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鏡で自分の舌をみたとき、いつもより白っぽいと感じることありませんか?舌が白いのはなぜでしょう?
舌が白っぽいときと、白っぽくないときの差、原因が12月19日TBS「この差って何ですか?」で紹介されました。
実は舌が白いと体に胃や腸に異常が起きている可能性があります。病気だったら怖いですね。
さらに舌が白い以外にも、歯形がついている、色が薄い、逆に舌の色が濃い場合も、体に異常がある時のサインです。重大な病気になる可能性もあるので知っておくと便利です。
目次
■舌が白いのはなぜ?原因は胃や腸の病気?
実は舌を見るだけで健康状態がわかります。
「この差って何ですか?」では、これまで10万人以上の舌を観察してきた北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛先生が詳しく解説しました。
正常な舌の色は、ほのかに赤いピンク色。しかし体の異常で舌が白くなることがあります。
舌の表面の白いモノの正体は「苔」とも呼ばれている、舌の表面の細胞が死んで蓄積したもの。
通常、白いモノは食べ物で自然と削られますが、体に異常が起こっていると舌の表面の「乳頭」と呼ばれるデコボコが成長し、乳頭と乳頭の間に白いモノが溜まって、食べ物を食べても削られず、舌が白くなってしまいます。
■舌が白い時の体の異常とは?舌が白いのは病気?
伊藤剛先生によると、胃や腸に問題が起こっていることが多いといいます。
胃や腸は食べ物の消化・吸入にかかわっている人間にとって非常に重要な器官です。
そんな胃や腸が炎症を起こすと、治そうとして新しい細胞がどんどん作られます。
そして胃や腸と舌は粘膜でつながっているため、舌も新しい細胞が次々と作られていき、その結果、乳頭が伸びてしまうのです。すると食べ物を食べても白いモノが削られないので、舌が白っぽくなります。
胃や腸の病気かもしれないので、病院で診てもらいましょう。
■舌が白い時の体の異常とは?舌が白いのは病気?
舌が白くなったとき、歯ブラシで「舌磨き」をする人がいるが、これはあまりオススメできないそう。
例えば皮膚の場合、垢は外からの衝撃などから守るバリア。
舌の場合、白いモノは食べ物などから舌が傷つくのを守るバリア。バイ菌などで感染を起こしやすくなるので、むやみに取る必要はありません。
■舌の白いモノは口臭の原因にはならない?
よくそういうことを言う人がいるが、臭いはほとんど出ないといいます。
■舌が白い以外にも、病気のサインが?
舌が白い時は胃や腸の炎症ですが、それ以外にも、舌を見るだけで体の異常を見分けることができるといいます。
「この差って何ですか?」出演者で実際、舌に異常がある人がいました。
★舌の両端に歯形がついている(加藤浩次さん)
これは舌がむくんでいるせいで、歯形がついてしまいます。寿命に影響することはありません。
むくみの原因は、体内の水分が多いこと。普段から水やお酒など水分を多く取り過ぎている人は、実は舌もむくんでしまっているのです。
加藤浩次さんは1日に1~2回しかトイレに行かない。体に水が溜まりやすいので、うまく排泄できないのです。
むくみを解消する方法はあります。
■むくみを解消する方法1.
・水や酒を控える
(汗をあまりかかない人もむくむ)
■むくみを解消する方法2.
・お風呂で全身浴をすると水分が出やすい
★舌の色が薄い(土田晃之さん)
赤血球が少ない人はこうなります。
実は舌の色は、体内の血液の色を現していて、正常な人はタラコのような色。
薄い原因は、栄養が悪かったりすること。
栄養・鉄分が不足していることにより貧血の可能性があるので気を付けましょう。
土田晃之さんはダイエットで野菜ばかり食べていて、人間ドッグ行くたびに男性なのに貧血症といわれるといいます。健康になろうとしてやりすぎちゃった模様。
★舌の色が濃い赤色
これは、血液の流れが悪くドロドロということ。
心筋梗塞・脳梗塞などを起こしやすい。危険な赤信号です。
こういう場合、かなり気を付けなければいけません。
脂っこい食事のとりすぎなどによって動脈硬化になる可能性もあります。
■まとめ
舌に異常があるかと思ったら、まずは医師の診察を受けましょう。
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