運転免許の点数確認方法知ってる?リセットの仕組みで免停になる不安も解消

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運転免許の点数制度について、もしも自分が交通違反をしたときの為にも知っておくと便利です。

自分が注意して安全運転を心がけていても、想定外の不可抗力により違反や事故に繋がることは珍しくありません。

切符を切られたあと現在の点数がどのくらいなのか?免停になったら困るので知りたくても、点数の確認方法を知ってる人は意外と少ないです。

また、運転免許の点数はリセット(回復)される救済処理があるのをご存知でしょうか。

無事故無違反の人は興味ないかもしれないですが、知っておくといざという時に役立つかもしれません。
 
 

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■「運転免許の点数確認方法」電話やネットでは確認できない


運転免許の点数確認をするには、「累積点数証明書」を発行してもらう方法になります。

電話やネットでは確認できません。警察署や自動車免許センターの窓口に聞いても点数は教えてくれません。個人情報保護の観点から、申込用紙に記入して申請して発行してもらいます。

最寄りの警察署・交番・自動車免許センターいずれかで、申込用紙をもらって、記入して窓口に提出or郵送後、2週間後くらいに「累積点数証明書」が届き、運転免許の点数確認することができます。

料金は「交付手数料630円」と、郵送の場合は「郵送費用」です。

■運転免許の点数確認方法

最寄りの警察署 or 交番 or 自動車安全運転センターへ

「累積点数証明書」の申込用紙をもらって記入し、窓口に提出or郵送

料金「交付手数料630円」を支払う

2週間後くらいに自宅に届く

運転免許の点数確認できる

■「運転免許の点数制度」減点方式ではなく0点から加点方式。「ひかれた!」は間違い


例えば交通違反をした人「違反をして2点ひかれた」と言う人がいますが、これは間違いです。正解は「2点追加された」です。

違反は悪いことなので減点されるイメージがありますが、実際は加点されます。違反しすぎの人が「もう点数無い」と言ってるにも間違いです。

「運転免許の点数制度」は、老若男女関係なく全員0点から始まり、違反すると点数が加算されていく仕組みです。満点や減点ではなく無事故無違反の人は0点なんです。

無事故無違反の状態 ➝ 合計0点
2点の違反した ➝ 2点加算され合計2点
また1点違反した ➝ 1点加算され合計3点

このように違反するたびに点数が累積していきます。

累積点数に応じて、免許停止、免許取り消し、というように罰則が厳しくなっていきます。サッカーのペナルティと同じで、レッドカードで退場(免許取り消し)です。

■「運転免許の点数制度」リセット(点数回復)の仕組み


違反すると点数は永遠に累積されるわけではありません。

違反点数は、過去3年間の違反点数を合算しますが、条件によってリセット(点数回復)される仕組みが3つあります。

■リセットの仕組み1.
「1年間、無事故無違反でリセット」

ひとつの違反「A」をしたあと、1年間無事故無違反だとリセット(点数回復)される仕組みです。

1年間の途中で「B」の違反をすると、またそこから1年間が条件になります。

■例1.違反ひとつ
2018年1月1日違反A2点➝累計2点

2019年 違反Aから1年後➝累計0点
 (累計点数がリセットされた)

■例2.途中でまた違反した
2018年1月1日違反A2点➝累計2点

2018年3月1日違反B3点➝累計5点

2019年 違反Aから1年後➝何もない

2019年 違反Bから1年後➝累計0点
 (累計点数がリセットされた)
こんな感じです。

■リセットの仕組み2.
「2年無事故無違反でリセット」

違反したとき、「違反点数が3点以下」「2年間無違反」という条件を満たしていれば、「3か月ルール」が適用されリセットされる仕組みです。

「3か月ルール」とは、違反日から3か月無違反だと、0点にリセット(点数回復)されるというものです。

■リセットの仕組み3.
「免停になるとリセットされる」

免停になったあと、指定された期間が過ぎると0点にリセット(点数回復)されます。
  
 

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■免停になった場合の点数の仕組み


違反の累積点数が6点を超えると免停になります。違反の回数でなく累積で6点を超えるとそうなります。

免停の期間は30~180日で、その間は免許停止処分となり、運転することが許されません。その期間が過ぎると自動的に免許が復活して運転できます。

タクシー、バス、トラックの運転手など車の運転が仕事の人は死活問題となり、車がないと不便な地域の人は大変困ることになります。
 

■免停歴があると厳しくなる

免停になると『前歴』が付き、免停になるたび『前歴1』『前歴2』『前歴3』と増えていきます。

『前歴』とは過去3年間に免停になった回数のことで、『前歴』があると免停になる点数基準が厳しくなり、免停になるまでの点数の猶予がほぼない状態にされます。

● 前歴なし 6~14点で免停
(免許取消は15点~)
● 前歴1 4~9点で免停
(免許取消は10点~)
● 前歴2 2~4点で免停
(免許取消は5点~)
こんな感じです。

交通違反を繰り返すと、罰則が厳しくなるということです。

前歴を消す方法はあります
・違反者講習を受ける
・1年間無事故無違反
の2つです。

■免許取消は重大な違反の証拠


違反の累積点数が15点を超えると免許取消処分となります。

飲酒運転、ひき逃げなど、悪質な違反をすると容赦なく一発で免許取り消しになります。

免停と免許取り消しの違いは、免停は一定期間が過ぎれば再び運転できますが、免許取り消しは免許を没収されるのでもう一度免許取得する必要があります。

しかしすぐに免許取得はできません。

免許を取得できない『欠格期間』が設けられるからです。期間の長さは、前歴や違反点数によってそれぞれ違います。

■最後に


■まとめ
・運転免許の点数確認は証明書を発行
・点数制度は0点から加点方式
・過去3年間の違反点数を合算
・リセット(点数回復)は3パターン
・累積6点で免停、15点で免許取消

運転免許所は身近なものですが、点数制度は意外と知らない人がいたりします。

ちょっとした違反は、リセット(点数回復)の仕組みで救済処置があるのは助かりますね。

とりあえず、前歴なしの0点が一番優秀だと覚えておけば大丈夫。日ごろから安全運転を心がけることが大切ですね。
 
 



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