思惑と愛憎が入り混じる中、驚きのトリックで、市長殺しの犯人が明らかになる!

あらすじ引用:ドラマ「犯罪の回送」
予告動画:

 
 

 
 

■松本清張ドラマ「犯罪の回送」原作小説読んでネタバレ 犯人とあらすじの結末は?


ドラマ「犯罪の回送」の原作、松本清張さんの小説を読んだので、犯人とあらすじの結末をネタバレします。
 

■驚きのトリック 市長殺しの犯人ネタバレ


■市長は北海道で殺された

市長は東京で殺されたのではなく、北海道で殺され、死体を酒樽に入れて東京へ送られた。

市長は東京で死体が発見されたから、誰もが市長は東京で殺されたと思ったが、それこそ犯人の狙いだった。

有島秘書によると、これまで市長は上京中、夕食後に行先不明になることがあった。有島秘書は失踪後にその理由を知り、その不可解な行動は、議員たちに知られず事件を探偵のように独自捜査していたからだった。

■市長の秘密

市長は最終便の飛行機で羽田から札幌へ飛び、北海道の自宅に一晩帰って、翌朝に飛行機で東京に戻ってきていた。

市長は東京へ出張するたび、ロビーの公衆電話から北海道に電話していた。
相手は自宅と同じ北浦銀座の雑貨屋「吉井」で、嫁の美知子は元気にやってるかと尋ね、自宅の留守宅の状態と、弟の家の状態を報告してもらっていた。
このことは地元では市長の愛妻家ぶりを示す話の種になっている。

電話する理由は、嫁の美知子と雄次の不倫を疑っていたから。表向きは「留守宅が心配だから様子を見て欲しい」と頼んで、市長は浮気調査をしていたのだ。

電話した結果、嫁が自宅にいれば安心したが、外出していると聞くと一目散に北海道へ飛んだ。

市長は最終便で千歳空港に到着し、駅に停めた車で、嫁と弟の不倫の証拠現場を押さえるため様似の空き工場に向かった。ここは市長が所有する物置同然の場所で、耳と目が不自由な老人を番人に置いている。酒樽の保管場所でもあった。

■驚きの「酒樽」トリック

近所や旅館などでなく、様似の空き工場で不倫したのは、市長をおびき寄せて殺すためだった。

市長殺しの犯人は嫁の美知子と弟の雄次!

市長は罠にかかり、様似の空き工場で雄次と嫁に殺され、死体は酒樽の中にひざを折ってかがむ「屈葬」の体制で入れて、通常の酒樽6個とともに帯広空港から航空便で羽田へ送られた。

市長が東京で殺されたことにすれば、北海道にいた雄次と嫁が犯人だと疑われることはないからだ。

酒樽を7個送ったのは1個だと怪しまれるから。そのための販路確保は早川の役目だった。

早川は公務上は上京の理由はなかったが、雄次の相棒としてまえもって市長と同じ日に上京。死体入りの酒樽が届いてから埋める場所を探していた。

まず死体入りを含む6個を営業所止めで送り、あとから飛行機で1個だけ送り、早川がそれを死体入りと交換して、ライトバンを運転して6個を酒店に配達した。

雄次と嫁の美知子が市長を殺した動機は?

早川がそこまでして雄次に協力する理由は?

それは10年前の犯罪にあった。
 
 

 
 

■10年前の犯罪


■早川準二は市長の前嫁と不倫していた

10年前以上むかし
北浦市ではく夕張郡栗山町
革新派の闘士だった早川準二は、炭鉱のストライキの応援に行った。高校生だった登志子は偶然、早川準二に出会い恋に落ちたが、実家の父親はそれを許すはずがないので恋は実らずに終わった。

その後、縁あって登志子は市長と結婚したが、そこは早川準二のいる北浦市だった。
やがて、早川準二と登志子は不倫関係になった。

さらに市長の弟の雄次も登志子に惚れて何度も言い寄ったが、登志子は早川準二に助けを求めた。しかし不倫がバレたら政治家生命が終わるから、早川準二も直接は雄次に何も言えない。

やがて市長は不倫を知ったようで登志子と離婚。

離婚後、市長は憂さ晴らしに行った札幌のバーで美知子と出会って再婚した。

■市長の前嫁は殺された…犯人ネタバレ

10年前
市長の前嫁・登志子が行方不明になった。

これは雄次は自分を好きにならない登志子に腹を立てて殺したのだった。

そして早川準二をこっそり呼び出し、協力しないと政治生命は終わりだと脅迫して、無理やり死体の後始末を手伝わせた。死体に大きな石をくくりつけて北浦市の海に捨てた。

その後、市長は登志子が行方不明になったのを不審に思い、不倫相手の早川準二が所在を隠してるか殺したかと推測した。

また、市長は離婚後も登志子を忘れられなかったため、そのうち美知子は市長が疎ましくなり、雄次と不倫関係になった。

同じころ市長は北浦市の発展を考えて港湾拡張計画を提案したが、早川準二は猛烈に反対した。工事が始まれば登志子の死体が見つかってしまうからだ。

■市長を殺した動機

北浦市の港には現在、市長の前嫁・登志子の死体が埋まっている。

しかし市長が死ねば港湾拡張計画は廃止されるはず。

さらに市長は雄次と美知子の不倫、雄次が財産乗っ取りを企てていることに気付いたから、主犯の雄次は保身のため、早川準二を説得して、市長を殺した。

■早川準二を殺した犯人ネタバレ

早川は海で溺死した。

殺した犯人は雄次。

動機は、早川が市長殺しを後悔して自首しようとしたから。

■酒樽のレッテルネタバレ

酒樽は中身は「北の寿」だが、「雪乃舞」のレッテルが貼られていた。

「雪乃舞」のレッテルは、前嫁の登志子がむかし実家から持ち帰ったもので、そのころ市長は新しい酒のレッテル見本として登志子から受け取り、ずっと机にしまっていた。それを雄次が利用した。

酒樽を東京へ送るために売る必要があった。しかし実家で作ってる「北の寿」は有名じゃないから東京で売れないので、東京でも知られてる「雪乃舞」のレッテルに貼り換えたのだ。

雄次は「雪乃舞」の醸造場を買い取りつもりだったから、その意味でも市長には死んでもらう必要があった。

■犯人を逮捕

有島秘書が探偵ばりに動き回ってくれたおかげで、田代刑事たちは犯人のヒントを得ることができ、東京の旅館で雄次と美知子を逮捕した。

雄次は10年前の登志子殺しの犯人であること、市長殺しと早川殺しの犯人であることを自供。

そして雄次の自供通り、北浦市の港湾の海底から登志子の白骨遺体が見つかった。
 
 
★終わり
以上、松本清張ドラマ「犯罪の回送」原作小説読んで犯人と結末ネタバレでした。
 
 



【ガラスの密室】ドラマの原作ネタバレ。冤罪の真犯人と結末に驚愕「鳥居みゆきもホステスで登場」

森村誠一サスペンスドラマ「ガラスの密室」が6月24日(日)に放送されるので、キャストとあらすじ・予告動画、原作小説を読んだので冤罪の真犯人と結末をネタバレします。キャストには女芸人の鳥居みゆきさんもホステス役で登場。

「ガラスの密室」の原作は、森村誠一さんのサスペンスミステリー小説。『終着駅の牛尾刑事』30周年記念作第2弾として、原作の棟居刑事を片岡鶴太郎さん演じる牛尾刑事に変更して描かれます。

殺されたクラブのボーイ豊崎俊也(増田修一朗)は、8ヶ月前に起きた殺人事件の真犯人を恐喝していた?逮捕された犯人は自供後に自殺し、冤罪の可能性があった。2つの事件をつなぐ糸を探った結果、牛尾刑事は被害者遺族に出会う。

キャスト・あらすじ、原作小説を読んで冤罪の真犯人と結末をネタバレするので、ドラマ「ガラスの密室」に興味のある人参考になればと思います。
 
 

 
 

■森村誠一サスペンスドラマ「ガラスの密室」キャスト 鳥居みゆきも登場


■「ガラスの密室」キャスト


● 新宿西署の刑事:牛尾 正直(片岡鶴太郎)


■銀座高級クラブのボーイ殺人事件

●(★刺殺)ボーイ:豊崎俊也(増田修一朗)
殺された被害者。預金通帳に謎の500万円が入金されていた
● ママ:原江 梨子(中田喜子)
豊崎を雇った
● 豊崎の彼女で看護師:中村寿々(伊藤麻実子)
8カ月前にアパートで殺人事件が起きていた。
● 新人ホステス:彩音(黒谷友香)
ある大きな目的のためホステスになった。
● ホステス:川上 夏希(鳥居みゆき)


■高級ブティック店長殺人事件(8カ月前)

●(★絞殺)高級ブティック店長:七条由香(小野真弓)
寿々と同じ階に住んでいたが絞殺された。
●(★自殺)由香の隣人:北前真司(辻本祐樹)
警備員をしながら司法試験を目指していた。由香絞殺の犯行を自供したあと飛び降り自殺した。
● 七条由香の父親:孝文(益岡 徹)


■ 

● 立野 恭一(金子 昇)


■向島北署

● 磯田刑事(小木茂光)

■ほか

● 牛尾の嫁:澄枝(岡江久美子)

ほか

■森村誠一サスペンスドラマ「ガラスの密室」あらすじ


公園の植え込みで男性の刺殺死体が発見され、新宿西署の刑事・牛尾正直(片岡鶴太郎)はすぐさま臨場した。身分を示すものはすべて持ち去られていたが、少し離れたゴミ箱から血のついたナイフやパーカー、被害者の財布などが見つかり、遺体の身元は銀座の高級クラブのボーイ・豊崎俊也(増田修一朗)と判明する。

豊崎の自宅を訪ねると部屋は乱雑に荒らされており、犯人は家探しする時間を稼ぐために死体を植え込みに隠したものと思われた。預金通帳には500万円が昨年11月から3回にわけて入金されていたが、豊崎を雇っていたクラブのママ・原江梨子(中田喜子)はそんな大金をどうやって豊崎が手にしたのか、まるで心当たりはないという。

豊崎と交際していた看護師・中村寿々(伊藤麻実子)を訪ねた牛尾は、8カ月前、寿々が住む墨田区向島のアパートで殺人事件が起きていたことを知る。捜査を担当した向島北署の刑事・磯田満男(小木茂光)に聞いたところ、昨年10月、寿々と同じ階に暮らす高級ブティック店長・七条由香(小野真弓)が絞殺されその隣人・北前真司(辻本祐樹)を被疑者として取り調べたという。警備員として働きながら司法試験を目指していた北前は、最初は否認していたものの、最終的には犯行を自供。しかしながら取り調べの最中に腹膜炎を起こし、入院先の病室から飛び降り自殺していた。磯田によれば、由香が殺害された事件当夜、豊崎は寿々の部屋にいたという。それを聞いた牛尾は、豊崎は由香を殺害した真犯人を目撃し、その人物を恐喝していたのではないかと考えるが、確証はない…。

そんな中、豊崎が勤めていたクラブに聞き込みに行った牛尾は、新たにホステスとして入店してきた彩音(黒谷友香)と出会う。これまで事務職として働いていたが、”大きな目的”のためにホステスに転身したという彩音に、牛尾は微かな違和感を抱く…!?

あらすじ引用:http://www.tv-asahi.co.jp/prime-sun/program/0010/
予告動画:

 
 

 
 

■森村誠一サスペンスドラマ「ガラスの密室」冤罪の真犯人や結末ネタバレ


「ガラスの密室」の原作、森村誠一さんによる小説を読んだので冤罪の真犯人や結末ネタバレします。

■冤罪の北前真司が自殺した理由ネタバレ

北前真司は、警備員の夜勤を終え帰宅したとき、隣人で友人の七条由香が、留守のはずなのにテレビの音が聞こえてきたことを不審に思い、ドアをノックした。

するとドアのカギが開いてて、七条由香の絞殺死体を発見して警察に通報した。

しかし警察は第一発見者の北前真司を犯人扱いし、靴の中敷きを理由に逮捕。

北前真司は容疑を否認したが、冤罪でも逮捕されたことで弁護士になる夢は叶わないと考え、絶望して投げやりになり、一転して容疑を認めた。

さらに北前真司は結核を患うが、気力がないので回復せずに病死した。(※ドラマでは飛び降り自殺)

■ブティック店長・七条由香を殺した真犯人ネタバレ

高級ブティック店の七条由香(小野真弓)を殺した真犯人は、立野恭一(金子 昇)。

立野恭一はホテルマンだが、大企業の令嬢と婚約して逆玉の輿に乗って週刊誌に載った人物。

一方で立野恭一は七条由香と浮気していた。

殺人の動機は、七条由香との関係がバレたら、令嬢の結婚が破綻するリスクがあったから。

■ボーイ豊崎俊也を殺した犯人ネタバレ

豊崎俊也(増田修一朗)を殺した犯人は、七条由香を殺した真犯人の立野恭一。

豊崎俊也は、彼女で看護師の中村寿々(伊藤麻実子)が留守のとき、トイレから天井裏に上って、同じアパートに住む七条由香の生活を覗いていた。(※ドラマでは中村寿々は妹でホステス)

そんなある日、七条由香と浮気していた立野恭一が彼女を殺す現場を目撃。しかし覗きがバレるのを恐れて警察に通報しなかった。

その後日、豊崎俊也を務める銀座の高級クラブに立野恭一が来店して、客の会話から「名前と逆玉の輿」について知り、殺人をネタに脅して金づるにすることを思いついた。

豊崎俊也の口座の500万円は、立野恭一を恐喝して手に入れた金だった。

しかし豊崎俊也は、口封じため立野恭一に殺された。

■新人ホステス彩音の正体と目的ネタバレ

(※ドラマの新人ホステス彩音の正体は、北前真司の妹・友美だと予想)

北前真司の妹・友美は、兄の冤罪を警察に訴えたが相手にされなかったので、自ら真犯人探しを始めた。

真犯人を探すため、殺された七条由香と同じアパートに住む中村寿々に会いにいったとき、そのとき部屋にいた豊崎俊也が「俺は何も知らない」と妙に慌てていたのが気になった。

七条由香の父親・孝文(益岡 徹)も友美の想いに打たれ協力するようになり、友美・寿々・孝文の3人は復讐仲間となった。

豊崎俊也は殺される前、寿々に「七条由香を殺した犯人を見た」「金づるを見つけた」と話していた。

そして北前真司の妹・友美は、豊崎俊也が勤めていたクラブに1週間だけバイトで入り情報収集を開始。ホステスたちから聞いた話と、豊崎俊也が寿々に話した内容から、豊崎俊也が見た真犯人は立野恭一で、豊崎俊也は恐喝したが逆に殺されたと推測。

北前真司の妹・友美は出版社の社員なので、週刊誌の記者と偽って立野恭一の逆玉の輿についてインタビュー。そして記事の原稿を見せて立野恭一の反応を見た。

記事には逆玉の輿のことだけでなく、立野恭一と豊崎俊也の関わりを示唆する内容だった。立野恭一が友美を買収して記事を世に出さないようにしたことから、真犯人だと特定。

■ガラスの密室とは?

ガラスの密室とは展望レストランのこと。密室とは犯人が出入りできない状況を指す。

友美は記事の原稿のことで立野恭一を展望レストランに呼び出した。

展望レストランは丸いカタチで、中心が固定席で、外周は円を回り動く席となっている。動く席の客は、ガラス窓のむこうの夜景を楽しむ。

友美と立野恭一は動く席に一番近い固定席を座った。そして寿々がレストランに間違い電話を装って立野恭一を呼び出してる間、友美が立野恭一のグラスに毒を盛った。

立野恭一は席に戻りグラスを飲んで毒で死んだ。

立野恭一を殺した証拠のグラスは、動く席にいた七条由香の父親・孝文が、最も接近したタイミングで自分のグラスと交換した。目撃者はいない。なぜなら客はみな外の夜景を見ていたから。

完全犯罪のはずだった。

しかし棟居刑事(※ドラマは牛尾刑事)にガラスの密室トリックを見破られ、交換したグラスに孝文の指紋に残っていたことが証拠となり、孝文と友美は逮捕された。

ただ寿々は証拠がなかったので逮捕はされなかった。
 
 
★以上「ガラスの密室」の冤罪の真犯人と結末ネタバレでした。
ドラマの川上 夏希(鳥居みゆき)は、おそらく原作に登場する友美の先輩ホステスではないかと予想します。豊崎俊也と立野恭一の情報を明かす重要な役どころです。
 
 



【叙々苑カップ2018】参加者一覧と結果順位がコレ「放送日までに色々ありすぎた芸能人ゴルフ大会」

毎年恒例「叙々苑カッブ」が2018年も開催。ゴルフ場の場所とテレビ放送日、参加者一覧と結果順位を紹介します。

参加者はビートたけしさんを始めとする大御所が勢ぞろい。他にもオードリー春日俊彰さんや、女子はモーニング娘の生田衣梨奈さん、SKE48山内鈴蘭さんらアイドルの名前も。日テレリポーター阿部祐二さんも娘の阿部桃子さんと親子で参加。

そんな芸能人参会者62名がガチンコ対決結果、どんな成績と順位で、誰が優勝したのでしょう?

テレビ放送日は地上波が6月24日(日)放送予定、BSも月末に放送予定です。ゴルフ場の場所はお馴染みレイクウッドゴルフクラブ。

ただ「叙々苑カッブ2018」は例年と違って、当日およびや放送日までに色々あり過ぎました。西城秀樹さんが死去、「オフィス北野」騒動、「日本大学アメフト部の悪質タックル事件」など今回の参加者に関係のあるニュースが多かったのも特徴です。
 
 

 
 

■芸能人ゴルフ大会「叙々苑カップ2018」日程とゴルフ場の場所


名称:叙々苑カップ 第19回芸能人ゴルフチャンピオン決定戦
日程:2018年5月29日(火)
ゴルフ場の場所:レイクウッドゴルフクラブ
・神奈川県中郡大磯町黒岩169
・東コース(男子6320yds 女子5789yds Par72)

主催:叙々苑
後援:テレビ東京
協力:芸能事務所各社・報知新聞
運営:小林企画

参加者出場者:芸能人62名

ゴルフ場「レイクウッドゴルフクラブ」は富士山が綺麗に見え、昼食はもちろん「叙々苑」の最高に美味しい肉(最高ランクの佐賀牛!)。

↓参考画像

■「叙々苑カップ2018」テレビ放送日・放送予定


■地上波テレビ放送日
放送局:テレビ東京系 6局ネット
6月24日(日)16:00~17:15

■BSテレビ放送日
放送局:BSジャパン
6月30日(土)16:00~17:15

■「叙々苑カップ2018」参加者出場者 オードリー春日も参戦


参加者出場者は芸能人62名。今回は当日までにいろいろありました。

このゴルフ場でも一緒にコースを回った西城秀樹さんが5月16日に死去した、友人の野口五郎さんは「やっぱり思い出しちゃいます」と寂しげでした。そんな野口さんにビートたけしさんは昔話したり優しく気遣いを見せました。

たけし軍団つまみ枝豆さんは「オフィス北野」騒動後、ビートたけしさんから次期社長に猛プッシュされました。やるなら死ぬ気だと覚悟を見せています。

「叙々苑カップ2018」には様々なスポーツで挑戦するオードリー春日俊彰さんも出場。しかし「日本大学アメフト部の悪質タックル事件」があり、この日は異例の「インタビュー・撮影とも一切禁止」でした。春日さんは、相方の若林正恭さんと共に日本大学第二高校のアメフト部出身で、大学も日大なので、内田正人前監督と何かしら接点があってもおかしくない世代なのですが。ずっと沈黙を貫いています。

■参加者出場者(男子)■

■芸人
● ビートたけし(71才)
● ビートきよし(68才)
● ガダルカナル・タカ(61才)
● ラッシャー板前(55才)
● つまみ枝豆(60才)
● ものまね:岩本恭正(66才)
● ものまね:フッキー(51才)
● まのまね:栗田貫一(60才)
● 落語:三遊亭円楽(68才)
● キングコング梶原雄太(37才)
● オードリー春日俊彰(39才)
● ゴルゴ松本(51才)
● 清水圭(56才)
● 吉村明宏(60才)
■俳優
● 俳優:石田純一(64才)
● 俳優:金子昇(43才)
● 俳優:倉石功(74才)
● 俳優:里見浩太朗(81才)
● 俳優:新田純一(55才)
● 俳優:藤巻潤(82才)
● 俳優:野村将希(65才)
● 俳優:三ツ木清隆(65才)
● 俳優:田中健(67才)
● 俳優:西岡徳馬(71才)
● 俳優:渡辺裕之(62才)
● 俳優:高杉端穂(39才)
■歌手・ミュージシャン
● 歌手:平浩二(69才)
● 歌手:錦野旦(69才)
● 歌手:野口五郎(62才)
● 歌手:松崎しげる(68才)
● 歌手:高道(58才)
● DA PUMP:ISSA(39才)
● ギタリスト:モト冬樹(67才)
■元アスリート
● 元プロボクサー具志堅用高(62才)
● 元プロボクサー薬師寺保栄(49才)
● 元フィギュアスケート小塚崇彦(29才)
■ほか
● 日テレリポーター阿部祐二(59才)
● コメディアン堺正章(72才)
● ボビー・オロゴン(45才)

 
 

 
 

■参加者出場者(女子)■

■アイドル
● モーニング娘。’18:生田衣梨奈(20才)

生田衣梨奈さんは小学校3年生の頃からゴルフを始め、今ではドライバーで230ヤード飛ばすほどの特技に。今回は西岡徳馬さん・岩本恭生さんと一緒にラウンドし、彼らのやさしさとゴルフの上手さに感動しました。

● SKE48山内鈴蘭(23才)

SKE48山内鈴蘭さんは、父親が女子プロゴルファーに育てよう小学生3年生の頃からゴルフのコースに出たほどで、現在はプロゴルファーも認める腕前。2012年元日のゴルフ特番では共演した女子プロゴルファー古閑美保さんに才能を認められて以来、本格的にプロゴルファーを目指し「叙々苑カップ2015」でも優勝してます。

■モデル
● モデル:阿部桃子(23才)
● モデル:アンミカ(46才)
● モデル:梅宮アンナ(45才)
● モデル:神戸蘭子(36才)
● モデル:紺野ゆり(31才)
● モデル:三枝こころ(31才)
● モデル:SHEILA(45才)
■女優
● 女優:東ちづる(58才)
● 女優:根本りつ子(59才)
● 女優:原史奈(37才)
● 女優:藤田桂子(52才)
● 女優:森洋子(45才)
● 女優:渡辺めぐみ(54才)
■歌手
● 演歌歌手:大石まどか(45才)
■ほかタレント
● 叶姉妹:叶美香
● 画家:城戸真亜子(56才)
● タレント:相原勇(51才)
● 枝豆の嫁:江口ともみ(50才)
● タレント:矢部みほ(41才)

 
 

 
 

■「叙々苑カップ2018」5月29日(火)の結果順位・成績


「叙々苑カップ2018」の結果順位・成績ですが、大会は5月29日(火)に行われてるので、誰が優勝したか結果はすでにわかっています。

■優勝したけど批判の声が・・

ボクシング元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高さんは、グロス79(ネット71)で優勝し、優勝トロフィーと特別ボーナス100万円を手に入れました。

一昨年2016年から叙々苑カップに出場してるので、3度目の正直の優勝となります。実はボクシングの時も3年目で優勝してました。

そんな具志堅用高さんは「ボクシングだけではなくゴルフでもチャンピオンになれるなんて思わなかった」と喜びコメントしてますが、ネットでは呆れる声が・・・。

というのも具志堅用高さんは「白井・具志堅スポーツジム」の会長を務めていて、所属する比嘉大吾選手が4月15日の王座戦で減量失敗で体重超過となり、王座をはく奪されてプロライセンス無期停止処分となりました。

そんな中での「叙々苑カップ2018」だったので

・比嘉のことを思ってるのなら自粛してほしかった
・ジムに出すよりラウンド回る回数が上回っているはず
・のんきにゴルフやってる場合か
・無期限出場停止が解けるまで具志堅会長も控えるべき
・責任や反省を口にしても優勝写真を見ると疑ってしまう

と優勝の祝福はなく批判が目立ちます。

■女子の部優勝は阿部桃子

女子の部優勝は、「ミス・ユニバース・ジャパン2017」に輝いたモデルで、日テレリポーター阿部祐二(59才)さんの愛娘・阿部桃子さん(23才)。

成績はグロス75(ネット71)という結果で、順位は新ペリア女子の部優勝、女子ベスグロ、総合第3位を獲得しました。

「3つも賞をいただけた。ゴルフをやってきて本当に良かった!」と喜びを爆発させています。父親もさぞかし自慢の娘でしょう。

■最終結果・順位・成績(スコア)

順位、名前、ネット、通過ホール数

1位 具志堅用高 -1 F
(グロス79 ネット71)
2位 高道 -1 F
(グロス81 ネット71)
3位 阿部桃子 -1 F
(グロス75 ネット71)

4位 新田純一 -1 F
5位 西岡徳馬 E F
6位 ガダルカナルタカ E F
7位 ISSA +1 F
8位 岩本恭正 +1 F
9位 山内鈴蘭 +1 F
10位 三枝こころ +2 F
(グロス78 ネット74)

■新ペリア優勝

男子:具志堅用高
女子:阿部桃子
 
ほかには

■ベストグロス賞

男子:渡辺裕之 75ストローク
女子:阿部桃子 75ストローク

■ニアピン賞1

(賞品は叙々苑お食事券10万相当)
男子:新田純一 2m67cm
女子:神戸蘭子 5m30cm

■ニアピン賞2

(賞品は叙々苑お食事券10万相当)
男子:金子昇 2m8cm
女子:山内鈴蘭 3m42cm
 
 



ドラマ【あにいもうと】原作のあらすじネタバレ。結末は「兄と妹の複雑な愛情」

大泉洋さん宮﨑あおいさん主演SPドラマ「あにいもうと」のキャストと、原作読んで結末まであらすじネタバレします。

「あにいもうと」の原作は、室生犀星さんによる小説で、何度も映画・ドラマ化された定評ある作品。

元々仲良しだった兄妹が、妹が学生の子供を妊娠したことで、互いに傷つけあう兄妹の複雑な愛情を描いた家族物語。

キャストと、原作読んで結末まであらすじネタバレするので「あにいもうと」に興味のある人は参考になったら幸いです。
 
 

 
 

■SPドラマ「あにいもうと」放送日とキャスト


放送日:2018年6月25日(月)よる8時~

■キャスト
● 父親:赤座 忍(笹野高史)
● 母親:赤座 きく子(波乃久里子)
● 兄:赤座 伊之助(大泉洋)
● 妹(長女):赤座 桃子(宮﨑あおい)
● 妹(次女):赤座 佐知(瀧本美織)

● 学生:小畑 裕樹(太賀)
● 花屋:岡村 咲江(西原亜希)
● 伊之助の後輩:三四郎(七五三掛龍也)
● 飲み屋の女将:シマ(一路真輝)
● デザイン事務所のパティ(シャーロット・ケイト・フォックス)

■SPドラマ「あにいもうと」原作のあらすじネタバレ 結末は?


室生犀星さんによる原作小説「あにいもうと」を読んだので、結末まであらすじネタバレします。

原作小説は1934年(昭和9年)に発表され、第1回文芸懇話会賞に輝いた作品です。これまで何度も映画化・ドラマ化されています。

■原作の登場人物

● 父親:赤座
● 母親:りき
● 兄:伊之
● 妹(長女):もん
● 妹(次女):さん
● もんを妊娠させた男:小畑

■父親の赤座と母親りき

父親の赤座は1年中、河原で裸で仕事をして、冬でも川場に行った。

赤座が作った蛇篭(じゃかご)(竹材や鉄線で編んだ長い籠に砕石を詰め込んだ伝統的な河川の補強方法)はよく出来ていて、雪解け時も梅雨時も流されることはなかった。

赤座は船の上から従業員たちに指示して蛇篭を作らせ、怠ける者はどんどんクビにした。川底の作業のときも、赤座は水に潜って従業員たちを叱咤した。

赤座は金勘定のことは嫁のりきに任せていて、給料日にせんべいなどお菓子も持参してやってくる彼女は、従業員たちから仏様扱いされるほど柔和な女性だった。

ある日、赤座はりきに娘のもんが帰ってきたか尋ねたが、もんは帰ってきていない。

■赤座の子供

赤座には3人の子供がいる。長男の伊之、長女のもん、次女のさんの3人。

長男の伊之は28才で、墓碑の文刻の腕が冴えた石職人だが、いつも女性関係でトラブっていて、1週間~10日働くと金を持って2~3日いなくなるという道楽者。

伊之の下の妹のもんは、寺に奉公したら小畑という学生と恋仲になった。しかし子供を妊娠すると小畑は故郷に帰ってしまった。グレたもんは奉公先で男をとっかえひっかえしたあと、小料理屋や酒場を渡し歩いた。

そして半年後に実家に帰ってきた妊婦のもんは、家でだらしなく過ごし、母親をあごで使ったが、母親も妊娠の辛さは知っていたので黙って世話をした。ただ、もんは「お金の心配だけはさせないわ」と母親に言っていた。

一方、一番下の妹さんは、真面目に奉公先にいて、時々おみやげを持って帰った。
 
 

 

■もんが妊娠してからの兄弟喧嘩

赤座はもんが妊娠して以降、むかつく気持ちを従業員たちに当たり散らしてきた。赤座は負け知らずの人生だったから、娘が男におもちゃにされて帰ってきたことに腹が立った。『自分で片をつけろ』とだけ言って顔を合わせないようにした。

もんの兄の伊之は当初から、女を家から出すのは危ないと言っていたので、始めからこうなるとわかっていたと、母親をいじめた。

さらに伊之は、彼女とうまくいっておらずイライラしていたこともあり、もんを汚れたもの扱いして、暇さえあれば罵倒し続けた。

もんも黙ってないで兄の伊之に反論した。伊之が彼女を裏口から入れたのを赤座に見つかったとき、もんはかくまったことがあり、伊之はその時もんに手を合わせて感謝した。それなのに今は弱っているもんをイジメている。

もんは子供を出産したら、費用は全て償い、両親にも心配はかけないと決めていた。だから兄ヅラされても頭痛がするだけだ。

妊娠以降、こんな兄弟喧嘩がずっと続いていた。

■小畑がもんに会いに来た

1年後。
もんが五反田に仕事に行ってる時、元彼氏の小畑が訪ねてきた。応対した母親りきは赤座に手荒なことはしないよう頼んだ。

小畑の見た目はまるで坊ちゃんで赤座の風貌にビビッていた。小畑は今まで故郷で外出禁止だったので来れなかったと言い、妊娠させた子供に関わる費用を払って償いにしたいと申し出た。一方で、もんとの結婚や、もんに会いたいとは一言も言わなかった。

赤座が『子供は死産でした。もんはあれから、やぶれかぶれです』と伝えると、小畑は驚いた安堵の表情を見せた。赤座は『野郎、うまくやりやがった』と思った。

そして小畑はもんに会って謝罪したいと言い出した。

赤座は小畑を殴りたい気持ちと同時に、いい歳して若造を殴っても仕方ないと思い、もんは会いたくないだろうからと理由をつけて帰らせた。りきは夫が暴力を振るわなかったことを喜んだ。

りきは、もんも小畑も両方悪いと思ったが、誠意を見せた温和な小畑を見て、もんが愛した気持ちもわかった。

2人を結婚させるには、もんは自堕落な女に転落したので無理だった。しかしりきは、もんが来たら小畑の住所を教えると約束をしてしまう。

■兄の伊之が小畑をボコボコに

りきが小畑を見送ったあと、タイミング悪く兄の伊之が帰宅。小畑が来たことを知ると怒りを露わにして、りきに内緒で追いかけていった。

伊之は黙って肩すれすれで小畑を尾行。小畑はもんは兄だと直感で気付き恐怖する。

そして伊之は話があるといって土手に小畑を連れていき、もんがどれだけ大切な妹なのかを語り、そんな大事な妹を妊娠させた小畑を罵倒した。

「もんに謝りたい」「会って今後を相談したい」と話す小畑を、伊之は殴る蹴るでボコボコにした。もんが自堕落になったのは小畑のせいだと罵り、「2度と来るな」「もんを泣かせたりオモチャにするな」と約束させた。

小畑は伊之に謝罪して許しを得て、帰っていった。
  
 

 
 

■妹もんと兄の伊之が大喧嘩!

1週間後、もんが実家に帰ってきた。偶然さんも同時に帰ってきたが、赤座は2人の娘に何も言わなかった。

もんは父親の赤座が小畑をいわたったことを知るとお礼を言い、小畑は来なくてよかったのにと口にした。

そして兄の伊之は小畑に会わなかったとりきから聞いて安心した。

りきは小畑をいい男だと褒めた。もんにとって小畑以上の男はいなかった。

そんななか兄の伊之が帰宅し、いつものようにもんに暴言を吐いた。そして小畑に会ったことが判明。もん・りき・さんは全員驚く。

兄の伊之が、手も足も出ない小畑をボコボコの半殺しにしたと言うと、もんは初めて見せる殺気だった表情を見せてキレた。

もんはわめき声をあげ、兄の伊之に「なぜ殴った。卑怯者。豚。道楽者め」と掴みかかって、顔を爪でひっかいた。すぐに貼り倒されたが、もんは「殺せチクショウ」とわめきたてた。

りきとさんが止めに入るも伊之はもんを殴ろうとしたが、さんが泣き出したので伊之はやめた。

もんは自分が自堕落な女だと認める一方で、小畑の弱みにつこけんで半殺しにした奴は兄だろうと許さない。「それでも男か」「田舎をうろつくお前にあたしの気持ちが何してるかわかるものか」と悪態をつき、号泣した。

兄の伊之はまた殴ろうとしたが、母りきに止められ、仕事の時間もきたので怒鳴り散らして出ていった。

■エピローグ 

母りきは悪態から想像してもんが外で恐ろしい生活をしていると思い、堅気になって女らしくしてほしいと求めた。もんは、酷い女にはなってないがダメな女だと言って母を安心させた。

母りきは小畑の名刺を渡したが、もんはしばらく見つめたあと破いて捨て、元のもんに戻ってしくしく泣いた。

もんは実家に帰ってくる理由を、家族の顔が見たいからと話した。嫌な兄でもちょっとは顔が見たくなるんだと。

そのころ、父親の赤座は舟の上から従業員たちに指示を出していた。こういうとき赤座は上機嫌だった。

★終わり
以上、SPドラマ「あにいもうと」原作小説読んで結末まであらすじネタバレでした。もんのモデルはげ原作者・室生犀星さんの養母・赤井ハツさんだそうです。 
  
 


【22年目の告白】ネタバレをラストまで!真犯人は相関図の中のアイツで、曽根崎の正体に衝撃

映画「22年目の告白 私が殺人犯です」が金曜ロードショーで放送されるので、キャスト相関図と、あらすじネタバレをラストまで紹介します。

犯人は曽根崎雅人(藤原竜也)が「私が殺人犯です」と告白してるのですが、真犯人は相関図にいる別の人物で、曽根崎雅人の正体はなんと・・

牧村刑事(伊藤英明)と曽根崎雅人(藤原竜也)の対決から、明らかになる2人の関係、そして真犯人の特定。スリリングな展開をラストまであらすじネタバレするので、映画「22年目の告白 私が殺人犯です」に興味のある人は参考になったら幸いです。
 
 

 
 

■映画「22年目の告白 私が殺人犯です」キャスト相関図


■キャスト相関図

■告白本を出版した殺人犯

・曽根崎雅人(藤原竜也)
 刑事と遺族を挑発する


■事件を追い続ける刑事

警察署組織犯罪対策課
・牧村航(伊藤英明)
 曾根崎を時効で逮捕できない
 読書が趣味。美晴に本を教えた。
・部下:春日部信司(竜星涼)


■事件を追及するジャーナリスト

「NEWS EYES」メインキャスター
・仙堂俊雄(仲村トオル)
 曾根崎を追及する

■曾根崎の命を狙う遺族

・遺族の娘:岸美晴(夏帆)
 書店員
・遺族:山縣明寛(岩松了)
 医師。病院の院長。
・橘組の組長:橘大祐(岩城滉一)
・橘組の若手構成員:戸田丈(早乙女太一)


■1995年「東京連続殺人事件」関係者

・22年前の牧村の上司:滝幸宏(平田満)
・牧村刑事の妹:牧村里香(石橋杏奈)
 看護師。自分より他人を優先する性格。
・里香の彼氏:小野寺拓巳(野村周平)

■映画「22年目の告白 私が殺人犯です」原作のラストまであらすじネタバレ 真犯人は誰だ(前半)


■曾根崎雅人

帝談社の女性編集者・川北未南子の行きつけのバーで、曾根崎雅人と名乗る男が原稿を持って現れる。

■牧村刑事

美晴とは子供の頃出会い、趣味の読書を勧めて本仲間になった。
22年前の牧村の上司である滝幸宏の墓参りに行く。滝の娘・鈴香はいま30才くらいだろうか?左頬の古傷が痛む。

■「東京連続殺人事件」とは?

22年前の1995年
犯人は被害者をロープで絞殺する様子を、家族や愛人に無理やり見せつけて次々と殺していった。
●第一の殺人1月14日 足立区の定食屋
閉店後に犯人が現れ、妻の見ている前で店主をロープで絞殺。
犯人は泥人形のようなつぶれた顔のマスクを被っていた。
三日後に阪神淡路大震災が発生
●第二の殺人2月14日 世田谷区の団地
被害者の会社員・岸幸生はロープでイスにくくりつけられ後ろから絞殺。
目撃者は妻の岸美登里。当時5才の娘は現在27才。
●第三の殺人3月15日 銀座の高級クラブ
被害者はホステス戸田翔子。目撃者はクラブのオーナーで暴力団幹部の尼郷源二。
●第四の殺人3月31日 練馬区
被害者は医師の妻・山縣一代。目撃者は夫の山縣明寛。
●第五の殺人4月27日 刑事
被害者は事件を追っていた滝幸宏刑事で、罠で被爆した。
場所は同じ刑事である牧村航のアパート。
罠は牧村刑事を狙ったが、何かの間違いで滝幸宏刑事が犠牲になった。
●その後、犯人は消息を絶った。
しかも、2010年4月28午前0時から殺人事件の時効は廃止されたのだが、犯人の最後の殺人は前日4月27日であり、時効が成立する。

 
 

 
 

■告白本は200万部を目標に

200万部の超ヒットを目標に、告白本の出版が決まった。
曾根崎には住民票・戸籍・職歴・学歴がない。
第四の殺人の際、犯人には逃げられたが、すんでのところで牧村刑事が犯人の右肩を撃ち抜いた。曾根崎の体は傷だらけだった。

■曾根崎の記者会見

牧村刑事は22年前を思い出す。

第四の殺人の際に犯人と格闘のうえ、犯人の右肩を撃ちぬいた。
その後犯人は電話で「牧村刑事のアパートに次の死体がある」と挑発し、牧村刑事は滝刑事と急行した。
冷静でなかった牧村を抑え滝が先にアパートに入った。
部屋はガス臭く、床には里香のリングケースがあり、次の瞬間、天井から降りたロープで滝刑事の首が絞められ、ガスが爆発。滝刑事は死亡した。

そして曾根崎による記者会見が行われ、日本中がの注目の的に。
牧村刑事は第三の殺人の目撃者・尼郷源二に電話をかけ、復讐を思いとどまるよう説得する。

■被害者遺族・岸美晴

岸美晴は5才の時に曾根崎に父を殺され、目撃者の母は精神を患い、美晴は母の看病に追われた。
そんな美晴を心配した牧村は本を与え、いつしか本が美晴の癒しとなった。
しかし曾根崎が告白本が美晴の勤める書店の棚を占領し、美晴は本にさえ裏切られることになり落胆する。

■被害者遺族・山縣明

被害者遺族の山縣明寛は、嫁を殺された悲しみを忘れるため、がむしゃらに働き小さな医院から大きな病院の院長にまでなった。また、同じ遺族である岸美晴を気にかけ、学費はすべて出している。

ある日、曾根崎がマスコミを連れて山縣明寛の病院へやってきて、土下座して謝罪した。
怒りを抑えられない山縣明寛を、偶然居合わせた牧村刑事を制止する。
曾根崎は牧村刑事にサイン入り告白本をプレゼントするが、牧村刑事は「ふざけるな」と殴りかかるが、警備員に止められるのだった。

■人気キャスター仙堂俊雄

曾根崎の希望で報道番組「NEWS EYES」に出演することになった。
メインキャスター仙堂俊雄が、渦中の人間を追及する企画が人気の番組だ。

仙堂俊雄はもともと戦場ジャーナリストだったが、戦地で目の前で友人が死亡し帰国。その頃に東京連続殺人事件が起こり、遺族へのインタビューを記事にしたことで評価されキャスターに転身した経歴の持ち主。
死んだ友人からプレゼントされた万年筆は仙堂俊雄の代名詞で、「NEWS EYES」では渦中の人間に万年筆を向けるのが人気パフィーマンスとなっている。

■曾根崎のサイン会

曾根崎のサイン会が開かれ、牧村刑事と部下の春日部刑事が警備を担当することに。
そこへ女装した戸田が現れ、拳銃を撃つが、いち早く見つけた牧村刑事が曾根崎を助け、戸田は逃走する。
すると今度は、美晴が包丁で曾根崎を刺そうとし、間に入った牧村刑事が腕を刺される。
牧村刑事は美晴が罪に問われないよう逃がし、刺されたことも隠すのだった。
 
 

 
 

■「NEWS EYES」で真犯人現る

曾根崎が「NEWS EYES」出演。
メインキャスター仙堂は、告白本に書かれていない事件があると指摘。
それは牧村刑事の妹・里香が、当時婚約中だったにも拘わらず行方不明になったこと。曾根崎は動揺する。
さらに仙堂は、真犯人を名乗る男からの動画を紹介。
ガムテープで口をふさがれた里香が映っていて、次の瞬間、牧村のアパートが爆発した。
しかし曾根崎が「牧村刑事の妹なんて知らない」と答えると、仙堂は万年筆を握りしめて曾根崎を睨みつけた。

■22年前 里香と拓巳

牧村刑事は「NEWS EYES」を見て22年前を思い出した。

22年前、阪神淡路大震災で被災した妹・里香は、彼氏の小野寺拓巳と一緒に東京の牧村刑事のアパートに身を寄せてきた。
小野寺拓巳は優しい男で、牧村刑事とは気が合った。
拓巳は給料7ヵ月分の婚約指輪でプロポーズをして、里香はうれし泣きして快諾した。
牧村刑事は拓巳を「弟」と呼び、拓巳は牧村刑事のことを「お兄さん」と呼んだ。
しかしその後、里香は東京連続殺人事件の犯人に連れ去されてしまった。

そして事件から15年前後、2010年4月28日、東京連続殺人事件は時効を迎えてしまった。
里香がいない拓巳はやせこけ、犯人を捕まえらない絶望で、牧村刑事の前の前でビルから飛び降りて死んだ。

■真犯人マスク男は誰?ネタバレ!

「NEWS EYES」での仙堂と曾根崎の舌戦は大きな反響を呼んだが、同時に、真犯人を名乗る男からの映像が原因で、曾根崎は犯人ではないのでは?という疑問が日本中を駆け巡っている。
そして告白本は目標の200万部を超えた。
そんななか、「NEWS EYES」に真犯人を名乗る男から連絡があり、曾根崎・牧村刑事も一緒に出演することを条件に、新しい証拠を持って番組に出演するという。

牧村刑事が「NEWS EYES」出演のため署を出ると、尼郷源二の車が待っていて乗り込む。
その車内で尼郷から、戸田丈は、第三の殺人の被害者・戸田翔子の息子だと知る。戸田丈は母親の仇討ちをしたいと願っているのだ。

「NEWS EYES」に曾根崎と牧村刑事が出演。真犯人を名乗る男は時間ギリギリに登場したが、黒いブルゾンに黒いズボン、顔は黒いマスクという異様な出で立ちだった。
男は自分が真犯人である新たな証拠としてDVDを持参。そこにはなんと、里香をロープで絞め殺す映像が映っていた。

映像が終わると曾根崎は激高し、仙堂の万年筆を奪ってマスク男の顔に突き刺した。マスク男は逃げ出し、曾根崎は警備員に取り押さえられる。逃げるマスク男を今度は牧村刑事が殴った。
仙堂から追及され曾根崎は「私は犯人はでありません」と衝撃の告白。
さらに牧村刑事が「告白本を書いたのは私」と告白。
曾根崎の正体は、里香の彼氏・小野寺拓巳だった。
 
 

 
 

■曾根崎の正体ネタバレ!牧村刑事の妹の彼氏!

7年前、小野寺拓巳は牧村刑事の前で飛び降り自殺を図ったが、奇跡的に一命をとりとめた。
しかしその後何度も死のうのし、拘束具をつけると死なせてくれと懇願した。
数週間後のある日、拓巳は牧村刑事に言った。
「僕は別人になる・・・まったくの別人になるよ」と計画を話した。
時効は成立し、警察は犯人を見つけられなかった。
犯人は自己顕示欲が強く、復讐心も相当あるから、整形手術で絶世の美男子に生まれ変わり、自ら犯人を名乗って手記を出版する。そうすれば犯人をあぶりだすことが出来る。
整形手術は、被害者遺族の山縣明寛が行った。曾根崎が病院を訪れた際の騒動も自作自演だ。

拓巳と牧村刑事はマスク男に詰め寄る。ところがマスク男が真犯人だというのは嘘だった。
金で雇われた便利屋であり、素顔は汚い髭ずらの男だった。肩に撃たれた跡もなかった。
雇い主とはメールでやりとりし、正体不明だという。
牧村刑事は激しい徒労感に包まれ、拓巳は遠くを見ていた。

■本当の真犯人ネタバレ ラスト結末へ!正体は?

牧村刑事と拓巳(曾根崎)はホテルで憔悴しきっていた。
拓巳は整形手術を行ったあと、仕草や態度も一流にするためアメリカで7年間演技の訓練を受けた。金は山縣明寛が援助したものを拓巳が投資で増やして資金にした。そこまでしたのにやっと見つけた犯人が偽物とは・・・

仙堂から電話があり、絶対にあきらめずに犯人を捜すと励まされる。
牧村刑事は何か閃いて、署に戻る。
拓巳(曾根崎)も何か気づき、「NEWS EYES」の録画を何度も見返したあと、犯人を追って出かけた。

牧村刑事は署で、里香が殺される様子を撮ったDVDを何度も見返した。するとそこに移っている東京タワーを見てあることに気付く。

また拓巳(曾根崎)から電話があり、里香と婚約していたことを誰かに言ったか聞かれる。婚約については誰にも話していない。牧村刑事・里香・拓巳しか知らない。

山縣明寛から、拓巳(曾根崎)がある質問をしてきたと牧村刑事に電話がかかってきた。
「過去に深刻なトラウマを負った人間が、自分のされた行為を他社にふるまうことはあるか?」
答えは、命を危機を感じるほどのトラウマは、他社への攻撃性に転じることはある。

■【ラスト結末】本当の真犯人ネタバレ!仙堂キャスターが里香殺しで逮捕!

拓巳(曾根崎)は軽井沢に向かった。ある別荘に忍び込み、地下室のPCを確認する。すると別荘の持ち主である仙堂が登場。

拓巳(曾根崎)は仙堂が真犯人だと主張。
● 告白本を出した真っ先に反応したのは仙堂だった。
● 仙堂のトレードマークである万年筆は死んだ友人からの大切なプレゼントだが、収録当日、怒った曾根崎が凶器として万年筆を奪うとわかっていたから、汚したくないのでいつもとは違う万年筆を持っていた。
● ダメ押しは、拓巳が里香と婚約したことを知っていたこと。婚約指輪を抜いた真犯人しか知りえないことだ。

仙堂は戦地で反政府勢力に拉致され、友人を目の前で見せつけるようにして絞殺された。
その激しいトラウマを解消するために東京連続殺人事件を起こしたのだ。それが動機。

憤怒した拓巳(曾根崎)は仙堂の腹を包丁で刺し、揉み合いになる。
仙堂は、里香は殺して埋めたと明かし、ロープで絞殺しろと挑発する。

そこへ牧村刑事が現れ、拓巳(曾根崎)に殺すのはやめるよう説得する。
里香を殺した時のDVDに写っていた東京タワーはライトを消えていた。午前0時にライトが消えるので、=殺人の日付は4月28日であり、時効は廃止されている。だから殺人で逮捕できるのだ。仙堂は逮捕された!

■1ヵ月後、仙道は精神病院で戸田に殺された

1か月後、拓巳はスーツからカジュアルなシャツに服装を替え、曾根崎から拓巳にすっかり戻った。
今後のことは海外で考える。空港には牧村刑事が見送りにきた。

仙堂が真犯人だったというニュースは日本中に衝撃を与えた。
里香の遺体は別荘近くの森で発見され、墓に埋めることができた。

■エピローグ(1年後)牧村が本を出版た

1年後、刑事を辞職した牧村は、小説家となって作家デビューを果たした。殺人の告白本などではなく、子育てに奮闘するクジラを描いたファンタジー小説。今日はそのサイン会だ。

1週間前、裁判で心神喪失を訴え精神科病院にいた仙堂が、戸田丈にナイフで刺し殺された。母の仇をうったのだ。

サイン会には拓巳もやってきた。今日は里香の命日だから。
拓巳は牧村のことを「兄さん」と呼び、牧村は本に「弟へ」とサインした 

★以上、真犯人とラストまであらすじネタバレでした。
   
 



【友罪】映画原作からネタバレ!あらすじの結末は「鈴木と益田の罪、犯人は過去をどう償う」

生田斗真さん瑛太さんWさん主演映画「友罪」の原作を読んだので結末まであらすじネタバレします。

「平家伝説殺人事件」の原作は、薬丸岳さんの小説。

益田純一(生田斗真)はジャーナリストの夢に破れた27才。仕事を求め就職したカワケン製作所で、過去を語りたがらない男・鈴木秀人(瑛太)と出会うがその正体は連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め・・・

原作を読んだので結末まであらすじネタバレするので、映画「友罪」に興味のある人参考になればと思います。
 
 

 
 

■映画「友罪」原作読んで結末まであらすじネタバレ(出会い)


■ネタバレ1 益田と鈴木がカワケン製作所に入社

ジャーナリスト志望の27才・益田純一は、所持金10万円で住む家もないので、採用翌日から社員寮に入れる埼玉県・川口の町工場「カワケン製作所」の面接を受けた。

4ヵ月の試用期間でバイト入社し、同じ時期に面接した同い年の鈴木秀人も同じように入社した。

社員寮は川口駅からふたつ先の蕨(わらび)駅から徒歩5分で、寮の住人は寮長の山内・少し強面の清水(29才)・メガネの内海(21才)がいた。

益田の部屋の2号室で、鈴木は窓のない3号室になり、居間で歓迎会が開かれたが鈴木は早々に部屋に戻った。夜になると鈴木は激しい唸り声をあげ、益田はイヤホンをしてスマホで日課のブログを書いた。

■ネタバレ2 美代子と鈴木の出会い

美代子は半年前、新潟県長岡市の実家を飛び出し、大宮のネットカフェで一番明かしたあと蕨で、保証人不要でオートロックつき家賃49000円のワンルームを借りて、カワケンで働き始めた。

しかし履歴書が高校卒業後8年間がすべて白紙だったため、入社後も社長夫婦にあれこれ詮索されてる気がして気がめいっていた。

そんなある日、美代子が気晴らしに1人で河川敷にいくと、同じ新潟出身だという鈴木が食事していた。鈴木が猫に異常に怯える様子が気になり美代子が声をかけると「生き物は苦手なんだ」と言って鈴木は去って行った。

その日の帰り道、雨のなか震える子猫が孤独な自分と重なり、部屋に連れて帰り「ミミ」と名付けた。

■ネタバレ3 17年前に桜井学がイジメで自殺

益田は肉体労働未経験なので1週間で体が悲鳴をあげていた。

一方で鈴木は資格を持っているので、すぐに溶接の仕事を任されていた。ただ鈴木は誰とも人付き合いをせず、寮のみんなが寝るまで公園で時間をつぶして帰ってくる。寝ると唸されてるし謎だらけだ。

そこで外出中の鈴木の部屋をスペアキーで開け、清水・内海・益田の3人で捜索してみると、1冊のノートを発見。ほとんど風景が描かれたいたが、女性の裸のデッサン画を見つけ清水が携帯のカメラで撮った。家族の写真もあり益田はなぜか既視感を覚えた。

深夜2時、益田は桜井学の夢を見てで目が覚め、居間で鈴木とばったり会ったので一緒にビールを飲み、鈴木が桜井学に似ていることを話した。

桜井学は益田と同じ中学2年の新学期の転校生で、両親が離婚して母親と一緒に神戸にやってきた。1人で本を読むことが好きでクラスに馴染めずいたが、母親が間に入り益田は家に遊びに行く仲になった。

やがてクラスで浮いた存在の桜井学に対するイジメが始まった。益田は人付き合いのアドバイスをしたが桜井学は鼻で笑うような態度をとったので、それ以来関わるのをやめた。

半年後に桜井学は自殺した。遺体にはアザや傷が残っていたが学校はイジメを否定。

しかし匿名で新聞社にイジメを告発する手紙が送られ、マスコミが報道すると学校はイジメを認めた。桜井学の母親さちこは益田が手紙を送ったと思い、感謝の言葉とこれからも正しくいてねと言った。

益田は自分が送り主ではないと言えなかった。桜井学とそんなに親しくなかったが救えなかったことを今でも後悔している。

■ネタバレ4 鈴木の母親役だった白石弥生

鈴木は過去に犯罪を犯した。6年前に医療少年院を退院したあと、保護観察期間は過ぎてるが、世間の憎悪から守るため、今後の生活をサポートする矯正局チームが監視していた。白石弥生は鈴木の母親役だった。

鈴木は監視されるのが嫌で、半年前から行方不明だったが、公衆電話から電話があり、年院でとった資格を活かしてステンレス加工の会社で働いてるというが会社の名前は教えてくれなかった。白石弥生は鈴木が自殺未遂をした過去があるので心配だ。

■ネタバレ5 美代子の過去

1ヶ月後、美代子の前に元彼氏・達也が現れた。

美代子は高校卒業後、女優に憧れて親の反対を押し切って上京。バイト先の居酒屋で出会った達也は音楽が夢でフリーターだった。やがて美代子の部屋で同棲し、美代子は下北沢のアマチュア劇団で端役を始めた。

すると達也は音楽をあっさり辞めてパチンコ三昧。そして美代子を騙して偽タレント事務所に連れていき、AV撮影を強要し、マネージャーになった達也が金を搾り取った。

美代子は新潟の実家に逃げ帰ったが、達也は中学校の校長である父に娘のAVを見せて100万円を脅迫要求。父親は金を払わず仕事を辞め、美代子は実家を飛び出した。

達也はカワケンにもDVDをばらまくと脅してきた。そのとき美代子の忘れ物を届けにきた鈴木が、達也を突き飛ばしたが、反撃されてボコボコにされた。美代子は鈴木を部屋に入れて看病し、携帯のメアド交換した。
 
 

 
 

■映画「友罪」原作読んで結末まであらすじネタバレ(恋と友情)


■ネタバレ6 益田が指を切断する怪我

益田が鈴木に、以前は出版社でバイトしててジャーナリスト志望だと告白。益田は大学時代、匿名ブログでイジメの自殺について書き評判が良かった。

益田の大学時代の彼女・杉本清美は現在、大手テレビ局の女子アナで、キャスターとして活躍している。

そんな清美から仕事中にメールがきて、うっかりスマホを落としてしまい、益田は思わず機械に手を突っ込んで右手の親指と人差し指が第一関節から切断する大怪我を負ってしまう。

すると鈴木がとっさの事態に冷静に対処。指をキレイに拭って氷で冷やしてビニール袋でうまく保存したおかげで縫合手術に成功した。

鈴木が助けた理由は「益田くんは僕を救ってくれた。僕を救ってくれた唯一の親友だから」

■ネタバレ7 鈴木と美代子の恋

美代子は鈴木を誘い池袋で映画デート。その後、猫のミミに会いに美代子の自宅へ行き、鈴木が猫を書くとデッサンがプロ級だった。次に美代子を書くと生き生きした表情で描かれていて、美代子は鈴木にキスした。今度タイタニックのDVDをる約束した。

■ネタバレ8「黒蛇神(こくじゃしん)事件」

14年前、益田が中学2年生のとき隣町で起きた「黒蛇神(こくじゃしん)事件」は、1ヶ月間に小学校低学年の男児2名が殺され、両目がくりぬかれた前代未聞の事件。

犯人は「黒蛇神(こくじゃしん)の使途」を名乗り、神に捧げる生贄として子供を殺した。犯行声明文には両親あてに「このことを至上の喜びと受け止めよ」とあり日本を震撼させた。

当時の益田は桜井学が自殺したショックで頭がいっぱいだったが、逮捕された犯人が同じ中学2年生だとわかったときは愕然とした。

清美が番組で少年犯罪の特集をやると聞き、益田はネットで犯人の同級生がつくった事件をまとめたサイトをは発見。犯人は青柳健太郎。写真もいくつかあった。コメント欄は犯人と家族に対する誹謗中傷で荒れていた。

青柳健太郎は弟が生まれて高学年になるにつれ、友達をさけて一人で過ごすようになったという。小学校を卒業するころから、野良猫を殺して目玉をくりぬいて生贄にするようになった。

動機は、弟が生まれて愛情が減った母親との関係にあると推測された。

また、青柳健太郎は絵だけは抜群にうまかった。

■ネタバレ9 白石弥生と息子・智也

白石弥生は鈴木が心配で尾行し、カワケン製作所を突き止めた。しかし矯正局に知らせたら監視が再開して鈴木の生活を壊してしまうから、白石弥生は鈴木と親しいとわかった益田に頼むことにした。

白石弥生は、自分は親戚で、鈴木が家出して家族が心配してると嘘をつき、様子を定期的に教えてほしいと益田に頼みんだ。

■ネタバレ10 青柳健太郎=鈴木?

益田は鈴木のノートに書いてあった裸の女性が白石弥生に似ていると気づいたが、なぜ親戚の裸を書くのか理由がわからない。

また、家族写真の場所は益田の奈良の実家近くの遊園地に似ていたと気付く。鈴木は新潟出身のはずなのに変だ。

サイトで「黒蛇神(こくじゃしん)事件」の犯人。青柳健太郎の写真と比較すると、鈴木の部屋で一瞬見た少年時代の鈴木に似ていた。まさか鈴木が青柳健太郎なのか?

■ネタバレ12 鈴木と美代子が抱き合う

来週の金曜は鈴木の誕生日だから、美代子は色鉛筆をプレゼントに買って上機嫌。

しかし帰宅するとドアに封筒。中身は達也からでAVのDVDを会社にばらまくと脅迫だった。絶望した美代子は鈴木に会いたいとメールして呼んだ。鈴木は「一緒に逃げようか。僕も過去から逃げてる」と言ってくれて、両手首にはリストカットの跡があった。2人は裸で抱き合った。鈴木は眠るとうなされだした。
 
 

 
 

■映画「友罪」原作読んで結末まであらすじネタバレ(疑い)


■ネタバレ13 益田と杉本清美

益田は大学卒業後、飲食店で2年働いたあとサークルの須藤先輩から誘われて週刊誌のバイトの転職したが、思い描いていたジャーナリストの世界と現場が違い過ぎて、上司を殴ってクビになった。

■ネタバレ14 白石弥生と益田

益田は青柳健太郎のドキュメント番組を見返した。青柳健太郎は逮捕後、医療少年院で4年間治療をうけたあと、社会復帰のため中等少年院に転院して様々な資格を取得。絶望して自殺を図ったが、母親役のS先生たちの働きかけで生きる気力を取り戻したという。

その後、益田は白石弥生を喫茶店呼び出し、本当に鈴木の親戚なのか確かめる質問をした。出身地や兄弟、絵の才能のことなどを聞くと報じられてる内容と一緒だったが、写真にあった奈良の遊園地と「黒蛇神事件」について聞いたときは動揺を見せた。

別れ際、益田がわざと「先生」と呼ぶと白石弥生は振り返った。

■ネタバレ15 先輩・須藤

益田は『ウィークリーセブン』で働いている大学サークルの須藤先輩と会い「黒蛇神事件」について尋ねる。

青柳健太郎の家族は逮捕後に雲隠れし、本人は名前も経歴もすべて別人として暮らしているという。須藤が取材した10人(学校の教師、同級生、近隣住民、被害者家族)の名前を教えてもらった。

■ネタバレ16 カラオケ

木曜日みんな(益田・鈴木・清水・内海・美代子)でカラオケに行き、鈴木は人生初のカラオケで「ドラゴンボール」を明るく歌った。美代子も楽しかったが、益田なぜか鈴木の画像や動画を撮りまくっていた。

帰りは益田が促し、鈴木が美代子を送った。鈴木の携帯には先生(白石弥生)から何度も「会いたい」とメールがきていた。

■ネタバレ17 ずっと友達でいてほしい

益田たちが帰宅すると、寮のポストに差出人不明の封筒があり中身はAVのDVDで、映っていたのは美代子だと気付いた。清水・内海は興奮し、益田は悪質なイタズラに嫌悪感を抱く。そこへ鈴木が帰宅し、バットでテレビを破壊してしまう。

益田は鈴木と話した。鈴木は美代子の「過去に苦しめられる気持ち」がわかるという。鈴木は益田に自分の過去を告白する代わりに、ずっと友達でいてほしいと約束を求めた。

■ネタバレ18 鈴木が美代子に殺人を告白

翌日から社内で美代子を見る周囲の目がおかしくなったが、美代子は理由がわからない。

今日は鈴木の誕生日なので美代子は帰宅すると、ケーキと料理とタイタニックのDVDを用意する。しかしチャイムが鳴ってインターホンに出ると鈴木でなく達也だった。達也は寮と会社にDVDを届けたといい、美代子はすべてを理解した。

そこへ鈴木がきたが達也にボコボコにされてしまう。美代子は通行人に警察を呼ぶよう求めるが全員傍観。

鈴木は「もっと殴ってくれよ」「殺してくれよ」「僕を楽にしてくれよ」「今のうちに僕を殺したほうがいいよ」「人を殺すなんて簡単だよ、経験者の僕が言うんだから」と石で自分の頭を打ち始め、達也は気味悪がって逃げて行った。

病院で手当てしたあと帰宅して、美代子は鈴木の28才の誕生日を祝った。

すると鈴木は「少年時代に人を殺した」「少年院に入って以来、親と弟に会ってない」と告白。誰を殺したのか美代子は聞いたが、鈴木はそれ以上は言わなかった。最初に話すのは、鈴木が死んだら悲しいと言ってくれた益田だと決めてるという。鈴木は子供のように泣き美代子は何も言えなかった。

■映画「友罪」原作読んで結末まであらすじネタバレ(正体)


■ネタバレ19 青柳は鈴木だった

土曜。益田は須藤先輩の取材先に取材しようと奈良に行った。そこで偶然、桜井学の母さちこに9年ぶりに会ってしまい、益田は遺影に線香をあげる。さちこは周囲が迷惑なのをわかっていて意地で奈良に住んでいた(イジメで自殺した生徒の親は、当時の同級生や学校関係者にとってうっとおしい存在)
 
取材するのは青柳健太郎の同級生4人。1人目は留守で2人目は旅行中、3人目は怒って追い返された。残る1人は東大阪の小杉裕次。青柳健太郎と幼稚園も小学校も一緒でサイトの制作者だった。カラオケで撮った鈴木の画像を見せると、青柳健太郎で間違いないと認めた。

一方その頃、白石弥生は鈴木に、親戚だと嘘ついて益田に近づいたことを告白し、正体に気付いてるかもしれないから会社を辞めたほうがいいと警告。しかし鈴木は大切なものがたくさんある場所だから出て行かないと断った。

■ネタバレ21 寮に帰宅

益田は、2人の子供を殺した鈴木と会うのが怖くなった。自分がどんな表情をしてしまうかも怖い。指を切断したのを助けてくれたことも、友情を抱いてくれたことも、今では忌まわしく思える。

そのとき鈴木から「寮に帰りたいけど1人だと心細い。一緒に帰ってほしい」とメールがきて、駅で合流した。美代子の元彼氏がDVDで脅してきて鈴木がボコボコにされたことも知った。

寮に帰宅すると鈴木は内海と清水にテレビを壊したことを土下座して謝罪、許しを得て仲直りした。

■ネタバレ22 美代子は社内で針のむしろ

2ちゃんには元AV女優の南涼香が現在カワケン製作所で働いていて、本名は藤澤美代子だと書き込みがあった。達也の仕業だ。

美代子は社内で針のむしろだが、それより鈴木の「人を殺した」発言が気になる。そんな美代子に益田が「鈴木と別れたほうがいい」と警告。美代子は自分が元AV女優だから別れろと言われたと勘違いし怒る。

社長夫婦から誘われ食事に行くと、DVDの話をされたので美代子は過去を説明した。社長夫婦は美代子に会社にいてほしいが、辛いのではと心配してくれた。

■ネタバレ23 青柳健太郎の記事を依頼される

益田は今の状況から逃げたい。でも次の仕事のあてがない。そんなとき大学の須藤先輩から新宿の居酒屋に呼び出され、青柳健太郎の現在を記事にする仕事を紹介してきた。

小杉裕次は須藤の大学の同級生だったので、益田が須藤に黙って青柳健太郎の写真を見せたことが筒抜けだった。益田は同じ寮に住んでることも白状した。

記事のタイトルは『友人が明かす、黒蛇神事件 少年Aのいま』で6ページの大スクープだ。原稿料はなんと50万円で、その後は益田の名前を出して記事も書かせてくれるという。週刊誌で署名記事を書けば、1冊の本を出すジャーナリストになれことも夢じゃない。

しかし鈴木からどんな話を聞いても友達でい続けると約束したから「書ける自信がない」と答える。須藤はジャーナリストの使命感を持ち出して説得、益田は返事をいったん保留にした。

帰り道、キャバクラ帰りの内海・清水・鈴木とばったり遭遇。鈴木が益田の切断した指の写真を記念に撮ってて多いに盛り上がったと聞き、益田は鈴木の残虐性は本質的には何も変わってないのではないか?と恐れと嫌悪を抱いた。

益田はネットカフェにこもって原稿を書き、須藤と『ウィークリーセブン』編集長と会った。しかし原稿には、親しい人間しか知り得ない人間性や、指の写真のことは書けなかった。須藤は益田に、鈴木と会って原稿を書きなおせと要求した。

その後、益田は鈴木と居酒屋の個室で過去について尋ねた。鈴木は過去を告白する前に、鈴木が桜井学のことで悩んでるなら、一緒にこれからどうやって生きていけばいいか悩みたいと言った。益田は「おまえと一緒にするな」と店を出て、須藤に電話して「絶対に記事を出さないでください」と頼んだ。

寮に帰ると山内が益田を心配して声をかけてきたので、益田は「黒蛇神事件の犯人は鈴木」だと話した。山内は益田の悩みを理解してくれた。

翌朝、益田は通勤電車の中づり広告で、鈴木のことが記事になったことを知る。

■ネタバレ24 美代子が記事を見た

美代子は疲弊していた。会社には嫌がらせの電話が殺到し、自宅もバレてチャイムが鳴らされることも増えたからだ。でも鈴木と一緒にいたいので耐えてるが 最近鈴木が冷たくて1週間以上一緒に過ごしてない。理由がわからない。

そんなときコンビニで『ウィークリーセブン』の見出しが目にとまり読んでみると手が震えた。名前は伏せられていたが、カラオケの写真で少年Aが鈴木だとわかった。鈴木から今日部屋に行っていいかメールが来たが、体調が悪いから明日でと断った。
 
 

 
 

■映画「友罪」原作読んで結末まであらすじネタバレ(罪の償い)


■ネタバレ26 記事が出て鈴木が消えた

益田は須藤に何度も電話するがつながらない。記事は半分が書き換えられていた。読者はきっと誤解して、再犯すると思い込む。

益田は出版社に直接行き須藤に会って抗議するが、「おまえは匿名のブログでは偉そうなことを書けても益田純一という名前を出して人に訴える勇気がない」と一蹴される。

寮に帰ると、鈴木が液晶テレビとDVDを弁償していた。内海・清水は記事をみてないようだ。益田は鈴木に何も言えなかった。

翌朝、テーブルに『みなさん今までありがとう。さようなら。鈴木』と置手紙を残して鈴木が消えた。

■ネタバレ27 白石弥生は自分を責めた

白石弥生は、自分が益田と接触したことが原因で鈴木の過去がバレたと自分を責めた。

鈴木に謝るため親戚だと嘘をついてカワケン製作所に行ったが、鈴木がいなくなったことを知り、さらに自分を責めた。

■ネタバレ28 美代子もショック

美代子は益田に鈴木が出て行った原因を聞いたがわからない・連絡もないと言われるが、『ウィークリーセブン』の記事について聞くと、記事にある友人Bは益田で少年Aは鈴木だと断言した。

美代子は信じられずショックを受ける。カラオケは写真を鈴木の撮るための口実だったのだ。益田はジャーナリストが夢だったから。美代子は親友を裏切った益田を非難したが、益田は友達じゃないと否定する。

美代子が帰宅すると、ポストに鈴木のスケッチブックが入っていた。美代子は子供2人を殺して目玉をくり抜いた手で愛撫されたことを思い出し、発狂しそうになり、スケッチブックをゴミ箱に捨てた。

■ネタバレ31 鈴木と美代子のさようなら

社内は鈴木の話題で持ち切りだ。社長はあれだけ評価していた鈴木を「あんなの」と呼び、同僚たちは益田をヒーロー扱いした。

美代子が終業後、会社を出ると会社を出ると『週刊現実』の記者が待ち伏せしていて、鈴木と交際してたのか聞いてくる。記者は同僚に取材をしていて、美代子が元AV女優だとも知っていた。取材を受けなかったら自由に記事を書くと言ってきたが、美代子は無視して帰った。

美代子は鈴木の『逃げ回ることなんかないよ』という言葉が脳裏をかすめた。捨てたスケッチブックを拾ってめくると、美代子の裸のデッサンはなく、最後のページには初めて見る風景画。それは美代子と鈴木が初めて会話した荒川の河川敷だった。

そのとき鈴木から電話があり出られず留守電になった。『傷つけてごめんなさい。さようなら』美代子はとっさに電話に出た。鈴木は東京にいるという。1人で生きてくと決めた鈴木は今はネットカフェで寝泊まりしていて、これは自分への報いだという。

風景画の意味は『あの日に戻りたい』『(美代子は忘れたい記憶だろうから)破り捨ててもらいたい』という意味だった。

■ネタバレ32 14年前の学のように鈴木を自殺させたくない

寮長の山内は益田に、益田と同い年の山内の1人息子も思い十字架を背負っていたと話す。

山内の息子は暴走族で、16才のとき無免許で知人から借りた車で 通学途中の小学生の列に突っ込んでしまった。友達を乗せて夜通し運転したあとの居眠り運転で、3人の子供が死んだ。その中には山内の親友の娘もいた。

息子は逮捕され少年院に入ったきり会ってない。山内は家を売って遺族の賠償にあてたがそれで償えるわけじゃなかった。嫁と悩んだあげく家族を辞めたのだ。離婚して子供にも会わない、それが償い。

息子に思うのと同じように、鈴木にも罪から逃げずに1人でしっかり生きてほしいと山内は願っている。

益田も同じ想いだ。鈴木を死なせたくない。

14年前、葬式ごっこでクラスメイトがお悔やみの言葉を書き、益田も『じゃあね』と書いた。夕方、学から電話があり『もう限界だよ。死んでもかまわない?』と聞かれたが、益田は周りにイジメッ子たちがいたプレッシャーで『勝手にすれば』と言ってしまった 。

夜、益田は学を探し回ったが見つからず、自殺してしまった。益田が学を死なせたのだ。

益田は学の母ちさこに、新聞社への告発の手紙を書いたのは自分ではないと謝罪した。するとさちこは自分が書いたと明かした。学はレポート用紙5枚の遺書を残していて、イジメに関わった生徒や教師の名前、クラスメイトへのメッセージがあったが、なぜか益田の名前だけはなかった。

だから母親は、益田が学を一生忘れないよう、益田に「手紙を書いてくれたありがとう」とプレッシャーをかけたのだ。益田は自分の罪を見つめるため、学を死なせた最後の電話のことを告白し、母親は号泣。

益田「今度こそ友達を死なせたくないんです」

■ネタバレ33 美代子の過去も記事になる

『週刊現実』に美代子が鈴木と交際していたと記事が出た。名前は出てないが目線を隠した写真でわかる。社長は鈴木を雇ったことを美代子に謝罪し、知人のパチンコ会社の経理の仕事を紹介してくれたが、美代子は自分は何も悪いことしてないから会社に残ることにした。

一方、美代子は益田が今週いっぱいで辞めると知り「鈴木さんを追い出すようなことをしたくせに、自分は逃げるんですか」と非難した。しかし益田「絶対に死なせたくないから、恐れないで踏み出すことにした」と意味深発言。

■ネタバレ34 鈴木あてに手記

益田は奈良に戻り実家近くの食品工場で寮で暮らし正社員として働きながら、手記を書いた。

大手出版社で実名で発表することに清美は反対したが、嫌がらせや中傷も覚悟のうえだ。

そうして実名で手記が発表された。
『特別寄稿 Sくんへの手紙 益田純一』
読者ではなく鈴木1人に向けた手紙だ。
・学を死なせたしまった後悔
・鈴木の記事を提供してしまったこと
・鈴木には優しい一面があること
・Y(山内)の息子のこと
などが書かれ、最後に
『もう一度会って今後のことや償いについて一緒に考えたい。友達でい続けるという約束を果たしたい』
 
 


【平家伝説殺人事件】あらすじと犯人ネタバレ。ドラマ原作の結末は「2つのトリックと意外な動機」

平岡祐太 さん主演ドラマ「内田康夫サスペンス 新・浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」が5月21日に放送されるので、キャストとあらすじ・予告動画、原作小説を読んだので犯人とケ結末をネタバレします。

「平家伝説殺人事件」の原作は、ベストセラー作家・内田康夫さんの浅見光彦シリーズの中でも最高傑作。

ルポライター浅見光彦は、取材で訪れた平家落人の隠れ里・高知県四万十で平家の末裔である稲田佐和と祖父・広信に出会う。すると佐和の叔父・稲田教由がフェリーで転落死し、未亡人となった嫁・萌子に多額の保険金を受け取る。そして事故を不審に感じ捜査すると新たな殺人事件が・・・。

キャスト・あらすじ、原作小説を読んで犯人と結末をネタバレするので、ドラマ「新・浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」に興味のある人参考になればと思います。

シリーズ史上人気NO.1のヒロイン佐和を演じる吉川愛さんと、浅見光彦との恋愛にも注目です。
 
 

 
 

■ドラマ「新浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」キャスト


■「平家伝説殺人事件」キャスト

● ルポライター浅見光彦(平岡祐太 )
● 母:浅見雪江(竹下景子)
● 兄:浅見陽一郎(石丸幹二)
 
■平家の末裔たち
● 教由の父:稲田広信(篠田三郎)
 息子の帰郷を心待ちにしていた
● ヒロイン稲田佐和(吉川 愛)
 広信の孫。美人
 
■新婚夫婦
● 稲田教由(窪塚俊介)
 新婚旅行で実家に向かうフェリーから転落し亡くなったが遺体が見つかっていない。
● 教由の嫁:稲田萌子(矢田亜希子)
 旦那が死んで多額の保険金を受け取った未亡人
■教由が親しくしていた男
● 教由の友人:当山林太郎(丸山智己)
 捜査中、浅見光彦と橋本が出会う。
 
■警察関係者
● 元刑事:橋本克也(金田明夫)
教由の転落事故を不審に感じ独自に捜査
● 川島警部(ダンカン)

■ドラマ「新浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」あらすじ


ルポライターの浅見光彦(平岡祐太)は、取材のため平家の落人伝説が残る高知へと旅立った。四国行きのフェリーに乗り込んだ光彦は、一人旅中の元刑事・橋本克也(金田明夫)と、新婚旅行で夫の実家に向かっているという稲田教由(窪塚俊介)萌子(矢田亜希子)夫婦らに出会う。このとき光彦は、愛と掟が引き起こす悲しい事件に巻き込まれようとは知る由もない…。

▼教由が亡くなった
光彦は、悠久の流れを抱く四万十川を臨む山間に佇む平家の隠れ里・藤ノ川へと向かう途中、平家の末裔・稲田佐和(吉川愛)に遭遇。藤ノ川では佐和の祖父・広信(篠田三郎)に怪しまれ不審者扱いを受けるが、佐和の機転も手伝って疑いは晴れる。広信は、光彦がフェリーで知り合った教由の父親だった。息子の帰郷を心待ちにしていた広信だが、そこに教由がフェリーから転落し亡くなったという凶報が届く。

▼保険金
時は流れ、広信宛に未亡人となった萌子から保険金が届いたことで事件は大きく展開する。保険金を返しに単身、東京へとやって来た佐和は、光彦を伴い、萌子の元を訪ねる。

▼新たな殺人事件
一方、教由の転落事故を不審に感じ独自に捜査へと乗り出していた橋本も、光彦のもとを訪れる。教由の遺体が見つかっていない点と、多額の保険金の謎を追う中で、光彦と橋本は教由が親しくしていた男・当山(丸山智己)と出会うのだが、新たな殺人事件が起こってしまう。

歴史を背負い、今も尚ひっそりと暮らし続けている平家の末裔たちの思いが絡み合い、光彦と佐和、そして萌子、橋本たちを翻弄する。とうとうと流れる四万十川を舞台に繰り広げられる殺人事件の謎解きと、そこに暮らす人々の人間模様が描かれる。果たして光彦がたどり着く結末とは?

あらすじ引用:http://www.tbs.co.jp/getsuyou-meisaku/20180521/story.html
予告動画:

 
 

 
 

■ドラマ「新浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」原作から犯人と結末ネタバレ


ドラマ「新浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」の、内田康夫さんによる原作小説を読んだので、犯人と結末ネタバレします。
 
 
 
 

■まず簡単な犯人ネタバレ

稲田教由(窪塚俊介)と萌子(矢田亜希子)は偽装結婚だった。

稲田教由はニセモノで正体は伊藤善幸といい、フェリーから転落し亡くなったのはトリックで、稲田教由(=伊藤善幸)は生きていた。

未亡人となった萌子は保険金2億円を受け取り、亡くなった旦那・稲田教由の遺産として1000万円を旦那の父親・広信宛に送った。

本物の稲田教由は当山(丸山智己)の親友で、少年時代に亡くなっていた。

当山(丸山智己)は伊藤善幸と萌子を偽装結婚させ、保険金詐欺を企てて成功した。しかし当山は密室トリックを利用した飛び降り自殺にみせかけ殺されてしまう。

萌子も殺された。

当山を殺した犯人も、萌子を殺した犯人も、伊藤善幸だった。

■詳しくネタバレ1 少年時代の当山と稲田教由

当山にとって稲田教由は当山親子を救ってくれた恩人の息子であり親友だった。

少年時代、当山は稲田教由を誘って故郷・藤ノ川を出て名古屋に向かう途中、5000人が死んだ伊勢湾台風に遭遇し、親友の稲田を見殺しにしてしまう。

さらにその場所で男性1人を殴り倒して結果的に殺してしまった。

背信と殺人という2つの罪を背負い、当山は親友の死を藤ノ川の実家に知らせることはできず、年月が過ぎていった。

■詳しくネタバレ2 保険金詐欺を思いつく

5年前、当山は風の便りで、稲田教由の兄で当主の信隆が死んで、残るは父の広信と孫の佐和だけだと知って、保険金詐欺を思いついた。得た金の一部は罪滅ぼしとして稲田教由の遺産として贈ろ計画だ。

■詳しくネタバレ3 当山が伊藤善幸に接触

4年前、当山は経営する店「藤ノ川」の常連の知り合いの、伊藤善幸に保険金詐欺のプランを持ちかけた。

伊藤善幸は早稲田大学卒で、最初は一流企業に就職したがノイローゼになり休みがちになり辞めていた。真面目だが性格が内向的すぎて転職を繰り返し、当時は貿易会社を辞めて翻訳の仕事を自宅でしていた。翻訳は月収20万円程度だが一人暮らしに十分だった。

伊藤善幸は35才まで結婚に縁はなかった。彼女ができても結婚には至ることはなく消極的になっていった。独身・自由のきく職業・真面目で内向的・地方出身で東京に親族がいないという内容は、当山が探す「ニセ稲田教由」の条件にピッタリだった。

■詳しくネタバレ4 当山と伊藤善幸が意気投合

保険金詐欺の手口は普通2種類
・被保険者を殺す
・被保険者自身が死亡を偽装て潜伏する
どちらも成功の確率は低い。
しかし当山のプランは、すでに死亡した人間(稲田教由)が保険契約をして事故死するので、成功確率は高かった。

伊藤善幸は当山に共感し、帰る故郷のない者同士ということもあり意気投合した。

萌子は当山が行きつけの銀座のクラブ『サルート』のホステスだった。

そうして伊藤善幸は「稲田教由」になりきって、萌子と偽装結婚した。萌子には正体を隠して。

伊藤善幸は偽装結婚後も、早稲田のアパートに住んでいる偽装を行った。留守番電話を置いて翻訳の仕事をいつも通り引き受けた。
 
 

 
 

■詳しくネタバレ5 伊藤善幸は萌子の肉体の虜

しかし伊藤善幸は萌子の肉体の虜になり、当山の友情よる女を取ることに。

まもなく伊藤善幸は萌子に自分が稲田教由でなく伊藤善幸であると正体を明かした。ただ保険金詐欺は計画通り実行した。

■詳しくネタバレ6 フェリーからの転落死トリック

稲田教由(=伊藤善幸)と萌子は、稲田の実家に向かうフェリーに乗り、転落死トリックを実行。

悲鳴だけで転落の目撃者はいなかった。

トリックのネタバレは、悲鳴を鳴らしたテープレコーダーを海に掘り投げたというものだった。そのあと稲田教由(=伊藤善幸)は車のトランクに隠れて下船した。

そうして萌子は保険金2億円を、複数の保険会社からうけとった。

※当山もフェリーに乗っていたが、親友の稲田教由が死んだのに挨拶もなく船を降りたの不自然だと、のちに浅見光彦に怪しまれる。

■詳しくネタバレ7 当山が転落死。犯人は伊藤で動機は萌子

当山・伊藤・萌子の3人はだまし取った保険金の中から1人1000万円ずつ、計3000万円を稲田教由の遺産として藤ノ川へ送る約束だった。

しかし萌子は自分の金は送らず、当山の1000万円だけ送って、伊藤の1000万円を取り上げた。

当山は激怒して、山分けしないなら全て公に暴露すると脅した。

萌子は体を使って伊藤を言いなりにして、当山を殺せば萌子が住む『ドルチェ南青山』の隣の部屋に住むのを認めると条件を出し、伊藤善幸は当山を飛び降り自殺にみせかけて殺した。

■詳しくネタバレ8 当山の転落死。密室トリック

伊藤は当山のマンションで、鈍器で頭を一撃して、ベランダから落とした。

密室殺人は伊藤のアイデアだった。

密室トリックは、部屋から出てカギをかけ、カギに通した糸を使って室内の奥にカギを戻すというものだった。

当山がマンションから飛び降り自殺したのを目撃したのは萌子だけだった。

道端で通行人に道を聞いてるときに自殺を目撃してるが、偶然ではなく計画的だった。

■詳しくネタバレ9 伊藤が萌子に殺意

当山殺しに成功した伊藤は萌子の隣人になったが、萌子は「隣に住むのを認めただけで、付き合う約束はしてない」と冷たくあしらった。

別の男の影も匂わせたり、伊藤をバカにする言動を繰り返し、伊藤から取り上げた金も返さなかったので、伊藤はついに殺意が芽生えていった。

そんななか佐和が刑事と伴い訪問してきたことで、捜査の手を及んでいることを知った萌子は伊藤に

「ヨッちゃんなんとかしなさいよ。あたしはいいけどさ、当山を殺したのはヨッちゃんなんだから」と言った。

この発言が決定打となり伊藤は萌子を殺すことを決意した。

■詳しくネタバレ10 萌子を殺した犯人は伊藤

伊藤は「佐和を始末するため」と嘘をついて、萌子に短刀を買ってもらった。

萌子が佐和を電話で呼び出したあと、佐和が来る前に短刀で萌子を殺した。

短刀をサヤにおさめて玄関のタイルの上に置き、ドアを少し開けた状態で自分の部屋に戻った。

その後、佐和がやってきて萌子の遺体を発見。マンションに出入りする人物がほかにいなかったので佐和に殺人の容疑がかけられてしまった。
 
 

 
  

■詳しくネタバレ11 犯人・第三の男を捜す浅見光彦

※この時点では浅見光彦は犯人が誰かわかっていない。稲田=伊藤の存在もわかってない。

浅見光彦は、佐和に萌子の殺人容疑がかけられたのはバカげてるが反証は難しい。第三の男の存在を証明するしかないが手掛かりは 当山の部屋と南品川の稲田教由のアパートから採取された指紋だけ。しかも前科がないので人物を割り出せない。

残るは 南品川に住んでいた当時の「稲田教由」のモンタージュを作ることくらいだ。

大家の婆さん、保険のセールスマンなど数人が「稲田教由」を目撃してるはず。しかし「稲田教由替え玉説」は浅見だけが主張してる。

■詳しくネタバレ11 ヨッちゃんは誰だ?

浅見光彦は偶然聞いたカップルの会話から、萌子が電話に出たときに人違いして言った「しつこいわよヨッちゃん!」の言葉を思い出した。

ヨッちゃんが第三の男かもしれない。

萌子の店「女優」のホステスも客も誰も知らない。萌子は客をあだ名で呼ばなかった。

そこで当山のセンを探る。浅見は当山の店「藤ノ川」の常連である早稲田の古本屋の富岡を訪ねた。するとヨッちゃんを知っていて、名前は伊藤善幸だと判明。

伊藤善幸は古い木造アパート「あけぼの荘」に20年近く住んでいた。2年前から仕事が忙しくなり出張が増えて留守が多くなり、留守電を入れていた。そして長野の実家に帰るという理由で3月中旬に引っ越したという。

次に長野の実家に行ってみたが、伊藤善幸は帰郷はしてなかった。父親によると4年前まとまった金になる仕事が見つかり、結婚するかもと言っていたという。 

■結末ネタバレ 稲田教由=伊藤善幸が判明!犯人逮捕

浅見は橋本に伊藤善幸の転居先を調べてもらった。

すると伊藤善幸は稲田教由に化けていたことがわかり、引っ越先は萌子と同じドルチェ南青山で、萌子が殺されたとき通報した男だった。

警察は伊藤善幸を任意同行し
署の応接室で
・保険会社の男性2人
・保険会社の中年女性 
・小太りの老婦人(南品川のアパートの大家)
に会わせた。

すると老婦人が「あんた稲田さんじゃ」と発言したことで正体バレて、保険金搾取、当山林太郎と多岐川萌子の殺人で逮捕。

浅見の推理が的中。トリックも浅見の推理通りだった。

★終わり

以上、犯人と結末ネタバレでした。

原作では奥手の浅見光彦が、佐和とキスするし結婚の約束をしています。ドラマではどう描かれるのか?犯人以外にラブロマンスにも注目です。
 
 
 


映画【ラプラスの魔女】キャストがひどい理由って?あらすじは良いけど評価は賛否両論だった

映画「ラプラスの魔女」は東野圭吾さんの原作を、三池崇史監督が実写化したミステリー作品です。

原作者の東野圭吾さんの作家デビュー30周年記念作品であり、映画は豪華キャストで臨んでるのでこれは面白そう。あらすじと予告動画観ただけでも期待値高いです。

ですが映画「ラプラスの魔女」は、キャストが残念ひどいという声があります。理由はなんでしょう?メインキャストは、嵐の櫻井翔さん、広瀬すずさん、福士蒼汰さん、豊川悦司さんと凄い顔ぶれなのですが。

映画を見たひとたちの評価も紹介します。けっこう、評価は賛否両論でした。
 
 

 
 

●映画「ラプラスの魔女」 主題歌


主題歌:アラン・ウォーカー「FADED/ フェイデッド」

主題歌は洋楽です。YouTube総再生回数27億回超え!20才の次世代プロデューサー・アラン・ウォーカーさんによる「FADED/ フェイデッド」。

アラン・ウォーカーさんが映画に楽曲提供するのは世界で初めて。

●映画「ラプラスの魔女」キャストが残念ひどい?


「ラプラスの魔女」はキャストが残念ひどいといわれてますが、まずキャスト一覧を紹介します。

■メインキャスト

● 青江 修介(櫻井翔)
 地球化学の専門家で大学教授。雪山で起きた硫化水素中毒死の事故調査を警察から依頼される。発生現場を調べ、事件性なしと判断するが…。
● 羽原 円華(広瀬すず)
 事件の発生現場に現れて、そこで起こる自然現象を言い当てる、謎の女。甘粕謙人を探していて、青江に協力を頼む。
● 甘粕 謙人(福士蒼汰)
 行方不明の男。一家硫化水素中毒死事件の生存者。母と妹は中毒死していたが、昏睡状態で発見される。奇跡的に回復を遂げた後、失踪。
● 甘粕 才生(豊川悦司)
 かつて天才と謳われた映画監督。留守中に硫化水素事故で嫁と娘が死亡したショックから立ち直れず、表舞台から姿を消した。謙人の父。

■被害者とその家族

● 水城 義郎
 第一の事故で死亡した映像プロデューサー。
● 水城の嫁:千佐都(佐藤江梨子)
 元銀座のホステスで、財産目当てと噂されていた。
● 那須野 五郎
 第二の事故で死亡した売れない役者。本名は森本五郎。

■警察

● 中岡 祐二(玉木宏)
 事件の担当刑事。硫化水素中毒死は事故ではなく、遺産目当ての殺人ではないかと疑っている。

■大学関係者

● 円華の父:羽原 全太朗(リリー・フランキー)
 脳外科医。脳神経細胞再生の第一人者。昏睡状態で搬送された甘粕謙人の担当医として、治療を行っていた。
● 円華の母:羽原 美奈(檀れい)
 北海道で巨大なハリケーンに巻き込まれて死亡 
● 武尾 徹(高嶋政伸)
 元警察官で、いまは要人の身辺警護=ボディーガードを請け負っている。桐宮の依頼で円華を追跡している。
● 桐宮 玲(TAO)
 円華を追跡する女。円華の能力の秘密を知る数少ない人間のひとり。武尾の依頼主。
● 奥西 哲子(志田未来)
 青江修介の助手。無愛想でつっけんどんだが、陰ではお人好しで天然の青江をいつも心配している。

キャストが残念ひどいという批判の理由は、広瀬すずさんと福士蒼汰さんが映画に出演しすぎだという声が多いからです。

広瀬すずさんは今年m3月公開映画『ちはやふる』に出演したばかり。8月公開映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』ににも出演します。冬ドラマ『anone』にも主演し、CMにも出演。特に映画ファンは彼女を見飽きたという人が多くて、演技もそんなに評価してない人が多いです。

福士蒼汰さんも今年の映画は、3月『曇天に笑う』、7月『BLEACH』、10月『旅猫リポート』に出演。福士蒼汰さんの演技評価は高いですが、話題作に出ずっぱりなので見飽きてる人は多いです。

でもそういったことにあまりこだわらなければ、キャストがひどいと思わないかも。脇を固める俳優陣もすごいですし。

 
 

 
 

●映画「ラプラスの魔女」 あらすじ


初老の男性が妻と訪れた温泉地で、硫化水素中毒により死亡した。
事件の担当刑事・中岡は、妻による遺産目当ての計画殺人ではないかと疑いを抱く。

警察からの依頼で事故現場の調査を行った地球化学の専門家・青江修介教授は、「気象条件の安定しない屋外で、致死量の硫化水素ガスを吸引させる計画殺人は実行不可能」と断定、事件性を否定。

それから数日後。別の地方都市でも硫化水素中毒による死亡事故が発生、その被害者が前回の事故で死亡した男と顔見知りであることが判明した。
青江は新たな事故現場の調査に当たるが、やはり前回同様、事件性は見受けられない。

遠く離れた場所で同じ自然現象による事故が連続して起こり、被害者が知人同士だった・・・この事実は、単なる奇妙な偶然なの?だが、もしこれらが事故でなく、連続殺人事件と仮定するのであれば、犯人は【その場所で起きるすべての自然現象をあらかじめ予測していた】ことになる。そんなことは絶対に不可能だ。

未来を予見する知性=「ラプラスの悪魔」など現実に存在するはずがない・・・。行き詰る青江の前に、1人の女性が現れた。彼女の名は、羽原円華。事件の秘密を知る人物・甘粕謙人の行方を追っているという。

怪しむ青江の目の前で、円華は、これから起こる自然現象を言い当ててみせた。

円華の「予知」に隠された秘密とは?
甘粕謙人とは何者なのか?

そして動き出す第三の事件・・・。青江の想像をはるかに超える、おそるべき全貌とは!?驚愕と衝撃の結末に向けて、彼らの運命が大きく動き始めた。

あらすじ引用:映画「ラプラスの魔女」公式サイト
予告動画:

●映画「ラプラスの魔女」映画を見た人たちの評価


ミステリー原作だけれども、映画では犯人捜しよりもむしろ、ラプラスの魔女があり得ないその能力を持ったことが幸せなのかといった、人が生きていくことそのものに目を向けるエンディングになっています。
謎解きそのものを楽しむつもりで見に行ったならば、少し物足りないと感じるかもしれません。

東野圭吾のミステリー小説を映像化したこの作品だが、残念ながら監督はあまりこのジャンルの作品は得意ではないと見られる。
クライマックスに近い場面で、派手な展開で多少強引に畳み込むようにしているが、やはり物語の展開への物足りなさを感じる。

引用:https://filmarks.com/movies/

ミステリーファン、原作ファン視線で鑑賞すると物足りないと感じそうですが、あまりこだわらずに観たら人間ドラマとして楽しめそうです。