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30代になると、親族の葬儀も多くなってくる年頃です。その中には心筋梗塞や脳梗塞で亡くなったひともいるかもしれません。その原因である「動脈硬化」を防ぐ「ガンマオリザノール」という成分を含む油が採れる「ある食材」がいま医学界で注目されているんだとか。
おそらく「ある食材」とは「米ぬか」のことで、「油」とは「こめ油」のことです。2015年10月20日(火)19時00分からテレビ朝日で放送の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」では、その食材について詳しく紹介されるといいます。
目次
ガンマオリザノールとは、米ぬかから採れる米油に含まれる
ガンマオリザノールは、
コメ胚芽や米糠(こめぬか)を搾って作る「米油」に
含まれる多いポリフェノールの一種です。
そして、
・血行を良くしてコレステロールの吸収を抑える
・頭が痛くてイライラする更年期障害などの不定愁訴に効果がある
・脳機能の劣化を防止する
といった作用があるので医薬品に使われています。
また、紫外線を防止するために化粧品に使われています。
そして植物ステロールと併用することで、
・老人性痴呆症
・動脈硬化
・脳軟化症
の治療薬として用いられています。
ガンマオリザノールは耐熱性にも優れているので、
化学合成品以外の食品添加物「酸化防止剤」として使われることもあります。
血中のコレステロールを下げる効果があり、
メラニン生成を抑える「美白効果」もあるといいます。
また、女性の場合は、月経の改善にも効果があるます。
こめ油とは
「こめ油」はコメ胚芽や米糠(こめぬか)を搾って作ります。
天然の栄養成分がタップリで、
その中でも抗酸化作用のある成分が豊富なことが特徴です。
・ガンマオリザノール(動脈硬化を防止)
・植物ステロール(油の食物繊維と呼ばれる)
・ビタミンE(細胞の健康維持をサポート)
・トコトリエノール(スーパービタミンEと呼ばれる)
料理に役立つ点としては、抗酸化作用のおかげで
・料理が冷めても美味しい
・料理の際、油のニオイが少ない(空気を汚さない)
・油切れが良いので、揚げ物がカラっと仕上がる
・食材のおいしさが引き立つ
・普通の食用油に比べてサラっとしてベタつかない
などがあります。
動脈硬化とは
動脈が硬くなったり、動脈の壁が厚くなったりして
血流が悪くなるのが「動脈硬化」です。
「動脈硬化」の原因は、コレステロールが主だといわれています。
「コレステロール」は嫌われ者ですが、
人の体にはなくてはならない大事な物質です。
しかし、「悪玉コレルテロール」が増えすぎると
血管のなかに「こぶ」ができて血流が悪くなり、
「こぶ」が大きくなれば破裂して「血栓」を作り血管がつまるという仕組みです。
こうして「動脈硬化」が悪化します。
米油に含まれるガンマオリザノールによって
コレステロールの吸収が抑えられるなら
使わない手はないですね!
料理男子は、ぜひこめ油を使いましょう!
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