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ロシアの天文学者が、はるか銀河の果て・94光年先の恒星系「HD164595」から、電波信号をキャッチしました。
地球外知的生命体からのメッセージなのかと話題です。
目次
■ 【恒星系HD164595】とは?
「恒星系HD164595」は、太陽系と同じくらいの大きさ・明るさの恒星と、最低でも1つの惑星を持ちます。
惑星のサイズは海王星と同じ程度とみられます。
(地球の直径12742kmに対して海王星は49244km。地球の4倍ほど)
この惑星は、軌道が急なために、生命には適さないそうです。
しかし「恒星系HD164595」からは信号が送られているので、知的生命体が信号を発した可能性があります。
ロシアの学者 地球外文明からの信号をキャッチ?
ロシアのニジニ・アルヒズにあるロシア科学アカデミー特別天体物理観測所の天体物理学者たちが、ヘラクレス座の恒星HD164595から極めて珍しい信号を検知した。アマチュア天文家のhttps://t.co/PnbUEWrCou— たまごのきみ (@tamagonokimi201) 2016年8月30日
■ 【恒星系HD164595】からの電波信号
2015年3月
「恒星系HD164595」から発進された「周波数11GHzの信号」をロシアが受信しました。
受信した場所は、黒海からカスピ海まで東西に走る「コーカサス山脈」に設置された「RATAN-600電波望遠鏡」です。
「恒星系HD164595」から発せられた信号の強度を分析したところ、信号の発し方に2つの可能性があるとのことです。
■信号の発し方1.全方位
1つ目は、恒星系から全方位に向けて発信した場合で
・出力は10の20乗W=100億Wの100億倍
・エネルギーは太陽から地球に降り注ぐ全エネルギーの数百倍に相当
想像もつかないとんでもないエネルギーですね・・・。
■信号の発し方2.地球めがけて
2つ目は、全方位でなく地球をターゲットに信号が発せられた場合です。
エネルギーは1兆Wにもなり、人類の全エネルギー消費量に匹敵するとのこと。
■どちらもヤバい
全方位でも地球めがけてでも、どちらも場合も、地球人類でなし得るエネルギーを遥かに上回っています。
なぜこのような莫大なエネルギーを使ってわざわざ地球に信号を送信したのか?興味深いですね。
■ ネットの反応
私も宇宙から信号受け取りたいよう〜HD164595行きたい〜〜!95光年先ってことは速くて95年前に送られた信号が届いたってことでしょ?今は更に文明が進んで私達がお返事しても届くのはもっと先で…あっちからお迎えが来てくれたりして
— 早乙女ユキリ (@yukiri_TRPG) 2016年8月30日
宇宙から信号届いたんやね!
地球外生命を発見するのも時間の問題かな?
95光年離れたHD164595の方向から届いたらしい
もしこれが本当に地球外生命だったとしたら、この信号は地球に向けてだけの信号じゃないとおもうからタイプ2の地球文明をはるかに凌駕してる文明だと思う。— よーへー (@maeda0817) 2016年8月30日
SETIが発見したHD164595方面からの信号ってのは、これから正体探しがなされるはず。地球由来の雑音だったとか原因は色々あるしね。以前SETIに参加していた際にもあったし
— 正月仮面 (@manonv2) 2016年8月29日
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