2017台風18号の最新進路予想図!3連休は関東も…NHK・米軍・ヨーロッパなどどれも日本横断でヤバイ

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2017台風18号「タリム」が、せっかくの3連休に日本を横断する進路予想となっていていい迷惑です。

当初は台湾南部へ向かう進路だったのが、突然方向を変えて九州を皮切りに日本を横断していく最新進路予想。宮古島では50年の1度の大雨を観測、沖縄では一時2万戸以上が停電する事態に。船も欠航してスーパーで食品が売り切れに。関東でも秋雨前線のせいで大雨が降ると予想されます。

気象庁、NHK、ANN、米軍、ヨーロッパなど各気象機関の最新進路予想図をみても、残念ながら同じような進路。2017台風18号「タリム」日本横断は避けられないのかも・・・3連休に外出を予定した人達は悔しい想いでしょう。九州、大阪、関東、東北となんとも綺麗に横断する模様。

台風の外側の雲の影響で、雨が降りやすい状態が続くので、土砂災害に厳重な警戒、今後の動向に注意が必要です。
 
 

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■2017台風18号タリム スペック


■2017台風18号タリム
9月14日15:45時点スペック

※タリム:フィリピン語「鋭い刃先」

強さ:非常に強い
場所:東シナ海
進路:北北西へ時速10km
中心気圧:935ヘクトパスカ
中心付近の最大風速:50m
最大瞬間風速:70m
風速25m以上の暴風域:全域200km
風速15m以上の強風域:全域390km

■台風の強さ

最大風速33~44メートル:強い
 外は飛来物・落下物で危険
最大風速44~54メートル:非常に強い
 トラックが横転・家屋倒壊
最大風速54メートル以上:猛烈
 すべてを凌駕
※台風の大きさ
500~800km未満:大きい
800km以上:非常に大きい

■2017台風18号タリムの進路「気象庁」最新予想図


引用:気象庁

9月15日(金)に非常強い勢力で東シナ海、17日(日)には強い勢力で九州に上陸する進路予想です。

当初は台風南部へ向かう進路だったのですが、15日(金)にブーメランのごとく方向転換して九州を襲う進路に。

週末の3連休は関東も影響あり。秋雨前線があるため関東でも大雨が降る模様です。

■2017台風18号タリムの進路「NHK台風情報」最新予想図


引用:NHK台風情報

9月17日(日)15時に、九州・中国・四国・関西地方を襲う最新進路予想となっています。週末の3連休は関東に影響も。

■2017台風18号タリムの進路「ANN」最新予想図


引用:ANN

ANNは3連休(9/16~18)は日本列島を縦断する恐れもあると最新予想図を報じています。関東も3連休中に影響受けそう。

■2017台風18号タリムの進路「JTWC(米軍)」最新予想図


引用:JTWC(米軍)

9月17日(日)から19日(火)にかけて日本列島を横断する最新進路予想となっています。

■米軍の表記の見方

JTWC(米軍同台風警報センター)の表記時刻はアメリカ時間なので日本と9時間の時差があります。
日本時間は+9時間という見方になります。
例:表記17/00Z = 日本時間9/17 9時

■2017台風18号タリムの進路「ECMWF(ヨーロッパ)」最新予想図


引用:ECMWF(ヨーロッパ)

ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の最新予想図も同じで、日本を横断する恐れ。関東もコース上にあり。

■2017台風18号タリムの進路「Weather Underground」最新予想図


引用:Weather Underground


 
 

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■2017台風18号タリムの進路 最新予想まとめ


当初は台風南部へ向かう進路だったのですが、15日(金)にブーメランのごとく方向転換して九州を襲う進路に。秋の台風は高気圧や偏西風の影響で急に進路を変えることが多いです。

週末の3連休は関東も影響あり。秋雨前線があるため関東でも大雨が降る模様です。せっかくのシルバーウィークが残念ですね。

■夏の台風と秋の台風の違い

夏が過ぎるとあっという間に秋。秋の台風と夏の台風は実は違いがあります。

夏台風の特徴は
スピードが遅く、動きが複雑。
秋台風の特徴は
日本の南で発生し進路は北東、スピードをあげながら日本に接近することが多いです。また、秋雨前線を刺激して、大雨を振らせることもあります。

秋台風は進路にも特徴があり、高気圧や偏西風の影響で、沖縄に接近したあと本州方向にカーブする場合が多いです。

▼現在の大気の様子

■世界の気象機関■
・JMA:気象庁
・JTWC:米軍合同台風警報センター
・ECMWF:ヨーロッパ中期予報センター
・HKO:香港天文台
・NMC:国家気象中枢
・CWB:台湾中央気象局
・KMA:大韓民国気象庁
・PAGASA:フィリピン大気地球物理天文局

豆知識 台風のたまごから発生、衰退まで


 
台風は、たまご~発生期~発達期~最盛期~衰弱期という段階を経過します。

「たまご」とは熱帯低気圧のことです。赤道付近の海上で発生することが多く、海面水温が高い熱帯の海上で発生しやすい上昇気流によって、積乱雲(いわゆる入道雲)が次々と発生します。積乱雲が多数まとまると渦を形成するようになって、渦の中心付近の気圧が低下、またさらに発達して熱帯低気圧になります。これが台風の「たまご」です。

「発生期」には、熱帯低気圧の風速が17m/sを超えたものが台風と呼ばれます。

「発達期」は文字通り発達する期間のことで、最盛期に向けて勢力を増していく期間のことです。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーにどんどん発達します。

「最盛期」は、勢力のピークです。

「衰弱期」は、台風が衰えていく期間のことです。日本付近に接近すると、熱帯よりも海面水温が低いので、海面からの水蒸気エネルギー供給量が減って、台風は衰弱し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化します。

豆知識 台風の強さ


台風の強さは、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風 というように区分され、
風速が
64ノット(32.7m/s)が強い台風、
85ノット(43.8m/s)が非常に強い台風、
105ノット(54.1m/s)が猛烈な台風、
となっています。

豆知識 昨年2016年の台風発生数


7月☓4
8月☓7
9月☓7
10月☓4
11月☓3
12月☓1

 
 

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