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【公開大捜索2018】が2018年1月31日に放送され、記憶喪失や行方不明の人たちのその後が放送中に順次判明しています。
・記憶喪失の外国人ジョンスミス(仮)
・記憶喪失の和田竜人25才(仮)
・行方不明の松本将利さん20才
ヤラセという噂もありますが、【公開大捜索2018】を観てそれぞれのその後を紹介します。
目次
■【公開大捜索2018その後】記憶喪失ジョンスミス(仮)
2016年11月22日、秋田で保護された推定31才の外国人男性。ジョンスミスさん。母国語も忘れいていてカタコトの日本語しか話せません。秋田で見つかったものの日本に来た目的も謎です。
発見されたときジョンスミスさんは交差点に立っていて、頭痛・発熱・口内炎の症状がありました。ですが空腹なのでラーメン屋でラーメンを食べましたが、普通に日本語で注文したといいます。お箸も使えました。
その後、体調が回復せず病院に行くが身元がわからず警察に保護され、別の病院で検査を受けると解離性遁走だと判明。警察は入国管理局に問い合わせがジョンスミスさんの情報はなし。
※解離性遁走とは?
強いストレスに直面した場合に記憶や感情を切り離しそこから逃げだすこと。
ジョンスミスは現在、日本語の勉強を続けていますが、日本語を教えている先生によると以前に日本語を学んでいる様子。ジョンスミス自身も日本で育った外国人では?と自己分析。
「公開大捜索2018」番組スタッフがけん玉を見せると「けん玉です」と遊び方も知っていました。そろばんも知っていて、電卓が高くてそろばんを買って所持していました。
続いて番組スタッフが常識的な質問。
・平成の前は?昭和(それ以前は知らない)
・総理大臣は?安倍総理(それ以外は知らない)
・タモリは知らない
車の運転方法を質問すると、シフトレバーを右手で動かす仕草をしたので英語圏の外国で運転を学んだ可能性が高い。しかし英語の教科書を見せると、文法どころか簡単な単語もわからなかった。
「公開大捜索2018」がMRIを実施すると脳に異常はなし。ただ最初の頭痛はヘルペス脳炎の可能性がありその影響で記憶を失った可能性が。
※ヘルペス脳炎とは?
ウイルスに脳が侵される病気。発症時に高熱や頭痛を伴う意識障害や失語症などの後遺症が残る。
その後、入国管理局から連絡があり身元が判明。
本名:イムス・カイル・リー
出身地:アメリカのカリフオルニア州
年齢:26才
2016年9月2日に関西空港から来日し、82日後11月22日に秋田市内で記憶を失っていました。
■来日目的は?
身元判明しましたが、ジョンスミスさんは記憶がないままなので本名で呼ばれても実感がなく、本人はジョンと呼ばれたいです。来日目的もわかりません。英語も思い出せません。
アメリカ領事館はアメリカの母親に電話しましたが、母親は「息子は記憶喪失のフリをしてるだけ」と言ってるので、ジョンスミスさんは不安で帰国できない状態。
■番組に寄せられた情報
・2016年9月、静岡で似たような人に「宿泊させてほしい」と頼まれた
・警察からの依頼で大阪の保護施設で日本語を教えていた。当時ジョンスミスさんは英語を話していたし何十万円か持っていた。大阪から一度アメリカに帰っている。記憶喪失のフリしてるのでは?大阪のアメリカ領事館が一番情報を持っている。
■ネットでは・・・
イムス・カイル・リーさんのFacebookが発見され番組に連絡したそう。確かに似てます。
■【公開大捜索2018その後】記憶喪失・和田竜人(仮)
愛知県一宮市2014年7月29日、ショッピングセンターのトイレで、栄養失調・脱水・意識不明で倒れているところを保護された25才の青年。和田竜人さん。警察の聴取で名前を「アイダ リュウト」を書きましたが、なぜ苗字をアイダと書いたか本人もわからないといいます。
自分の名前もどこから来たのかも覚えてないが、「17年間見知らぬオジさんに軟禁されていました(学校にも行ってない)」という記憶だけは確か。彼は事件の被害者なのでしょうか?手掛かりが見つかったならよいですが。
現在は体調はすっかり回復して自立支援センターが運営する便利屋で働いています。夢は弁護士。
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もっとも古い記憶は4才の頃。両親が運転する車の中で寝ていて、目が覚めたらオジサンの一軒家にいて「お前は今日からここで暮らすんだ」といわれ和田竜人さんは2階の部屋で暮らすことに。1997日8月21日オジサンから5才と言われたのが年齢の根拠。
外に出ようとすると怒られるので外出できず、学校にも行けず、テレビも見れませんでした。オジサンは常にPCで株のデイトレーダーをして在宅していたので、すきを見て逃げることもできませんでした。学校の勉強は与えられた参考書で行いました。
しかし15才の時、虫歯になりオジサンと歯医者に10回ほど通院。またこの頃、オジサンが就寝後に夜中にテレビを見るようになり会話を学びました。
20才の頃テレビのニュースで親が子供を虐待・監禁する事件を知り、和田竜人さんは自分の置かれている状況を異常に思いました。それ以降、少しずつ財布からお金を盗んで資金をため、2014年6月28日深夜にオジサンの家を逃げ出しました。その時見た表札が「和田」でした。
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和田竜人さんは現在、身元不明なので戸籍が取れません。オジサンに会えば何か手掛かりがつかめるかもしれないので「公開大捜索2018」スタッフととも当時の記憶を頼りにオジサンの家を探しました。
和田竜人さんは逃げる当時「桶狭間の合戦場跡」という看板を目撃していました。看板がありそうな場所は保護された場所から27km離れたところです。看板近くには大きな時計台が。あとは路面電車が走っていました。
愛知県で路面電車が走ってるのは豊橋市だけ。「公開大捜索2018」スタッフとともに周辺を歩くと見覚えのある神社も発見。さらに愛知と静岡の県境の看板も見ていました。オジサン宅からの逃走がわかりました。
また当時虫歯の治療をした歯を調べると、保険適用範囲内での治療だと判明。
さらに臨床心理士が箱庭療法を実施。分析の結果、競争社会への強い憧れ、負けず嫌いで好奇心の強い性格と判明。そして積極性があり挑戦的な性格は遺伝性がある可能性があるので、両親は裕福だったが積極性が災いして何等かのトラブルに巻き込まれて離れ離れになったのでは?と分析。
※箱庭療法とは?
人・動物・車などのアイテムを自由に配置して完成した箱庭から深層心理を分析する。
■【公開大捜索2018その後】行方不明・松本将利
岡山県岡山市で2017年に、松本将利さん(当時19才)が行方不明になりました。父親は息子の帰りを信じて現在もアパートは契約したままで、部屋も当時のまま。
岡山大学の法学部に合格し、2017年4月から市内のアパートで1人暮らしを始めていました。
2017年6月29日、父親が電話するとコールはしたが電話に出なかった。翌日は電源が切れてつながらなかった。10日後に父親がアパートを訪ねると、息子が帰っていないような気がしました。
行方不明の理由として、ベッドに郵便物など置かれたままです。普通なら寝るためにどかすはず。食べ残しの鍋や洗い物、洗濯物までそのまま。
松本将利さんが失踪したときの所持品は
・茶色のビジネスバッグ
・携帯電話
・貯金から引き出された所持金30万円
しかし1週間後にアパートを訪れると床に携帯電話が。一度帰ってきたのでしょうか?父親は警察に捜索願いを出しました。
また失踪前日、松本将利さんは弟に電話で「親の束縛から逃げる」と言っていたそう。
母親がいなかったのでその分父親は厳しく育てていたのです。家庭教師のアルバイトに反対したり、週に2回電話して勉強しているか確認したり。
■番組に寄せられた情報
・福島の除染作業現場で同じ寮だった。「オオムラ」と呼ばれていた。
・おととい福島の別の除染作業現場で一緒だった。
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