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カラオケで有名な大手・シダックスが8月31日(水)で一気に44店舗を閉店するので、一覧表を紹介します。
シダックスは春から断続的に閉店を進めていて、夏の終わりまで52店舗閉店することに。
シダックス閉店店舗一覧を見ると、渋谷のシダックスまで閉店するのに驚くきます。
こんなにも閉店するまで追い詰められた原因は「どんぶり勘定」経営でした。
きちんとしている会社に見えても、経営の中身は外側からはわかりませんね。
目次
■ シダックス閉店店舗一覧
■5/8(日)閉店☓4店舗 宮城県 :仙台広瀬クラブ 静岡県 :浜松天王町クラブ 三重県 :桑名クラブ 大阪府 :枚方大峰クラブ ■6/26(日)閉店☓1店舗 ■6/29(水)閉店☓1店舗 ■6/30(木)閉店☓1店舗 ■7/18(月)閉店☓1店舗 ■8/31(水)閉店☓44店舗 群馬県 :前橋上小出クラブ 東京都 :渋谷シダックスビレッジクラブ 埼玉県 :羽生クラブ 新潟県 :新潟赤道クラブ 静岡県 :磐田上岡田クラブ 滋賀県 :彦根クラブ 岡山県 :岡山豊成クラブ 宮崎県 :都城中町クラブ |
■営業時間の短縮
閉店はしなくとも営業時間の短縮を迫られた店舗もあるようです。
岐阜県:多治見光ヶ丘クラブ
7/4(月)から営業時間を18:00までに変更
愛知県:名古屋昭和橋通クラブ
ここは逆で18:00~の夜だけ営業に変更
■ シダックス閉店の理由
シダックスの閉店の理由は「どんぶり勘定」です。
客足が遠のいて店舗が暇でも、アルバイトが沢山いる状態・・・一番大事な人件費がこれでは、なるべくしてなった閉店といえるでしょう。
また、戦略も誤ったようです。
90年代にカラオケ事業に参入したシダックスは2004年になると店舗数300に達し、本社を渋谷に移転。
3年後の2007年には、売上高600億円・利益率は10%前後と繁栄を極めました。
シダックスは大型店がメインで郊外に出店していたことも敗因。
カラオケブームの終焉を訪れ、ジョイサウンドや鉄人など低価格のカラオケに押されていき、大型店は利益を出せなくなっていきました。
それなのに、どんぶり勘定のまま収益管理を怠ったといいます。
シダックスグループの利益の半分を稼いだカラオケ事業も今でも21億円の赤字に。売上もグループの2割弱にまで落ちました。
■ シダックス渋谷は大混乱
2004年、シダックスは新宿から、流行の発信地渋谷に本社を移転しました。
レストランやイベントホールと一体化した「渋谷シダックスビレッジ」を誇らしげでした。
渋谷本店の閉店がスッタフに伝えられたのは、8月に入ってからだといいます。
8/31(木)閉店なわかですから現場は大混乱。
当初は9月中に閉店する予定だったそうですが、それだけ経営が苦しいのでしょうか、突然1か月も早まることに。
■ ネットの反応
先ほどサイトで店舗数をカウントしてみたところ、08/31以降のシダックスさんの総店舗数は218店舗。店舗数業界第5位のコート・ダジュールさんは09/01オープン店舗を含めて181店舗。コート・ダジュールさんは年々店舗数を増やしているので、近いうちに順位が入れ替わるかもしれません。
— カラオケ評論家・唯野奈津実 (@yuinonatsumi) 2016年8月30日
既に大量閉店
・マクドナルド
・すき屋今後予想される大量閉店
・シダックス(カラオケ)
・ミスド
・ブックオフ
・吉野家
・本屋すべて
・スポーツ用品店すべて など理由:
人口が、ガンガン減ってる上、インターネット(Amazon)で買えるから。国は何も対策できないから。— 龍汰 (@DragonLimit) 2016年8月30日
最近突然ワンオーダー制と称した大幅値上げしたり、「レストランカラオケ」なのにメニューが激減したり、バースデーサービスがなくなったり、目に見えてサービスが低下してたからなぁ・・・シダックス
— よっしー@バイト退職 (@ROUTE_yosshii) 2016年8月20日
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