2017台風9号の進路情報「最新予想」気象庁・米軍・ヨーロッパは「台風5号とあわせて週末がやばい」

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フィリピンの東で台風のたまごから「2017台風9号」が発生しました。

発生日時は7月26日正午頃。沖縄にはいつ接近するのか?本州への影響など、気象庁・米軍・ヨーロッパの最新予想進路を見てみましょう。

台風接近に伴い気象庁は船舶に警戒を呼び掛けています。

7月29日(土)30日(日)の週末は、「2017台風9号」プラス、日本の東から迫っている「2017台風5号」と合わせて、台風からのうねりや高波には注意が必要です。
 
「2017台風9号」は7月で7個目の台風。7月に7個台風が発生したのは1994年以来、23年ぶりのことです。(7月の平年発生数は3.6個)
 
 

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■たまごから2017台風9号発生!スぺックは? 気象庁の最新予想進路は?


発生場所:フィリピンの東
発生日時:7月26日正午頃
名前:ネサット(カンボジア語で「漁師」の意味)

■7月26日15時現在のスペック

強さ:強い
中心気圧:970ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:35メートル
最大瞬間風速:50メートル
進路とスピード:北西 時速25km

■気象庁の最新予想進路は?沖縄にはいつ接近?

画像引用:気象庁台風情報

2017台風9号は時速25kmの速度で、勢力を強めながら北上中。

7月29日(土)には沖縄の沖縄の南海上に接近する予想です。
その頃のスペックは
強さ:強い
中心気圧:970ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:35メートル
最大瞬間風速:50メートル
進路とスピード:西南西 時速15km
暴風警戒域:全域410km

暴風域を伴っているので、強い雨風、沿岸で高波の恐れなど、最新情報を確認しながら注意が必要です。

※台風の強さ
最大風速33~44メートル:強い
 外は飛来物・落下物で危険
最大風速44~54メートル:非常に強い
 トラックが横転・家屋倒壊
最大風速54メートル以上:猛烈
 すべてを凌駕
※台風の大きさ
500~800km未満:大きい
800km以上:非常に大きい

■たまごから2017台風9号発生!米軍の最新予想進路は?


米軍の最新予想進路はまだ公開されていないので、代わりに米国の「Weather Underground」社の最新予想進路を紹介します。

画像引用:wunderground.com

気象庁と同様の最新予想進路となっていますね。
 
 

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■たまごから2017台風9号発生!ヨーロッパ(ECMWF)の最新予想進路は?


画像引用:ヨーロッパECMWF

ヨーロッパ(ECMWF)の最新予想進路では、気象庁よりも先まで見えるので便利。ただその分、予測が外れる場合もあります。

これによると、最初の進路は北上ですが、途中から西へ進路をとりフィリピンへ上陸しています。また、東から日本へ進路をとっている台風5号は、南下していって日本から遠ざかっていますね。

それでも週末は、台風からのうねりや高波には注意が必要ですね。

■2017年台風の発生日時と名前


台風の呼名はあらかじめ140個まで決めてあり、毎年繰り返し使われています。呼び名をつけるのは、北西太平洋または南シナ海の「台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)」です。

4月26日 台風1号ムイファー(マカオ「梅の花」)

6月11日 台風2号マールボック(マレーシア「鳥の名前」)

7月 2日 台風3号ナンマドル(ミクロネシア「有名な遺跡の名前」)
7月16日 台風4号タラス(フィリピン「鋭さ」)
7月22日 台風5号ノルー(韓国「ノルー」)
7月22日 台風6号クラー(タイ「クラー」)
7月22日 台風7号ロウキー(米国「男性の名前」)
7月23日 台風8号ソンカー(ベトナム「さえずる鳥」)
7月26日 台風9号ネサット(カンボジア「漁師」)

豆知識 台風のたまごから発生、衰退まで


 
台風は、たまご~発生期~発達期~最盛期~衰弱期という段階を経過します。

「たまご」とは熱帯低気圧のことです。赤道付近の海上で発生することが多く、海面水温が高い熱帯の海上で発生しやすい上昇気流によって、積乱雲(いわゆる入道雲)が次々と発生します。積乱雲が多数まとまると渦を形成するようになって、渦の中心付近の気圧が低下、またさらに発達して熱帯低気圧になります。これが台風の「たまご」です。

「発生期」には、熱帯低気圧の風速が17m/sを超えたものが台風と呼ばれます。

「発達期」は文字通り発達する期間のことで、最盛期に向けて勢力を増していく期間のことです。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーにどんどん発達します。

「最盛期」は、勢力のピークです。

「衰弱期」は、台風が衰えていく期間のことです。日本付近に接近すると、熱帯よりも海面水温が低いので、海面からの水蒸気エネルギー供給量が減って、台風は衰弱し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化します。

豆知識 台風の強さ


台風の強さは、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風 というように区分され、
風速が
64ノット(32.7m/s)が強い台風、
85ノット(43.8m/s)が非常に強い台風、
105ノット(54.1m/s)が猛烈な台風、
となっています。

豆知識 昨年2016年の台風発生数


7月☓4
8月☓7
9月☓7
10月☓4
11月☓3
12月☓1

 
 

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