【キャリア】ドラマ最終回ネタバレ。結末は「金志郎と南課長が協力して事件解決」と予想

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玉木宏さん主演フジテレビドラマ「キャリア」のキャスト・あらすじと最終回ネタバレ、結末に迫ります。

ドラマ「キャリア」は原作のないオリジナル脚本です。
なので、どんな結末になるかネタバレ予想してみます。

キャスト・あらすじ紹介と、最終回結末ネタバレ予想をするので、ドラマ「キャリア」を見る時間がなかったり、見るほど興味はないけどあらすじや、最終回の結末ネタバレは知っておきたいという人は参考になると思います。
 
 

 
 

■玉木宏主演フジテレビドラマ「キャリア」キャスト


■所轄「北町署」

■キャリア

・署長:遠山金志郎(玉木宏)
 警視庁人事部出身のエリート。
 念願なかって現場に配属された。
 街の異変に敏感で、人々に気さくに声をかける。
 「犯罪の起こらない街」を目指す。
・副署長:半田順二(柳沢慎吾)
 権力や凄みに弱い八方美人。
 金志郎を殿様のように仕える。
 噂話が大好きで口が軽い。

・新人女性刑事:相川実里(瀧本美織)
 ノンキャリア。
 ミスばかりで焦っていた頃、金志郎の面倒を見る係に命じられる。
 真面目で頭が堅い。
・制服警官:青木忍(松本岳)
 キャリアなのに気さくな金志郎を尊敬する。

■刑事課(ノンキャリア)

キャリアである署長・金志郎に反発
・刑事課係長:南洋三(髙嶋政宏)
 刑事課のボス。高卒の叩き上げで現場主義。
 昔キャリアによる指示ミスが原因で、尊敬するノンキャリ刑事が殉職した。
 なのでキャリアに対する反発心が特に強い。
・水口逐郎(平山祐介)
 刑事課のNO.2。カッとなりやすい体育会系。
 独身で、ぽっちゃちな女性が好み。
・花岡市太郎(勝矢)
 体育会系だが冷静で頭がいい。
 健康を気遣う既婚者。
・若手:松本秀樹(白洲迅)
 実里の1コ年下だが刑事課では先輩。
 上昇志向が強く優秀で認められている。
・ベテラン:元山照夫(半海一晃)
 事件や犯人のパターンを熟知。
 警察の縦社会に反発せず受け入れている。

■警視庁
・キャリア:警視監:長下部晋介(近藤正臣)
 金志郎とは旧知の仲で、陰ながら応援。
 たまに北町署に来て金志郎に甘いお菓子を差し入れ。
■ヨガの先生
・加納理香(知花くらら)
 金志郎が就任早々のバスジャック事件で出会った。
 捜査協力もしてくれる良き市民。
■南の家族
・妻:南みどり(田中美佐子)
 元気な下町育ちの女性。
 仕事ではハードボイルドな旦那を、手のひらで転がす。
 ヨガ教室で金志郎と仲良くなる。
・娘:南めぐみ(駒井蓮)
 高校生。金志郎びいき。

 
 

 
 

■フジテレビ玉木宏主演ドラマ「キャリア」初回あらすじ


北町署に新たなキャリア署長が就任する日、署員は歓迎式の準備もあって浮ついていた。

同じころ、市民の乗ったバスが男にジャックされる。しかし、男の持ち物から事前に犯行を察知していた遠山金志郎(玉木宏)は犯人を説得し、バスごと北町署に横づけさせて見事に事件を解決してしまう。
彼こそが、北町署の新署長だった――。

キャリアらしくない金志郎は、叩き上げの刑事・南洋三(髙嶋政宏)や、新人刑事の相川実里(瀧本美織)副署長の半田順二(柳沢慎吾)らに気軽に接する。
キャリアらしからぬ金志郎の振る舞いに戸惑う刑事たち。
昔の事件がきっかけでキャリアに対して反発心を抱くようになった南は、金志郎が気に入らない。

そのころ南たちは、指名手配中の連続強盗殺人犯・谷口を追っていた。
谷口は現金1億円を持って逃走していた。
刑事課にふらっとやってきた金志郎は、被害通報件数No.1の落書きを捜査すべきだと提案する。
落書きを取り締まって治安が回復したという海外の例を持ち出し、ついには刑事の勘で「落書きと手配犯が繋がる」と言い出す。
南は、現場への口出しは無用、と言って取り合わない。

制服を脱ぎ捨て普段着で街に出た金志郎は、勝手に落書きの捜査を始める。といっても、単なる落書き消し。
手配犯の捜査から外され、金志郎の案内係を命じられた実里は不満を隠せない。
そんな中、街中の落書きにあるメッセージが隠されていることがわかり…。
引用:http://www.fujitv.co.jp/career/story/index.html

■フジテレビ玉木宏主演ドラマ「キャリア」最終回ネタバレ 結末は?


ドラマ「キャリア」には原作がないので、最終回がどんな結末になるのかネタバレ予想してみます。

■最終回のネタバレ・結末予想

ドラマ「キャリア」で描かれるのは、
・署長の遠山金志郎が事件を解決する活躍
・新人女性刑事の相川実里の成長
・南刑事たちのキャリアへの反発
この3点だと思われます。
結末は王道的なハッピーエンドになると予想します。

■署長の遠山金志郎が事件を解決する活躍
刑事にも街の人々にも分け隔てなく、気さくに話しかける金志郎は、実は鋭い観察眼と強い意志の持ち主。
街の異変に敏感な彼は、犯行を事前に察知することができます。
当初は刑事たちも、金志郎の言うことに耳を貸さないでしょうが、結果が出るたびに無視できなくなります。
犯人の説得にも長けているので、力ずくの逮捕でなく、自ら出頭させることもできます。

■新人女性刑事の相川実里の成長
ミスばかりで1人前として見られず雑用係なっていた実里。
金志郎の面倒を見るとなったときは嫌々でしたが、行動を共にするうちに色眼鏡で見ていたことに気づくし、金志郎のおかげで事件に解決に貢献できます。
いい結果が続けば周囲も美里を認めざるを得ません。
また、美里は真面目で頭でっかちでしたが、金志郎の影響で柔軟になっていき、刑事としての事件解決能力も成長していき、1人前になると予想。

■南刑事たちのキャリアへの反発
刑事たちの中で特に南刑事は、過去に同僚が殉職したせいでキャリアに反発していますが、金志郎が事件解決に導いていくのを目の当たりするうちに、見方が変わっていくでしょう。

昔キャリアによる指示ミスが原因で、尊敬するノンキャリ刑事が殉職しました。
ドラマ後半では同じような、金志郎の言うことを信じるかどうするかという場面があるのでは?
そこで南刑事は、同僚の命をかけて金志郎を信じる決断をする。誰も傷つくことなく無事、犯人は逮捕され、南刑事と金志郎の信頼関係が出来上がると予想します。

最終回では大きな事件が起きて、金志郎・実里・南刑事たちが協力して事件を解決するハッピーエンドになるでしょう。
 
 

【とげ 小市民 倉永晴之の逆襲】土ドラマの原作を呼んで最終回ネタバレ。結末は「衝撃の展開に驚くもスカッと!」

田辺誠一さん主演の土ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」の原作小説を読んだのであらすじから結末ネタバレに迫ります。

土ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」は、縦割り行政&タライ回し体質の市役所に勤める一職員・倉永晴之の奮闘を描く物語。
不正を暴いたり、権力に立ち向かっていく晴之に、共感してスカっとする人も多いのでは。

原作小説を読んでドラマの結末ネタバレを紹介するので、土ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

 
 

■土ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」キャスト


■わにのくに市役所■

縦割り行政&タライ回し体質
・市長:常磐栄太(鹿賀丈史)
 2年前の合併時の選挙で当選した市長。
 市民に人気があるが腹黒い一面もあり政界進出を目論む。
 晴之を生意気と思う
■環境部「ボタンウキクサ対策班」
・環境課長:長田考治(西村和彦)
 晴之が尊敬するリーダータイプ
 常磐市長を次の選挙で落とすために晴之を利用?

■市民生活部「市民相談室」
・主査(係長):倉永晴之(田辺誠一)
 典型的な中間管理職。
 大卒後NPO法人を経て27才で臨時職員として採用された。
 人の役に立ちたいという想いがある。
 公私ともに友達ゼロで、愛犬だけが話し相手。
・室長:鳥塚陽一(山口良一)
 事なかれ主義
 どこかの部長になりたい
・主幹(課長):加納民夫(日野陽仁)
 見栄っ張り
 高速バス回数券の偽造使用で逮捕
・船津真紀(原扶貴子)
 扱いにくいアラフォー
 若い橘をライバル視
・原山武史(内田滋)
 関西出身の人気イケメン
 苦情や相談を上手に解決する
・橘絵里加(瀧内公美)
 自己中でコミュ能力ゼロ
 噂では、市長の遠縁

■文化会館
・晴之の妻:倉永裕実(西田尚美)
 元々は上昇志向が強いデキル女タイプ。
 晴之との結婚で家庭を大事にするママに変わった。
 役所内には裕実を妬む女性も多い。

■常連モンスタークレイマー
・通称”赤目”:白銀佳代(木の実ナナ)
 いつも赤いサングラス。
 私生活は謎に包まれている。

■晴之と裕実の子供
・倉永真也(五十嵐陽向)
 すべて平均点の小学3年生
 友達想いが災いしてイジメの首謀者の疑惑をかけられる。
■裕実のママ友
・柿園まみ(遊井亮子)
 真也のクラスメイトの母
 倉永家と親しい一方で裕実をライバル視。
 担任の馬込先生に入れ込んでいる。

■土ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」初回あらすじ


■晴之を悩ます、通称“赤目”こと、白銀佳代参上!!
わにのくに市役所、市民相談室主査・倉永晴之(田辺誠一)は、市民の意見や要望が溢れる窓口対応や電話に日々追われている。
そこにまた新たな問題が!
「ワニ公園に本物のワニが出た!」と、現れたのは白銀佳代(木の実ナナ)。
一週間に一度の割合で何かにつけてはトラブルを持ち込み晴之を指名する、市民相談室での要注意人物。
わにのくに市のモンスタークレイマーだ。

■市役所内の縦割り行政に、晴之、立ち向かえるか!?
一方、ワニ公園の“ワニ像”除幕式で意気揚々とスピーチをするわにのくに市・市長の常磐栄太(鹿賀丈史)は、市民の声をたらい回しなどしません!と、アピールするが、その真意は怪しい。
そして常磐を取り巻く、倉永の上司・鳥塚陽一(山口良一)たちは皆、常磐のイエスマンだ。

そんな折、土地開発公社の住吉課長(村杉蝉之介)が放置していた、空き地の膨大な管理費問題が、市民団体の標的となる。
住吉は、そもそも問題を持ち込んだ倉永に責任転嫁し、怒りをぶつける。そして、ついに晴之は……!!

引用:http://tokai-tv.com/toge/story/

 
 

 
 

■土ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」原作読んで最終回ネタバレ 結末は?


土ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」の原作を読んだので、最終回ネタバレ、結末を紹介します。
結末からネタバレすると、晴之は市役所を退職して、市議選挙に立候補、当選して「市民が街作りに参画できるシステム作り」を実現します。

また、
・「ワニ公園に本物のワニが出た!」という白銀佳代のクレームは、自作自演。
・加納が、高速バス回数券の偽造使用で逮捕されるのは、晴之が暴いたから。
・ママ友の柿園は、被害妄想があり覚醒剤を使用。
 自分の息子がいじめられたのを裕美のせいだと思い込んで、包丁を持って晴之宅を襲い逮捕される。裕美は無事。

・裕美は飲酒運転をしたとされて懲戒免職騒ぎに。
・同時に、飲み会の席で晴之が中座しろうとしたのを怒って市長が晴之を殴り暴力沙汰に。晴之は頭を打って4針縫うケガ。
・常盤市長は、暴力を受けたことを黙っていれば、裕美の再就職と自身の昇進を条件にされる。
・一方で、長田は常盤市長を次の選挙で落選させるため、晴之に、常盤と同じ条件と引き換えに市長の告発をしようと接近してくる。

そして・・
常盤市長は起訴猶予処分となった。
次の選挙には出馬しないと表明した。

市長選挙では、常盤と親しいキャリア官僚と、長田の手配した議員が立候補した
彼が当選すれば晴之の課長昇進と裕美の再就職が。
しかし当選したのは常盤と親しいキャリア官僚だった・・・!

新市長のもと、晴之は第三センターの資源化センターへ配属された。
そこでは専務が裏金造りをしていた。
結局、晴之が指摘したことで事務員が警察に通報す、法人税法違反で摘発された。


ここから最終回へのネタバレ!

■退職して「ゴミ拾いおじさん」に
晴之はある計画を思いつき、退職した。
退職後は、丸刈りにして眼鏡をかけた。
そしてホームセンターで水色の作業服を買った。

市の主要な道路でゴミ拾いを始める
すれ違う人達には笑顔であいさつをし、夕方まで行った。
日曜以外毎日行った。
そのうち「ゴミ拾い」はかなり認知され、あいさつの返事をしてくれる人も増えた。

■晴之が市議選に立候補
市議選に立候補を表明。記者会見を開く
支持母体もないので、無茶だといわれる。
お金のかからない選挙活動するという聞き、記者たちは失笑する。

市議選には定数20人に対して26人が立候補
そのうち支持団体がないのは晴之だけだ。

一方、AC(公共広告機構)のテレビCMには「お父さん大好き」の絵が映され、子供が父親をどれだけ愛しているかが訴えられていた。
しかしその「お父さん大好き」の絵に、いまの晴之はそっくりだった。
もともと顔がそっくりなだけでなく髪型や眼鏡、作業服を似せていたからだ。
偶然出会った先輩がACに出向していて、似ているといわれていたので、晴之はこれを利用したのだ。

毎日ゴミ拾いをしていると、近所やすれ違う人に、ACのCM「お父さん大好き」にそっくりですねとか、あの人ですよねと言われるようになった。
晴之は「全く身に覚えがないけど、似ていると言われる」と笑って答える。
少し会話になれば、立候補したことも伝える。

新聞に、ACのCMにそっくり男性がゴミ拾いをしていると記事が載った。
市議選に立候補した男性だとうことも。

だんだんと街で声をかけられるようになり、テレビでも話題に。
ある日、ムタ機械工業の末広という男性が会いに来た。
市は、中央公園の池を潰して児童センターを立てようとしているのだが、棲んでいる生き物が可愛そうだと子供たちがいうので、建設に反対してほしいというのだ。カルガモの居場所がなくなってしまう。

■最終回結末ネタバレ

■いたずらをする犯人を捕まえ認知度アップ➝当選!
市議選の告示日 投票日まで7日
街頭演説が活発になる
晴之が訴えているのは
・金としがらみのない選挙
・市民が街作りに参画できるシステム作り
・税金の無駄使いをなくすため予算書を分かりやすくチェックしやすく変革する
・視察名目の議員の観光旅行などは廃止すべし
などだ。
市内にはポスターが貼られたが、晴之のポスターはACのCMの「お父さん大好き」にそっくりだった。

討論会が行われたが、他の議員は晴之のことを眼中にないようで、まったく相手にされない。
討論会終了時には議員たちはとっとと帰ったが、晴之は会場の片づけを手伝った。

ある日の深夜
晴之は中央公園にいた
管理事務所にいたずらをする犯人を捕まえるためだ
側溝に捨てられていた市政ガイドに描かれた日付から、最近続いている事件の犯人に見当がついていた。
数時間後、犯人が現れ放火をしたところを、晴之が捕まえた。

晴之が犯人を捕まえたことは翌日のニュースになり、市民からの認知度はいっきに高まった。
声援や握手をするひとがたくさんいた。

むかえた投票日
晴之は6番目に多い得票数で当選を果たした!

■助け合いセンター
それから数か月後
晴之は、市民有志に呼びかけ設立したNPO「助け合いセンター」で、市民からのメールをチェックしていた。
晴之の考えていた「市民が街作りに参画できるシステム作り」をかたちにしたのだ。
・市民からの苦情や要望をHPで紹介し
・市民からアイデアや行動を求める
・解決までの経過もHPに掲載
市庁舎の情報コーナーにも印刷して提示している。

今日のメールは3件
1.庭でシマヘビが出たので100円ショップの忌避薬を使ったが効果がない。
2.私立美術館の「雄飛」という絵はどんな価値が?何千万も使って購入した理由が知りたい
3.児童公園のブロック塀が一部壊れてアブナイ。

晴之はメールを市の各担当部署に転送した。
あとは部署が対応することだ。対応しなければ市民から苦情がくるから、彼らは動かざる得ない。
以前だったら放置されたり、業者に見積もりを取って高い税金を使って対処されていた。
「助け合いセンター」は問題を抱えず、市民からアイデアを募るスタイルだ。

シマヘビの件で男性から電話が。効果のある忌避薬を持っているから、本人が取りにくるなら譲るという。
また、塀の件で電話があり、山上という60才の男性が元左官工だから、直してくれるという。
こういった経緯も、HPと市の掲示板に載る。

晴之は公園管理課に事情を説明し、公園に行った。
山上がトラックで来て、ブロック塀を治す。彼は息子に会社を継がせていて、その会社名を「助け合いセンター」でHPに載せたので、宣伝にもなるから喜んでくれる。

■中央公園の池
市役所時代の部長・三池から電話がかかってきた。
話したいことがあるというので、中央公園であうことに。

中央公園の池を潰して児童センターを建てる件だ。
晴之はいま反対の立場にいた。
晴之は政局に興味はないが、市議会はこの件でまっぷたつに割れていた。
反対派は人数を増やすために晴之に寄ってきているのだ。

晴之が中央公園の池につくと、小学校の生徒たちが屋外学習で先生に引率され来ていた。
池にはカルガモがたくさん。
周囲の市町村で池が連続で潰されたのでここにカルガモが集まっている。
だからここを潰すとカルガモが可愛そうだと、テレビや新聞が取り上げ市民が騒いだので、児童センター建設の見直しを、議会は検討せざるを得なくなった。

小学生たちがカルガモのオスとメスの区別の仕方がわからないと話しているのを聞いて、晴之は話しかけて教えてあげた。ついでにいろいろな知識も披露した。
すると生徒たちが集まってきた。
その時、三池が割って入ろうとしたが、晴之は「いま生徒と話してるんだ」と言い三池は憮然とする。

生徒たちは、カルガモのために池を潰したくないから、何か出来ることはないだろうかと話し出す。
署名活動をしようとか議会に手紙を出そうとか、学校HPに載せようとか意見が出た。
話が政治活動的になってきたので先生は困惑し始める。

そこで晴之は、とりあえず池の生き物のためにみんなで一緒に歌を歌おうと提案。
すると女子生徒が「ビリーブ」を歌おうと。
晴之はこの歌を知らないので子供たちに続いて一緒に歌った

たとえば君が傷ついて くじけそうになった時
必ず僕がそばにいて 支えてあげるよ その肩を
世界中の希望を乗せて この地球は回ってる

 
 

【巨悪は眠らせない】ドラマ原作読んでネタバレ。結末は「売国奴のボスの意外な正体と親友の想いが・・・」

玉木宏さん主演のドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」。真山仁さんの原作小説「売国」を読んだので結末などネタバレに迫ります。

「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」は、闇献金とロケット開発に関わる大物政治家を捜査した結果、売国奴の存在に辿り付くという物語。
気鋭の検事は果たして売国奴を逮捕できるのでしょうか?

原作小説「売国」を読んでドラマの結末ネタバレを紹介するので、ドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

 
 

■テレビ東京ドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」キャスト


■東京地検特捜部
・気鋭の検事:富永真一(玉木宏 36才)
 永田町のドン橘洋平の闇献金疑惑の捜査に奔走
・五十嵐鉄夫(萩原聖人 45才)
 富永をサポート
・副部長:羽瀬喜一(奥田英二 66才)
 かつて法務省刑事局に出向していた
 永田町のドンを長年追っている
・部長:岩下希美(羽田美智子 48才)
 上層部の思惑で部長になった
・検事:前原賢三(堀部圭亮 50才)
・検事:比嘉雄介(山田純太 43才)
・検事:藤山あゆみ(滝沢沙織 35才)
■宇宙航空研究センター
・助手:八反田遥(相武紗季 31才)
 亡き父の意思を継ぎ、ロケット開発研究に従事
 しかし厳しい現実に直面して悩む
・遥の指導教授:寺島光太郎(勝村政信 53才)
 遥の父を知る人物
・技官:天野義弘(松澤一之 61才)
・助教授:関岡稔(牧田哲也 32才)
・助手:門田正志(関口アナム 28才)
■霜が関
・永田町のドン:橘洋平(仲代達矢 83才)
 いくつもの大臣を歴任した元副総理
 「闇献金疑惑」に関与したとされる
・文部科学省の官僚:近藤左門(鈴木浩介 41才)
 富永の親友。橘を告発。
 謎の告発メッセージを残して失踪
・橘の私設秘書:鷹取章(東幹久 47才)
 橘を陰で支える
・官房長官:中江信綱(西村雅彦 55才)
 宇宙開発事業を民営化しようとしている

・富永の父:富永一雄(田村亮 70才)
 京都の老舗和菓子屋「富永」の和菓子職人
・最高検察庁の次長:小松一平(田中健 65才)
 羽瀬を特捜部に戻し、特捜部の復権を目指している
・公安部:中西春男(手塚とおる 54才)
・本郷五郎の妻:本郷登紀子(草苗光子 82才)
 本郷土木会長・本郷五郎の妻
 疑惑をかけられた亡き夫を信じている

■テレビ東京ドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」あらすじ


世間が注目する幼児誘拐事件で成果を上げた気鋭の検事・冨永真一(玉木宏)は、東京地検特捜部へ抜擢される

■闇献金疑惑
赴任して早々、特捜副部長の羽瀬喜一(奥田瑛二)から命じられたのは、「永田町のドン」と呼ばれる大物政治家・橘洋平をあげることだった。
冨永は、事務官の五十嵐鉄夫(萩原聖人)の補佐を得て、橘が絡む闇献金疑惑事件の捜査に奔走する。

そのさなか、裏金リストが記された手帳が、群馬県の土木会社会長、本郷五郎宅で見つかる。
本郷は、地元の市会議員から県議、国会議員まで土建業界票のとりまとめをしていたとみられていて、本郷は手帳が押収された翌日に自殺。
冨永は本郷の妻・登紀子(草笛光子)に事情聴取を試みるが、気の強い彼女には取りつく島もない。

■宇宙開発をめぐる疑獄事件
そんなある日、親友の近藤左門(鈴木浩介)から謎めいたメッセージを受け取る。
左門は文部科学省で宇宙開発を担当するキャリア官僚だが、宇宙開発にまつわる疑獄事件の告発メッセージを冨永に託し失踪してしまう。

闇献金疑惑と、宇宙開発をめぐる疑獄事件。2つの事件は、双方に関わる大物政治家によって繋がりをみせ始める。
 
 
一方、幼い頃からの夢を叶え、宇宙航空研究センター(通称・宇宙セン)の研究者となった八反田遙(相武紗季)は、日本の宇宙開発をけん引する寺島光太郎教授(勝村政信)の元で、憧れの研究生活を始める。
だが、官房長官の中江信綱(西村雅彦)らとの宇宙開発に関する予算会議等で、次第に厳しい現実に直面するようになる。
そんなある日、遙は機密情報が詰まったパソコンの不審な操作ログの痕跡を見つけたことから、思いがけない事実を知る。
以前、捜査で宇宙センを訪れた冨永と面識があったことから、知りえた事実を打ち明けようと遙は冨永に接触するが…。

「巨悪は眠らせない」――。冨永はその使命を果たし、親友を救うことができるのか?
引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/kyoaku/

 
 

 
 

■テレビ東京ドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」原作読んでネタバレ。結末は?


ドラマ「巨悪は眠らせない」の原作小説「売国」を読んだので結末をネタバレします。
ドラマでは、相武紗季演じる遥が、パソコンの不審な操作ログを見つけて冨永と協力するようですが、原作ではそういった活躍はないです。オリジナルのアレンジなのでしょう。
原作での遥は、あくまでもロケット開発に頑張る女性として描かれています。
以下のネタバレでは、玉木宏さん演じる冨永真一の活躍や、謎の解明について紹介します。

■1. 女児誘拐殺害事件
検事・冨永真一は、世間が注目する幼児誘拐事件で成果を上げた。

■女児誘拐殺害事件
世間は「あかねちゃん事件」として大騒ぎ、大注目する。
下校中に行方不明になったあかねちゃん。遺体が未だ発見されていないのに裁判が行われるのだ。

捜査線上に浮上した英会話教師・井原は、埼玉と栃木で幼児を殺害した容疑もあった。
一方、あかねちゃんの母・かすみは4年前に離婚し、井原と婚約していた。
しかし井原の車の後部座席からあかねちゃんの血痕が見つかり、井原が殺人を自白したので逮捕となったが、3日後にあかねちゃんの靴が見つかるとなぜか突然否認した。

冨永は、遺体捜索が途中で打ち切られたことや、靴が発見されてから井原が否認したことに違和感を覚えた。
また、井原は大物議員秋元治郎の庶子であり、井原の弁護士は秋元が頼み込んだ大物ヤメ検弁護士だった。

証拠となる遺体がないと井原を有罪にできないという理由で、冨永は刑事に遺体捜索再開を頼んだ。

そして刑事は家宅捜索で、水に濡れて虫駆除農薬がついた井原の靴を発見。
事件当時に農薬が散布された場所秩父だったが、調べても遺体は見つからなった。
初公判の前の週、冨永と刑事は、秩父に行き、事件当日は護岸工事の真っ最中だったことに気づく。

コンクリを剥がしての捜索が始まり、初公判。
弁護側から無罪の主張が続くなか、刑事から「遺体発見」の連絡が入り、法廷は騒然となる。
遺体はあかねちゃんだと判明し、爪に残っていた皮膚も井原のDNAと一致。
結果、井原は有罪、懲役20年となった!

■2.冨永と左門が再会
冨永は、大学の同窓会で幼馴染で親友の近藤左門に再会。
文部科学省で働く左門と最後に会ったのは3年前で、左門は現在ロケットなど宇宙開発委員会の事務方をしている。左門は、子供に未来の希望を与えることができると目を輝かせていた。
春から東京地検特捜部へ異動となった冨永に、左門は「巨悪を倒らせん 期待してます」と真顔で言う。

■3. 宇宙開発が民間へ移行
宇宙開発が民間へ移行するというニュースを知り遥は憤慨する。
JASDAのロケット打ち上げは3年以内で終わるらしい。
中江官房長官が記者会見で発表した。

■4. 左門のアイフォン
左門から、異常事態が起きた時の子供の頃のスパイごっこのメッセージが届く。
冨永は左門のアイフォンに電話すると、なぜか役人が出て、今は電話に出られないという。
自宅に電話しても応答なし。
職場に電話すると、長期休暇中だという。
冨永は、メッセージにあった「ジャカルタの雪展」に行くと、左門の忘れ物としてアイフォンを預けられた。
左門は海外に行っているので、受け取り代理人として冨永を指名したのだとか。

■5. 売国奴の告発メッセージ
左門のアイフォンには売国奴の告発メッセージが入っていた。

■左門の告発メッセージ
総理経験者2人、大物政治家、官僚、ジャーナリストや学者などの名前があった。
彼らはアメリカのスパイだという。
左門は、宇宙開発においての売国行為を明かした。

ロケットには、有人ロケットにもなる大型の液体燃料タイプと、低予算で済む固体燃料タイプがある。
固体燃料タイプは日本のお家芸で、天才糸川英夫博士が打ち上げたペンシルロケットが原点だ。
また、固体燃料タイプの技術はミサイルに応用可能で、アメリカはこれを狙っているという。

アイフォンの中には告発状があった。
告発状1:文部科学大臣。固体燃料ロケットの研究開発をNASAに統合して、日本の利益を潰そうとしている。
告発状2:中江官房長官。宇宙開発や原発を「日米統合」の名のもとアメリカに売り渡す先導役。
告発状3:橘洋平。日米関係を生き字引、政界のドン。売国奴の元締め。

この3人を逮捕するにも捜査すること自体が難しい。
しかし左門はできそうな人物として、先兵の北野田議員の名前をあげた。

■6. 橘の自宅へ
ある日、橘は「0041様ですか。私は0039の遣いの者です」と声をかけられ、なんと橘の自宅へと連れていかれた。
橘がいうには、左門は、アメリカから日本を守る同志だという。
橘は、宇宙開発の勉強に熱心な左門から会いたいといわれたそうだ。
 
橘と本郷五郎は、妻・登紀子も知る70年近い付き合いだった。
本郷五郎は橘の陰の金庫番。
裏金リストに名前の代わりに数字があったが、それは各人の公用車のナンバーだと冨永が解明した。
橘によると、中江官房長官が橘を陥れるため、裏金リストに細工をしたらしい。
 
橘の「日本屈指の親米家」は仮面だった。
80年代に失墜したアメリカが90年代にインターネットで復活できたのは、売国奴たちが日本の経済や産業構造の情報を、アメリカに情報提供したおかげだという。
日本のバブル崩壊も、アメリカの仕業だという。
そして現在、日本は宇宙産業が復活のカギを握っている。しかしその技術もアメリカが手に入れようと動いた。
そのため橘と左門は、命がけで一緒に立ち上がったそうだ。

■7. 目的は、中江官房長官の逮捕
橘の目的は、中江官房長官の逮捕だ。
そのためには証拠が必要だが、橘はなんと自分を逮捕してくれれば、証言や物証を渡すという。
橘は、売国奴潰しのために自らが捨て石になろうというのだ。

本郷が自殺したのは、橘を売国奴たちから守るためだった。
本郷事件は、中江から橘への宣戦布告でもある。

「先生が売国奴ではない証拠を見せてください」と迫る冨永に、橘はあるビデオを見せた。
そこには左門が映っていて
アイフォンに入れた告発の中で橘を売国奴のボス呼ばわりしたのは、敵の手に渡った時のためのカモフラージュだと語る。
そして冨永と左門が子供の頃スパイごっこをした時の成功のサイン「指を3本立てる」をしていた。

冨永は、左門に会わせてくれと橘に迫るが、橘は左門をかくまい安全な場所に逃がしたそうだ。

■8. 白金別室を拠点に特命捜査
左門が「特定秘密保護法違反」で指名手配された。
世間は左門がお茶屋の御曹司ということで話題に。
冨永は謹慎名目で白金別室勤務となり、橘洋平や宇宙開発の資料を読み漁り、橘こそがアメリカに日本の国益を売り渡した売国奴に思える。
 
羽瀬から、極秘で橘の聴取が行われることを知らされる。
岩下部長には極秘で、白金別室を拠点にして特命捜査を行う異常事態だ。
最終ターゲットは中江官房長官だと小松が言う。
羽瀬が中江を追い詰め、冨永は橘の容疑を固めることになった。

■9. 公安部から脅迫が
過労の冨永が駅のホームで休んでいると、公安部の中西春男が接触してきた。
「あなた方が介入するような話ではない」と脅迫してきたのだ。
自宅や家族構成、実家についても調べられていた。
 
■10. 2度目の橘邸訪問
橘は衰弱していたが気力で生きていた。
羽瀬は橘を「アメリカの軍事・航空産業からの収賄罪」で逮捕するイメージだと伝える。ただし本丸は中江であるとも。
橘を逮捕するのは、北野田議員を金融商品取引法で逮捕したあとの予定だが、橘は孫娘の婿である北野田の逮捕に必要な資料を用意してくれた。
もう一人、橘には名前を明かしていないが宇宙センの寺島教授も逮捕予定だった。
寺島教授は、JASDA解体と、宇宙センをNASAに提供する交渉に関わった売国奴だからだ。
 
■10. 北野田が海外に逃走
北野田は家族で香港に逃げた。情報漏れか。
そして冨永の実家が火事になった。両親は無事だが、火をつけられたようだ。脅迫FAXが届いた。
 
橘は自分のせいで家族に被害が及んだことを、冨永に謝罪した。
橘にも、孫とひ孫の安全をおびやかす脅迫メールが届いていた。

■11. 左門が・・・
橘は冨永と2人きりで話す。
守ると約束したはずの左門が、消息を絶ってしまったというのだ。殺されたのかもしれない。
また、橘は冨永に、売国奴のことを知らずに一検事として捜査に奔走したことにしてくれと頼んだ。
それが冨永の家族を守ることになるからだ。

■結末ネタバレ!

■12. 橘が記者会見で暴露
橘が会見を行った。

■記者会見
昭和29年、通商産業省に入ってからずっと、アメリカ情報機関から資金提供を受け、日本がアメリカに利益をもたらすよう取り計らってきたことを明かした。
受け取った報酬は500億円を下らない。
いつくか事例をあげ、証拠資料の存在も認めた。

直近ではイーグル社から旅客機の件で3億円を受け取り、北野田と中江官房長官が国土交通省に圧力をかけてイーグル社の旅客機が採用されるよう取り計らったことを明かした。
橘は証拠を持参して東京地検に自首すると発表。

これで、中江官房長官への捜査が可能になった。

しかし!
橘は逮捕から2日後に、持病の心臓病の発作で死去した。
殺人ではないかと不審に思った冨永は警察に捜査を頼んだが、死因の謎は解明されなかった。

■13. 寺島教授が謎の事故死
宇宙セン
寺島教授のもとに東京地検に冨永が現れ、遥は驚く。
後日、詳しい話をするため寺島教授は冨永のもとを訪れることになった。
ところが翌日、寺島教授は宇宙センを休み、次の日に車ごと海に転落し死亡した。
泥酔してブレーキも踏まずに落ちたようだが、警察は自殺と殺人両方で捜査を始めた。

■13. 五十嵐はCIAの工作員だった
冨永は公安部に中西に、左門の情報を入ったアイフォンとフラッシュメモリを渡した。
しつこい中西を五十嵐が高飛車な態度で追い払う。
五十嵐はCIAの工作員だった。

・五十嵐は橘の忠実な配下
・CIAの工作員
という2重スパイだったと、橘が死んだ日に冨永に知らせた。
アメリカ政府から、冨永の監視を命じられていたのだ。
五十嵐は、冨永は一検事として捜査しただけだとアメリカに報告した。
五十嵐は冨永を守ってくれた。

■14. 宇宙開発は続けられる
寺島教授の死後、遥は食事が喉を通らなかった。
宇宙センでは大規模な人事異動があったが遥は残ることに。
発射場も、不経済を理由に廃止される噂があり遥は嘆く。
しかし門田がサプライズ情報を持ってきた。
日本の自動車メーカーが発射場を買収するそうで、遥たちもリクルートされ、宇宙開発を続けられるというのだ!

感想・・・結局、中江官房長官が逮捕されたかはわからないまま結末を迎えました。左門もどうなったか気になります。ドラマではもうちょっとスカっとする結末になるのではと期待!
 
 

【狙撃 地下捜査官】ドラマの原作読んで結末ネタバレ「真相と真犯人に衝撃!鎮目がまさかの・・・」

尾野真千子さん主演のドラマ「狙撃」。永瀬隼介さんの原作小説「狙撃 地下捜査官」を読んだので結末などネタバレに迫ります。

「狙撃」は、不倫で左遷されたノンキャリア刑事が、「特務監察室」に異例の出向命令を受け、15年前の「次期首相候補狙撃事件」の真相に迫る物語。
そこには警察組織を破壊するような衝撃の事実がありました。

原作小説「狙撃 地下捜査官」を読んでドラマの結末ネタバレを紹介するので、ドラマ「狙撃」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

 
 

■ 尾野真千子主演ドラマ「狙撃(地下捜査官)」キャスト


■警視庁警務部「特務監察室」

■所轄から警務部に出向

・上月涼子(こうづき・りょうこ 32才)(尾野真千子)
 かつて警視庁捜査一課で活躍したノンキャリア刑事。
 上司・斉木との不倫がバレて所轄・西小金井署に左遷された。
 レ〇プ犯を逮捕したあと警視庁警務部特務監察室へ出向命令を受ける。

・室長:鎮目竜二(しずめ・りゅうじ 50才)(佐藤浩市)
 東大卒のスーパーエリート官僚。
 警察組織の浄化が最大の使命。
 15年前の「次期首相候補狙撃事件」狙撃現場で宮田を命がけで守った。
・部長:城田義彦(しろた・よしひこ 54才)(でんでん)
 鎮目の上司
・捜査官:成瀬勝巳(なるせ・かつみ 38才)(北村有起哉)
 たたき上げのノンキャリア。
 必要に応じて風貌を変える通称「特務室のカメレオン」
・事務:花村加代(はなむら・かよ 38才)(鈴木麻衣花)
 警察内部の事情通

■レ〇プ犯
・谷川 敦(たにがわ・あつし 30才)(南 圭介)
 涼子がおとり捜査で逮捕した。
■涼子の不倫相手
・斉木優也(さいき・ゆうや 39才)(眞島秀和)
 警視庁「組織犯罪対策部」刑事
 覚醒剤疑惑により特務室にマークされる。

■警視庁公安部
・刑事:貴島 彰(きじま・あきら 45才)(阿部サダヲ)
 15年前の「次期首相候補狙撃事件」の真相を開くUSBキーを入手して公安にマークされる。
・刑事:真武士高(またけ・ただたか 50才)(松重 豊)
 USBキーを手に入れるため貴島を尾行
・貴島の彼女:藤宮佳苗(ふじみや・かなえ 30才)(鈴木 杏)
 15年前の「次期首相候補狙撃事件」の真相ファイルを作りUSBキーを貴島に渡す。
■15年前の「次期首相候補狙撃事件」関係者

■容疑者
・清田洋一(きよた・よういち 40才)(永山たかし)
 15年前の「次期首相候補狙撃事件」の自称犯人
 当時は所轄の巡査部長だった。
 現在は公安の監視下でバイト。
 事件の時効まであと4ヶ月。

■狙撃ターゲット
・宮田達之(みやた・たつゆき 73才)(柄本 明)
 国家警察委員会会長。元刑事で元国務大臣。
 2001年、次期首相候補だった時に狙撃されるが命を取りとめた
 当時命がけで宮田を守ったのは、鎮目。

■フリージャーナリスト(視庁公安部の元刑事)
・神戸 悟(かんべ・さとる 45才)(小市慢太郎)
 15年前の「次期首相候補狙撃事件」当時、警視総監・嶋壮一のの右腕で、貴島の友人。
 現在は真相を追うジャーナリスト。

■当時、警視総監
・嶋 壮一(しま・そういち 71才)(長谷川初範)
 15年前の「次期首相候補狙撃事件」当時、警視総監。
 天下りして現在は総合警備会社の相談役。

 
 

 
 

■ 尾野真千子主演ドラマ「狙撃(地下捜査官)」あらすじ


西小金井署の刑事・上月涼子(尾野真千子)は、捨て身の囮捜査でレ〇プ犯(南圭介)の逮捕をやってのける。
手柄はたちまち署内で話題になるが、不倫が原因で左遷させられてきた元警視庁捜査一課の涼子に近づく者は一人もいない。

■警務部特務監察室へ出向命令
数日後、涼子は本庁の城田警務部長(でんでん)から呼び出しを受ける。
囮捜査の際、レ〇プ犯に振るった暴力のお咎めを受けるのだと腹をくくる涼子。
だが、城田から告げられたのは、所轄に籍を置いたまま本庁勤務という異例の配置転換だった。
行き先は、警視庁警務部特務監察室。
涼子は、城田いわく「関わると不幸になる」という室長の鎮目竜二警視正(佐藤浩市)の下で、警察官を内偵する任務に就くことになる。

雑居ビルの一室に本拠を置く特務監察室のメンバーは、事務の花村加代(鈴木麻衣花)と警部補の成瀬勝巳(北村有起哉)
壁に古い血の痕が染みついた取調室に連れてこられた涼子は、鎮目からいきなり服を脱ぐよう命じられる。
「役に立つな。俺の思い通りに動け」という鎮目は、その理由を説明などしない。
涼子はそんな鎮目にイラ立ちながらも、ボタンを勢いよく外していく…。

■元不倫相手の覚せい剤関与疑惑を隠蔽
涼子の最初の任務は、警察官の覚せい剤関与疑惑。
内偵対象の刑事、斉木優也(眞島秀和)は、涼子のかつての不倫相手だった!
「自分の目で見た者しか信じない」という涼子は、鎮目に黙って斉木と連絡を取るのだが…。
翌日、鎮目は斉木の身柄を拘束。
しかし、警視庁公安部理事官の左遷と引き換えに、犯罪を隠ぺいする。

■15年前の『次期首相候補狙撃事件』
楯突く涼子に鎮目は、「俺たちの仕事は組織を守ること。異物の排除に世の善悪は関係ない」と言うと、次の日まですべてに目を通すか、辞職かの道を選べと、『次期首相候補狙撃事件』に関する大量の資料を渡す。
15年前の6月30日、次期首相と目されていた現役閣僚の宮田達之(柄本明)が何者かに狙撃された。
同じ日、涼子は強盗犯に母を殺されるという人生最悪の日を迎えていた…。

引用:http://www.tv-asahi.co.jp/sogeki/

■ 尾野真千子主演ドラマ「狙撃(地下捜査官)」原作読んでネタバレ 結末は?


ドラマ「狙撃」の原作小説「狙撃 地下捜査官」を読んだので結末をネタバレします。

■狙撃犯は神戸悟

午前0時、約束の時間
フリージャーナリスト神戸悟のもとへ涼子がやってきた。
神戸悟は「真相ファイルの映像を見てしまった鎮目の命を救う」のが俺達の目的だと言い、真相ファイルを差し出すよう涼子に求める。

しかし涼子がカバンから出したのはファイルではなく1枚の写真。
そこに写っていたのは、狙撃をしたあと逃げる神戸悟の姿だった!
神戸悟は涼子に襲い掛かるが、成瀬が助け、逮捕される。
涼子と成瀬は、神戸悟を連行する。

警視庁警務部「特務監察室」に連行するが神戸悟はなぜか余裕を見せる。
神戸悟は涼子の元不倫相手の覚醒剤のことなど話して兆発する。
部屋の奥には鎮目が。
宮田を守った鎮目と、宮田を狙撃した神戸。

神戸悟は当時、4発狙撃したが1人も殺せなかった。
宮田を守る若い鎮目のことを撃たなかった。
公安は、狙撃犯をわざと泳がせたが大失敗に終わった。
カルト教団のカリスマ教祖に同情する。
このように今度は鎮目が兆発すると、神戸悟はキレて叫んだ。

鎮目は真相ファイルの回収を命じた名前を言うよう神戸悟に言う。
神戸悟は「真相ファイルを見たおまえら全員死ぬぞ」と言った。

■利用された神戸悟

取り調べ室で神戸と成瀬。
神戸悟はカルト教団に入ったことも後悔しておらず、自分は正しいと主張する。
捜査で接触したカルト教団に魅了され、洗脳され、教祖から宮田狙撃を任された時は興奮したと。

しかし実際は、警察上層部は神戸悟をわざと泳がせ、宮田の身辺警護を外して狙撃させていた。
神戸悟は利用されたのだ。
宮田は当時、公安の人員削減や予算削減を推進しようとしていたので公安からうとまれていた。

狙撃を終えた神戸悟は警察に匿われ、カルト教団と決別。
心理学者によって警察の人間に戻された。

■黒幕は嶋壮一だった

鎮目は涼子を連れて、狙撃事件に関する重要人物に会いに行く。
総合警備会社の本社ビルに着く。
相手は15年前の「次期首相候補狙撃事件」当時、警視総監だった嶋壮一だ。

鎮目は嶋に
神戸悟を泳がせ宮田を狙撃させた罪を追及する
嶋は「よく聞け若造」と怒り、公安警察の重要性を主張する。
それでも鎮目は動じず話を終えた。
エレベーターで城田部長に会い、ともにビルをあとにする。

次に向かうのは桜新町
相手は宮田だ
城田部長は緊張で唇が震える。
鎮目は宮田に真相ファイルを見せるのだ。

宮田の家に着く。事件以来、鎮目は会っていなかった。
宮田は、鎮目が真相ファイルを入手したことを知っている。
「よく頑張った」
鎮目は頭を下げ、警察組織の改革、肥大した公安部門の縮小を行うと話す。
城田部長がにらみつけるが鎮目は動じずに、詳細説明を続ける。
時代遅れの捜査活動を一掃して、予算見直しを図り、新組織として再生させるのだ。

もし上層部が拒否したても狙撃事件はまだ時効前なので、神戸悟を真相ファイルとともに裁判の法廷に引きずり出す考えだ。

宮田は「わかった」と納得し、城田部長は溜息をついてうなだれた。
そして宮田は自身にケリをつけるため、狙撃犯の神戸悟に会いたいと願い、鎮目は了解する。
7時にレストランで会うことに。

■宮田が神戸悟と面会

レストラン。
宮田は鎮目と涼子らに見守られながら、神戸悟を待つ。
宮田は狙撃で3発くらいながらも蘇生した男。
捜査員たちが警護する個室で、宮田は神戸悟と面会した。

成瀬は、鎮目が上層部に話して宮田を殺させると思っていた。
しかし鎮目は、宮田も犠牲者だ、警察は変わるからオレを信じろと答え、成瀬は涙をこらえる。

面会が終わった神戸悟は泣いていた。
自分の愚かさを悟り、公安の洗脳が解けたのだろうか。

■衝撃!鎮目が殺される

捜査員2人のあとを歩く神戸悟。
すると振り返り鎮目に笑いかけた。
次の瞬間、懐から拳銃を取り出し、鎮目の胸を撃ちぬいた!
さらに連続で撃ち、鎮目は首や背中を撃たれた。

涼子は悲鳴をあげ、成瀬がかばう。
神戸悟が言う。
「だから言っただろう、おまえら全員死ぬと」
そこに公安の刑事・真武士高が現れ、神戸悟を射殺した。

鎮目は死んでしまった・・・。
そして城田部長は、涼子と成瀬に真相ファイルを出せと迫り、徹底してガサ入れをして在処を吐かせると脅した。

神戸悟はなぜ拳銃を?
城田が言う「あの人は許せなかったのだろう、自分が愛した組織の破壊者を」
涼子は気付いた。
宮田が組織を守るために、神戸悟に拳銃を渡したのだ。
公安の刑事・真武士高は詳細は知らないだろうが、手柄になる。

■数ヶ月後、テレビ局。

チーフディレクターの伊達は焦っていた。
15年前の「次期首相候補狙撃事件」の特集を任されたものの、取材がほとんどできていないからだ。
時効にあわせて放送すれば、視聴率25%はイケる。
しかし内容が伴っていなければダメだ。
再現ドラマや、刑事のコメントもあるが、肝心の容疑者・清田洋一の取材に問題がある。
真犯人しか知らないような証言がまったくないからだ。

そんなとき、警察から2人の女性がやってきた。
「次期首相候補狙撃事件」について極秘の話があるという。
西小金井署の交通課・上月涼子と、鮫洲運転免許試験場の会計課・花村という2人だった。

去年レストランで起きた銃殺事件に関係があるという。
忘年会に乱入した元警官が、キャリア官僚を銃殺した事件。
犯人は、偶然居合わせた公安の刑事に射殺された。
犯人の動悸は、過去の怨恨として処理された。
この事件は、15年前の「次期首相候補狙撃事件」と繋がりがあるという。

そして大晦日にはもう一つの事件が。
15年前の狙撃の被害者だった宮田達之が、自宅で首つり自殺。
遺書はなかった。

花村がファイルケースを取り出し伊達に渡す。
ファイルにはパスワードがかかっていて、パスワードを知る成瀬という奥多摩の交番勤務の警官があとからやってきた。

ファイルの中身は相当な内容で「発狂ビデオ」と呼ばれているらしい。
伊達はその名を噂で聞いたことがあった。
狙撃事件について、警察組織が発狂してしまうほどの呪われた映像のことだ。

上月涼子・花村・成瀬の3人は、これをテレビで放送したらどんなことになるか、覚悟して持ち込んだという。
伊達は、彼らが命がけでもってきたスクープ映像を、自分も見る覚悟を決めた。
「俺はスクープのために悪魔の魂を売った捨て身のテレビマンだ」 
 
 

福山雅治【スクープ】映画見てネタバレ。結末は「成功のあとに衝撃の展開が・・・」

福山雅治さん主演の映画「スクープ(SCOOP!)」を見たので結末までのネタバレを紹介します。

映画「スクープ(SCOOP!)」は、自堕落な日々を送る元スターカメラマンが、新人記者の若い女子と凸凹コンビを組んだのをきっかけに、スクープを連発していくという物語。結末はハッピーエンドだと予想していたのですが、意外にも違いました。涙腺が緩い人は注意です。

公開された映画を見て結末までをネタバレを紹介するので、福山雅治さん主演の映画「スクープ(SCOOP!)」を見れなかったひとや、映画館で見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

 
 

■福山雅治主演の映画「スクープ」キャスト


■「SCOOP!」編集部

・都城 静(みやこのじょう しずか)(福山雅治)
 借金まみれの中年パパラッチだが、昔はスターカメラマンだった
・行川 野火(なめかわ のび)(二階堂ふみ)
 新人記者
 静とコンビを組まされる
・横川 定子(よこかわ さだこ)(吉田羊)
 「芸能&事件」班を仕切る副編集長
・馬場(遠藤賢一)
 「グラビア」班を仕切る副編集長

■情報屋
・チャラ源(リリー・フランキー)
 情報屋
 静とはくされ縁の仲

■福山雅治主演の映画「スクープ」あらすじ


かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静(福山雅治)
しかし、その輝かしい業績も、現役の雑誌編集者たちにはほとんど知られていない。
過去のある出来事をきっかけに報道写真への情熱を失ってしまった静は、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身。
それから何年もの間、自堕落な日々を過ごしてきたのだ。

そんな彼に、再び転機が訪れる。
ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりの新人記者・行川野火(二階堂ふみ)とコンビを組まされる羽目になってしまったのである。
案の定まったく嚙み合わずケンカばかりの静と野火。
ところが、この凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発!
そしてついに、日本中が注目する重大事件が発生する・・・。
引用:http://scoop-movie.jp/story.html

 
 

 
 

■福山雅治主演の映画「スクープ」ネタバレ 結末は?


映画「スクープ(SCOOP!)」を見たので結末までのネタバレを紹介します。

■フリーカメラマン都城静と新人記者・行川野火

ベンツのSUV・Gクラス。
球場前で野球選手フクヤマを張り込み中。
後部座席で女と体を合わせる都城静。
ことを終えると女に金を渡したあと、静はタバコをふかす。
球場から出てきたフクヤマ選手のポルシェを、ベンツをUターンさせて追いかける。

その頃、新人記者・行川野火は週刊誌「SCOOP!」編集部に配属され、副編集長の横川定子から、早速現場に出るよう指示を受ける。
向かった先はフクヤマ選手の行きつけのクラブ。

一方、静。
ポルシェからフクヤマ選手と取り巻きが降りて、店に入っていった。
静も後を追い、ビルの中のクラブへと入る。
カウンターに座った静は、バッグに仕掛けてあるカメラでフクヤマ選手を隠し撮り。
と、そこへ野火がフクヤマ選手のとこへ直行し
「取材です。コメントください」
フクヤマ選手は「なんだ?どこのだ?雑誌名言え!」とキレて野火は逃げる。

静は店を出て、通りにいたフクヤマ選手とすれ違い様にまた隠し撮り。
そして、ごみ箱に隠れていた野火を発見する。

静は野火を連れて「SCOOP!」編集部に行き、机を蹴るなどして怒る。
「なんだあの素人は!?」
副編集長の定子は、野火と組むよう静に言うが静は
「なんで俺が?どうしろとと?」
と受け付けない。そこで定子は1本5万円のギャラを30万円で提示。借金もある静は引き受ける。

■片山元気とルイルイの熱愛写真

車中に静と野火。
静は、恵比寿・中目黒・代官山は芸能人の釣り場だという。
静は車のナンバーを見て検索する。すると女優・長谷川マスミの名前が。はしゃぐ野火。
すかさず写真を撮るが、スタッフと食事だけなのでスクープにはならない。

深夜12時12分
野火は帰りたいが、何もせずただ待つ静。
野火は夕飯を食べてないのでお腹が鳴り、静はパンをあげる。
喜んで食べる野火だが、1週間前のだと聞き、すぐさま吐く。

深夜2時8分
なんでこの会社に入ったの?と静が野火に尋ねる。
もともとはファッションが好きで、女性誌に行ったがダメで、SCOOPに。と話すが静は退屈する。
そして突然、静がカメラを構える。
人気アイドルの片山元気とシュンだ。店に入っていく。
そのあとすぐ、人気アイドルのルイルイら3人も店に入った。

店の前にいるチャラ源に金を渡し礼を言って、店に入る静。
店では端っこの席から静がバッグで隠し撮りする。
野火「マジ最低ですねこの仕事」

片山元気とルイルイがカーテンで仕切られた個室に入っていった。
野火は、カーテンを開けて写真を撮るよう静から指示され、いやいやながらも実行。
カーテンを開け「ごめんなさい」と言い数回シャッターを切る野火。
2人はいちゃつきキスしていた。
気付かれると案の定、彼らに追いかけられ、逃げることに。

外に出ると静が待機していた車に乗って逃げた。
静は言う
「俺達の仕事はドブネズミ、ゴキブリ以下なんだよ」
写真はピンボケしていたが採用され、ワイドショーでも取り上げられた。
野火は友達から称賛され、ツイッターでもスクープが話題に。

■民自党の小田部新造とモモパイ上原の不倫

今度狙うのは、民自党の小田部新造と人気モデルのモモパイ上原だ。
ちなみに小田部新造は既婚者なので不倫である。
週末に2人は同じホテルで仕事があるので、会うのは間違いない。

週末のホテル。
静はスーツ、野火はワンピースを着てロビーで待ち伏せする。
すると小田部が現れたので、野火はエレベーターに同乗し、部屋が8Fだと突き止めた。
今度は変装したモモパイ上原がロビーに現れた。
静と野火は向いのビルの屋上へ行く。

SP数人がいるのですぐに部屋はすぐにわかった。
ルームサービスが酒を届けにきたのでこの部屋で間違いない。
すかさず、野火が用意していた花火に着火する。
花火が打ちあがり、宿泊客たちが眺める。
SP数人の隣の部屋のカーテンが開くと、小田部とモモパイ上原が下着姿でいた。
今だ!静は2人をカメラで連写する。
しかしすぐに気づかれ、静と野火は逃げる。

激しいカーチェイス。
野火は静に指示され、花火で小田部らの車3台をなんとか撃退した。

静は昔、定子と組んでいてその時はいつもこんな調子だったらしい。
興奮した野火は「本当サイコーッスねこの仕事」
静は思わず野火にキスするが、ぶたれる。

■チャラ源

バー。
チャラ源が薬をやっているところに静が現れる。
ハワイで遊んだ頃の話で一通り盛り上がったあと、静はチャラ源に「ほどほどにしてけよ」と言った。

■「SCOOP!」の売り上げが急増!!

静と野火の凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発する。
・アイドルの泥酔
・キス写真
・スーパーで2ショットを隠し撮り
・フクヤマ選手ブチキレ
・お笑いの師匠がセクシー女優と不倫
・横綱が女をはべらせ豪遊
・同棲
など!
また、「グラビア」班も好調で石川恋のグラビアを掲載!

ただ、あるグラビアアイドルの路上キスは、馬場が怒ってボツとなった。
彼女は新人の頃から「SCOOP!」でグラビアを撮影したので、所属事務所との関係がこじれてしまうからだ。
静はそういった事情もわかるので受け入れる。

■先輩にバカにされる静

静は「SCOOP!」のビルの階段で、文芸誌「しんぞう」のタカと再会した。
タカから、いつまでも芸能人のケツ追っかけてないで、新刊のカメラマンをやらないかと誘われるが断る。
すると、中年パパラッチとバカにされるのだった。

■チャラ源のせい?

そのあと静は居酒屋で1人飲んでいた。
そこに定子が現れ、路チュー写真がボツになったのを詫びに来た。
「文春にでも持っていくか」とふざける静。

定子は芸能だけでなく「事件班」と兼任になった。
定子は静をメジャーなカメラマンに復活させたいが、静は「オレはマイナーのほうがお似合い」と答える。
定子から見ると、チャラ源のせいで起きたある事件によって静はいまの「借金のあるパパラッチ」になったから、チャラ源とは手を切るよう助言する。

しかし静はチャラ源と飲みに行く。

■松永事件特集

会議。定子が今度狙うのは「松永事件特集」だ。
若い女子4人をレ〇プして殺した男。
犯人の松永太一の現在の写真がほしい。
来週行われる、現場検証を狙うのだ。

会議メンバーはみな消極的だ。
・ミス東大のグラビアも決まっているから充分。
・小田部の件で御上から目をつけられている

馬場は元事件班だったという話から脱線して、オウムは編集長が担当したとか昔の話で盛り上がる。
しかし馬場はキレて、反体制やジャーナリズムの時代は終わったと主張する。
馬場がアツイのはどうやら次期編集長争いが背景にあるようだ。

そこへ野火が自分の意見を話す。
「わかんないけど、私はこの犯人がむかつく。許せない」

結局「松永事件特集」は静と野火+2名が担当することに。
定子は野火に「ベテランに花持たせるのはルーキーの役目」と言う。

■野火、襲われる

車中。会議で決まったことを野火が静に話すと
「お前はどう思ってんだ?」と聞かれ「撮りたい」と答える野火。
しかし静は「お前にはまだ早いと断った。ゲスのほうが似合うと。

その時、目の前に芸能人が連れと歩いていた。
静はカメラを構えるが、すぐやめる。
野火は撮ろうとするが、連れがヤバい連中だからと引き留める。
しかし野火は「ビビってんすか?」と1人で行ってしまう。

野火は連中に捕まり、レ〇プされそうになる。
服をめくられたところで静がバットを持って助けにくるが、あっけなく返り討ちに。
しかしすぐチャラ源が現れ、ボクシングスタイルでめちゃ強く、全員倒す。

■静が松永事件写真を引き受ける

連中を倒したあと、静とチャラ源は飲みに行く。
朝まで飲んだあと、チャラ源が寂しそうに話す。
「かず子が娘に会わせてくれない」
「オレとなんか吊るんじゃダメだよ」
遠くから野火が2人をカメラでとらえていた。

静が自宅のベッドで横になっていると野火がやってきた。
「カメラ返しにきました」
静が「やるか」というと野火は「そんな誘い方ありですか」と驚く。

「ばーか、事件のことだ」
野火がキスしようとすると玄関が開いて定子が朝食を作りに入ってきた。
定子は、静が「俺の元女房」というくらいの元彼女だったのだ。
野火は帰る。
ベランダから野火を見て定子は「昔のあたしみたい」と言って静にキス。
静も「あいつ面白くなってきた」と言い定子にキス。

■松永事件特集 作戦の実行

松永太一の写真をどうやって撮るか作戦会議。
静も野火も、会議を楽しんでいる。

いよいよ現場検証当日。
案の定ブルーシートのトンネルが作られ完全にガードされている。
静に呼ばれ、馬場が来た。
実は馬場は新人時代、静と組んでいたのだ。
阪神淡路大震災の時には1ヶ月一緒に過ごしたほど。

静は馬場に15年前の新潟作戦と同じ作戦を指示。
静と野火は警備の穴場である廃車置き場に隠れチャンスを待つ。
静は野火にも望遠カメラを渡し、撮るよう指示。

犯人・松永太一を乗せた車が到着。
しかしガードされて顔が見えない。
すると馬場がラガーマンの恰好で走ってきて「侵入者だ!」と騒ぎに。
警官が止めようとするのをスルリとよけていく。
松永のガードが崩れるが、まだ顔は見えない。
馬場は懸命に走り回るが、15年前より体力が落ちているのでもうダメだ。

今度は静が「松永ー!」と叫んでカメラを持って目の前に出ていった。
すぐ警官に取り押さえられるが、ガードは崩壊し、顔が見えたので、野火が撮った!

 
「松永事件特集」は大当たりし
350,012部(35万部)の大ヒット!
「SCOOP!」編集部は大盛り上がりし、カラオケパブを貸し切りで打ち上げを行うことに。
一方、静も釈放され、馬場がビールを持って迎えに行った。
打ち上げでは野火も大塚愛「さくらんぼ」を歌うなど大盛り上がり。

定子が、野火に撮らせた理由を静に聞くと
「ルーキーに打たせたほうが盛り上がる」

野火は女の目で静を見つめる。

■静と野火 結ばれる

打ち上げのあと、ついに静と野火は結ばれた。
キスから、カラダを重ねる。

幸せそうな野火の寝顔を静が撮る。
カメラはいつものではなく、フィルムカメラのコンタックスだ。
戦場カメラマン・ロバート・キャパの真似をして初めて静が買ったカメラ。
中学時代、図書室で見つけてパクってきたというキャパの写真集を野火に見せる。

しかし結局、戦場には行っていない。
25年間、人のケツを追いかけているだけ。
そもそもカメラマンになりたかったのかな・・・。
そう話す静を野火は愛おしそうに見つめる。

■チャラ源が殺人

その時、チャラ源から電話が。
かず子に、娘のミカに合わせてほしいと会いに行ったら、男が出てきたから銃で弾いてやったという。
そう、チャラ源は、かず子と男を撃ち殺していた。

状況を察した静は車で急行。
野火は警察に行かなくていいのか聞くが、静は
「チャラには貸しがあるから、必要とされたら行かなきゃいけないんだ」
野火を車にのこし、静はコンタックスを持って1人で行く。
その時、野火に1万円札を1枚渡し「定子に”負けた”って渡してくれ」と頼まれる。

■衝撃の結末ネタバレ!静が撃たれて死んだ…

銃声を聞きつけた通報により、警官がチャラ源のもとへ。
娘を連れたチャラ源は、警官を見るやすぐに撃ち殺した。

そこに駆け付けた静。さすがにビビる。
チャラ源は写真をとってほしいというので「ここはしょぼいから場所を変えよう」と移動を促す静。

テレビでもニュースになり、定子は野火に電話で動かないよう指示。
定子が現場に行こうとするが、馬場が向かう。
野火は定子に従わず、カメラを持って静のあとを追う。

チャラ源の元へは大勢の警官が集まっていた。
完全にラリっているチャラ源のすきを見て、静は娘を逃がす。
そして懸命にチャラ源を説得する静。

ところがチャラ源が、カメラを構える野火を発見。
「オレの専属カメラマンは静だけだ」
と野火を撃とうとしたところを、静が押さえたのはよかったが、銃口が静の頭に。
「静、撮れ」(心の声)
次の瞬間、静は頭を銃で撃たれ、即死。
チャラ源は警官隊に取り押さえられた。

■最後の1枚

定子は、野火が撮影した静が撃たれる瞬間の写真をスクープとして載せようとする。
しかし馬場は、人間の尊厳を侵していると猛反対。
対して定子は、カメラマンとしての尊厳はどうなると主張。
結局、次期編集長となった定子の意見で決まった。

野火は廊下で馬場から「おめでとう。大スクープだよ」と言われる。
馬場は静と一緒に過ごした新人時代をふりかえり、号泣する。

定子はつぶやく。
「最後がデッドボールって・・・」
野火は、記事は書けないと言い、静から託された1万円札を定子に渡す。
静が最後に写真を撮ったコンタックスのカメラも渡すと、定子は現像室に誘った。

現像室。
フィルム写真を現像すると、チャラ源はすべてピンボケしていた。
きっと気を使ってわざとだろう。
ラスト1枚、現像するとそこには・・・
野火の寝顔が映っていた。

定子「最後の1枚が、最後に愛した人の写真でよかった」
野火は、泣きながら記事を書いた。

■エピローグ

「SCOOP!」編集部は今日も忙しい。

今では「野火班」があり、野火には新人が1人ついている。
野火が持っているコンタックスのカメラはお守りだ。
 
 

湊かなえ【往復書簡十五年後の補習】原作読んでネタバレ。結末は「万里子の記憶と純一の切ないウソ」

TBSドラマ「往復書簡 十五年後の補習」。湊かなえさんによる原作小説を読んだので結末などネタバレに迫ります。

「往復書簡 十五年後の補習」は、中学時代に起きた放火殺人事件の真相が、15年後の手紙のやりとり(往復書簡)で判明するというものです。
そこには、彼氏の切ないウソがありました。

湊かなえさんの原作を読んでドラマ最終回のネタバレを紹介するので、TBSドラマ「往復書簡 十五年後の補習」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

 
 

■湊かなえ「往復書簡 十五年後の補習」キャスト


■子供たち

・岡野万里子(松下 奈緒 31才)
・永田 純一(市原 隼人 29才)

■刑事
・亀山 隆三(鹿賀 丈史 65才)

■親たち
・女性の焼死体:康孝の母親:久保田綾子(大沢 逸美 50才)
・久保田 進(梨本 謙次郎 55才)

・一樹の母親:大島 百合(多岐川 裕美 65才)

・永田 頼子(長野 里美 55才)
・永田 恵一(山崎 銀之丞 54才)

■ 
・万里子の職場の友人:坪井 由美(朝倉 あき 25才)
・万里子の職場の同僚:阿部 智也(鈴之助 32才)
・都築 健治(森永 悠希 20才)

■15年前に倉庫で起きた放火殺人
・中学生の岡野万里子(西畑 澪花 15才)
・中学生の永田 純一(福山 康平 18才)
・放火で死亡した中学生:大島 一樹(篠田 諒 20才)
・疑われ自殺した中学生:久保田康孝(今井 悠貴 17才)

■湊かなえ「往復書簡 十五年後の補習」あらすじ


OLの万里子(松下奈緒)は、恋人の純一(市原隼人)が突然、辺境の国へ旅立ってしまったことに戸惑っていた。
国際ボランティアに志願し、発展途上国の子ども達に勉強を教える任に就いた純一は、あと2年は帰ってこない。
そんな大事なことを、純一は自分にも家族にも相談せずに決めてしまった…その理由は何なのか。
電話も通じず、万里子は純一に宛てた手紙に不安な思いをつづることしかできない。

あくる日の朝、材木倉庫で女性の焼死体が発見される。
現場を訪れた刑事の亀山(鹿賀丈史)の脳裏によぎったのは、15年前に同じ倉庫で起きた放火殺人だった。

15年前――。
出火した材木倉庫の中に、当時中学生の万里子(西畑澪花)と、同級生の一樹(篠田諒)が閉じ込められた。
万里子は駆けつけた純一(福山康平)に救出されたが、一樹は死亡。
倉庫に外から「かんぬき」がかけられていたことから、放火殺人の線で捜査され、万里子たちの同級生である康孝(今井悠貴)に疑いがかけられた。
だが、康孝は事件翌日に自殺。
真相は解明されないまま、捜査は打ち切られたのだった。
担当刑事だった亀山は、その結末をとても悔やんでいた。

死んだ女性の身元は、康孝の母親・綾子(大沢逸美)だと判明。
その報道に驚く万里子のもとに、亀山が訪ねてくる。
「15年ぶりですね。万里子さん、記憶は?」…実は万里子は、15年前の事件の直後、ショックで事件の記憶を失っていた。
そして記憶の扉は、いまでも開かれていなかった。

数日後。
綾子の告別式に、15年前の事件に関与した子どもたちの親が揃った。
一樹の母親・百合(多岐川裕美)は、息子の死の真相を知りたいがあまり、記憶を取り戻そうとしない万里子を責める。
「純一君は万里子さんが思い出したら困ることでもあるのかしら?」

そんな中、海外の純一から手紙の返事が届く。
そこには万里子の知らなかった、純一のある告白が書かれていた。
次第に不安に押しつぶされていく万里子は、15年前の記憶が断片的に蘇るようになる…。

引用:http://www.tbs.co.jp/ofukushokan/story/

 
 

 
 

■湊かなえ「往復書簡 十五年後の補習」ネタバレ 結末は?


湊かなえ「往復書簡 十五年後の補習」原作小説を読んだので、結末をネタバレします。

原作小説では、万里子と純一の手紙のやりとりです。
刑事や母親たちは登場、康孝の母親・綾子の死もなく、これはドラマ版のオリジナルで追加した部分だと思われます。
15年前の事件の真相が、原作小説で描かれているので、結末のネタバレとして紹介します。

■突然、純一が国際ボランティアへ

純一は国際ボランティアに志願し発展途上国「P国」で子供たちに勉強を教えるため、2年間の赴任へ行ってしまった。
純一は万里子に相談せず赴任を決めたので、万里子は理由が知りたかった。
・なぜ国際ボランティアに参加しようと思ったのか
・なぜ私に内緒にしていたのか
・15年前の事件が関係しているのか

万里子は純一に手紙を書く。届くのは20日後だ。

純一と万里子は中学生時代からの恋人。

純一が赴任したP国の村は辺境の地。
サイクロンが村を直撃し、現在は停電中。

■純一が国際ボランティアに参加した理由とは?

2人で映画を見に行く約束をしていた日。
万里子は、職場の友達が旦那のDVに会い、相談するために法律相談所に連れて行くことになったという理由で、突然映画に行けなくなった。
万里子から連絡を受けた純一は、映画に行くため残実残業もしたので少し腹を立てた。

映画がキャンセルになった純一は、駅に貼られていた国際ボランティアのポスターが目についた。
教室の風景が描かれ「5☓0=0」という式も。
説明会の日程が書いてありちょうどその日だったので行ってみることに。

また、万里子が友人を助けるのに、相談がなかったことで純一は不満になり15年前の事件を思い出した。

■15年前
中学2年の2学期 
学校の自転車置き場で、一樹が康孝に暴力をふるった。
純一を含め数人の生徒がそれを見ていた。
「永田君、どうして止めないの?」と万里子は言ったが、純一は「谷口さんには関係ない」と冷たく返した。
すると万里子は仲裁に入り
「こんなことやめて!殴る人も黙って見てる人もみんなクズよ。こんなことして恥ずかしいって思わないの?」
純一は自分が軽蔑されたと確信した。

■11月10日放火殺人
材木店の資材置き場にあった古い倉庫。
一樹と万里子が閉じ込められ、火事に。
気絶していた万里子は純一に助けられたが、一樹は死亡。
放火の疑いをかけられた康孝はその日の夜に、校舎から飛び降り自殺をした。

万里子はショックで当時の記憶がない。

国際ボランティアの説明会には、当時の万里子と同じ目をした人がたくさんいた。
純一は、この人たちと同じ経験をすれば同じ目になれるかもと思った。
万里子と同じ目になりたいから、参加した。

実はその日、純一は結婚指輪を買うため自宅を早く出たのだが、説明会を聞いて、自分にはその資格がないと感じた。2年間、自分の限界に挑むことができれば、一生万里子を守ることができる。

ちなみに偶然だがP国は派遣先で一番治安の悪い国。
女性隊員はいない。派遣先の村に女性はいるが、ヒゲの生えた体格の良い女性たち。
家電は冷蔵庫1台。風呂は水シャワー。ガスコンロはあるので食事は大丈夫。

■万里子が映画をキャンセルした理由

万里子は、職場の友達が旦那のDVに会い、相談するために法律相談所に連れて行くことになったという理由で、突然映画に行けなくなった。しかし原因について事前に純一に相談はしなかった。

友達とは結婚式で万里子がスピーチをした新婦の由美。
結婚して最初は幸せだったが、半年後にはDVが始まった。旦那はギャンブルと車の改造にハマり、生活費や由美の貯金に手を付け、由美が注意すると暴力をふるった。
由美は万里子に話だけでなくアザを見せ、そのたびに万里子は解決策を提案したが由美は「いいの」と断った。

しかし映画の前日、由美が旦那から逃げて、左目にアザがある顔で突然万里子の自宅にやってきた。
万里子は「由美が殺される」と思い、泊めてくれるだけでいいというのに、法律相談所に電話して翌日彼女を連れていった。

ところが法律相談所に行った翌日から由美は万里子と口を利かなくなり、翌月に会社をやめた。
万里子は旦那のせいでそうなったと思ったが、ある日偶然街で由美に会うと「あんたのせいで離婚した」と睨みつけられた。

失敗だ。事前に純一に相談していれば、こんなことにはならなかったかもしれない。
万里子は、15年前も、自分が仲裁に入らなければ事件は起こらなかったのではと後悔した。
純一は、由美が離婚したのは万里子のせいではないと慰める。

■万里子 英会話サークルに

純一と手紙のやりとりを続ける一方
万里子は、春に本社から異動してきた阿部に誘われ、英会話サークルに入った。
英会話ができるようになれば、純一に会いにいけると思ったから。

■15年前 一樹が康孝を殴った理由

万里子から見れば、一樹が一方的に康孝をいじめているように見えた。
しかし純一は一樹が康孝を殴る理由を知っていたので、彼らを止めなかった。


純一・一樹・康孝の3人は小さい頃から幼馴染。
ただ中学生になるとお互い趣味趣向が確率され、一緒に遊ばなくなった。
・アウトドア派で柔道の強化選手でもある一樹
・インドア派で本好きな康孝
・純一はどちらもほどほどで、お互いに交友があった
部活で活躍してクラスの人気者でリーダー的存在になった一樹を、康孝は面白く思っていなかった。

夏休み明けに康孝は純一にこう言った
・一樹は力で他人をねじ伏せられると思い込んでる
・僕には相手の一番傷つく言葉がわかる特殊能力がある
・そろそろ鉄槌を下そうかな
純一は薄気味悪くなり、一樹のフォローだけしておいた。


一週間後、一樹が康孝を殴った。康孝が特殊能力を使ったのだ。
その日はたまたま3人とも下校が同時刻になった。

康孝は一樹の母親を愚弄する言葉を浴びせた。
一樹の母親は水商売をしながら女手ひとつで育てたが、それはみんなが知っている禁句だった。
「母親には複数の愛人に貢がせ、その金で一樹を育てた。
 その自転車も母親が体で稼いだ」
などと母親を侮辱したのだ。
これが、一樹が康孝を殴った理由だった。


自転車置き場で一樹が康孝を殴るのを万里子を止めてから、康孝へのイジメが始まった。
そして純一は笑わなくなった。

■15年前 万里子が一樹と康孝の仲裁に入った理由
万里子が一樹と康孝の仲裁に入った理由は、純一が思う正義感とは少し違った。

小学校6年生のとき、新婚のいとこのお姉さんがしばらく万里子の家に泊まることになった。
綺麗で優しかった彼女が来るのが楽しみだったが、彼女は別人になっていた。
やつれて精気を失い自分の足で立っていられない状態。
大人たちの話に聞き耳を立てると、旦那のDVから逃げてきたらしい。

旦那は色白で穏やかな顔立ちでニコニコ笑う男性。
お互いクラシック好きで、コンサートで隣同士になったのがきっかけで交際半年で結婚した。
それから半年もたたないうちの出来事だった。

旦那は万里子の家にやってきて、DVは誤解で、妻が精神不安定になってアザは自分でつけたものだと説明した。
旦那は土下座をして心療内科の資料を見せるなどし、万里子の両親はすっかり騙されてしまった。
数日後、母の提案で2人はコンサートに行くことになり、万里子が彼女の自宅にワンピースとブローチを取りに行った。
しかし万里子がブローチを忘れていまい、代わりに母のブローチをつけて、彼女は旦那とコンサートに行った。
その日万里子の家に帰ってくる予定だったが、帰ってこなかった。
両親は、2人が仲直りしたと安心した。

しかし1週間後、彼女の顔は目を開けられないくらいアザだらけになっていた。
ブローチが原因だった。
旦那は自分がプレゼントしたのと違うブローチだったので浮気を疑い、暴力をふるった。
万里子は責任を感じたが結局「ごめんなさい」が言えなかった。

万里子が一樹を止めたのは、康孝がいとこのお姉さんと重なったからだった。
イジメが始まってからも、万里子は何度も一樹を止めに入った。

■15年前 康孝へのイジメ 原因は康孝
康孝へのイジメは、女子も引くくらい酷かった。
クラスの男子全員によるイジメ。
教室の後ろや廊下で一樹が康孝を殴った。
担任は知らないふりをしていた。

見ていられない女子たちは、万里子に相談。
体育館の裏・屋上・河原・材木店の資材置き場など、女子から報告があれば万里子はかけつけて止めに入った。
一樹は万里子に手をあげなかったが一度だけ
「これ以上邪魔するなら、やるぞ」
と凄んだことがあった。


康孝は無抵抗だったので一方的に一樹がいじめているように、女子は見えただろう。
だが実際は、先に仕掛けたのはいつも康孝。
すれ違い様に小さな声で、神経を逆なでする言葉を浴びせていた。

一樹の母親は、近所のおばさんなど母親たちの井戸端会議でも噂だった。
その噂は子供たちにも流れてくる。
ある日、康孝の父親も愛人の1人で離婚は秒読みという噂が流れた。

一樹と康孝は親のせいで自分たちを傷つけあっていた。
時間の経過とともに2人とも臨界点に達していた。

■ タバコがきっかけで万里子の記憶が・・

万里子は、15年前の事件の真相が気になって仕方がない。
康孝はなぜ火をつけたのだろう?
外からかんぬきをしたのに、どうやって倉庫の中に火をつけたのだろう?
康孝は一樹を本気を殺そうとしたのだろうか?

もしかしてタバコが原因では?
万里子は、阿部から貸してもらったテキストからタバコの匂いがして、その時なぜか一樹を思い出した。
一樹はタバコを吸っていて、それが出火原因かもしれない。
私が倒れたのは、煙を吸ったからなのか?
康孝は、私が一樹を説得できると思って閉じ込めたのかもしれない。

万里子は想像を膨らませ、手紙に綴った。

純一は、一樹と康孝が小学校高学年からタバコを吸っていたことを知っていた。
「原因は一樹のタバコだと思いたい」と、純一は万里子にウソをつく。

■ 万里子の記憶がよみがえる

万里子は記憶がよみがえってきた。

あの日、万里子は一樹と倉庫で康孝を待ったが6:30になっても康孝は現れなかった。
帰ろうとすると扉が閉まり、閉じ込められた。
一樹は怒鳴ったあとタバコを吸う。
そのあと見つけた、高い位置にある窓から脱出すべく、一樹の背中に万里子が乗るが窓に手が届かない。
今度は一樹が肩車をして万里子が上になったあたりで記憶が消えた。

次の記憶は、片手に血のついた角材を持っている背の高い誰か。
一樹は焦点のあわない目で倒れていた。

■ 純一が事件の真相を書くがウソ

万里子の記憶がよみがえったことを受け、純一は事件の真相を手紙に書くが、万里子をかばうためにウソをつく。

■純一が伝えたウソ

純一も康孝と同様、一樹を憎んでいた。
純一の父親も一樹の愛人だったから。
純一は、万里子に仲裁に入られてむくれる一樹に「ざまみろ」と思っていた。

■一樹を殺したのは純一というウソ
事件当日。
帰ってこない万里子を心配して倉庫に行くと、ドア付近に万里子が倒れて、一樹は立っていた。
一樹によると、万里子は窓から落ちたという。

一樹は康孝の父親をなじる言葉を口にし、そのあと純一に向かって「おまえの親父もおんなじか」と蔑み笑った。
外に出ようと背を向けた一樹に、純一はとっさに角材を拾って後頭部を殴った。
一樹は動かなくなり、純一は一樹のポケットからライターを取り出して、おがくずを集めて火をつけた。
純一はその時、手にやけどをした。
そして万里子を抱えて外に出て、火が燃え広がるのを確認してから、一番近い家に駆けこんだ。

純一は、自分が悪者であるフリをした。

■ 万里子の記憶が完全によみがえる

純一のウソも空しく、万里子はついにすべてを思い出した。
きっかけは、英会話サークルの阿部だった。

純一が海外に行ったのをいいことに、万里子に言い寄ってきた。
週末ヒマだろうと英会話サークルの食事会に誘われ、行ったのだが、隣に座った阿部がすぐタバコを吸い始め、万里子は気分が悪くなり早々に引き上げた。
その夜から万里子は、事件の記憶が断片的に浮かんでくるようになった。

それから一週間後
阿部に食事に誘われ行ってしまった万里子。
自暴自棄になっていたことで飲み過ぎしてしまい、阿部の自宅に連れていかれた。
タバコを吸い始めた阿部は、突然万里子に襲い掛かり、抵抗する顔をぶたれた。
その時、封印されていた事件の記憶が一気によみがえり、万里子は叫び声を上げた。
気味が悪くなった阿部は万里子を追い帰した。

■事件の真相=万里子の記憶

11月10日
万里子の自転車のカゴに康孝のからの手紙が。
内容は
「一樹と和解をすることにした。
不安なので君に立ち会ってほしい。
資材置き場の倉庫に夕方6時に来てください」

万里子は自宅に戻らずに制服のまま倉庫に向かうと、タバコを吸う一樹がいた。
「なんで?」と聞かれ康孝からの手紙を見せた。
一樹も手紙を持っていて
「おまえが母親とは違うとわかったら、今までの暴言を謝りたい」
と書いてあった。

しかし6:30になっても康孝は現れなかった。
帰ろうとすると扉が閉まり、閉じ込められた。
一樹は怒鳴ったあとタバコを吸ったあと、高い位置にある窓を見つけた。
万里子は一樹から、窓から外に出て扉を開けるよう頼まれ、一樹の背中に万里子が乗るが窓に手が届かない。
今度は一樹が肩車をして万里子が上になることになった。

スカートだからイヤとは言えなかった。
肩車をしてもらい窓枠に手が届いたところで、一樹が万里子の腰に手をまわし引き下ろした。
スカートの中に手を入れられながら万里子は必死に抵抗するが、びくともしない。
万里子は一樹を罵ると顔をぶたれ、手に触れた角材を握って思い切り振り回して、一樹の頭を殴った。
一樹は倒れたまま動かなくなった・・・。

万里子は恐怖のあまり気絶した。

気が付いて目を開けると、純一が、万里子が一樹を殴った角材を手に立っていた。

つまり、一樹を殺したのは万里子。
純一は万里子をかばうために倉庫に火をつけた。
万里子は純一のウソに気づいた。
万里子は、康孝が死んだのも自分のせいだと考える。

純一の父親が、一樹の母親の愛人というのも、純一の作り話だった。
当時父親は単身赴任に行っていたのだから。

万里子はこの手紙を最後にした。

■ 純一

村の電気が普及し、電話線も復旧した。
しかし万里子への電話もメールもつながらない。万里子は解約したようだ。
(純一に迷惑をかけないようにと自首したのかもしれない)
純一は手紙を書く。

■事件の真相=純一の告白

純一が倉庫につくと万里子の自転車を見つけたが、部外者である自分はためらいがあり、入口には向かわずに裏へ行った。
裏に行くと窓の下に木箱と、タバコの吸い殻が2本落ちていた。
窓から中をのぞくと暗いが、一樹が血を流して倒れているのが見えた。
表に回ってかんぬきを抜いてドアを開けると、万里子が倒れていた。

最初は康孝が一樹を殺したと思ったが、万里子の頬が赤く腫れてブラウスのボタンが胸の下まではずれている。
「純一くん、わたしを助けて」
万里子の声を聞き、彼女が一樹を殴ったと確信した。
ただ、彼女は目を閉じていたので純一の存在には気づいていないと思った。

純一は万里子を人殺しにしない方法を考え、一樹のポケットからライターを取り出して、おがくずを集めて火をつけたのだ。

■万里子よりも大きな罪
警察から事情聴取はあったが純一は疑われなかった。
深夜に解放されると、純一は康孝の家に行き、誰にも見つからないよう話をしようと、学校の屋上に連れて行った。

康孝は怯え、閉じ込めただけで自分のせいではないと主張。
閉じ込めたのは、康孝が一樹を貶める方法だった。
万里子と2人になれば一樹が襲うだろうし、何もしなくても、周囲はそうは思わないはずだから。
さらに康孝の観察眼によると、一樹は同じクラスになってからずっと万里子のことを見ていた。

純一は、康孝が火をつけた証拠としてタバコの吸い殻を見せる。
タバコの消し忘れによって、火がついた可能性を指摘した。
康孝はいつ火がついたか知らない。
頭を抱える康孝。
純一は康孝に「おまえは放火殺人犯だ。一生罪を償うことになるだろう」と詰め寄り罵ったあと、康孝を残したまま万里子のいる病院に向かった。
そのあと康孝は飛び降り自殺した。

つまり、康孝を殺したには純一。
万里子を愛するがゆえのことだった。

  
 

湊かなえ【望郷】 「雲の糸」原作読んでネタバレ。結末は「事件の真相がヒロタカを変える」

テレ東オムニバスドラマ「望郷」三編の1つ「雲の糸」。湊かなえさんによる原作小説を読んだので結末などネタバレに迫ります。

「雲の糸」は、主人公ヒロタカが赤ん坊の時、母親が父親を殺した事件を堺にいじめられるようになり、家族全員が島中から無視やイジメに。
高校卒業後、島から逃れ「雲の糸」を掴む想いで都会でアーティストになったヒロタカ。
しかし、再びいじめっ子に会うことになり、そして事件の真相を知ることでヒロタカの心境に変化が。

湊かなえさんの原作を読んでドラマ最終回のネタバレを紹介するので、ドラマ「望郷『雲の糸』」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。

 
 

■ 湊かなえ【望郷】「雲の糸」キャスト


・磯貝宏高(芸名:黒崎ヒロタカ)(濱田岳)
 白綱島出身の人気アーティスト
 少年時代は「人殺しの息子」だと虐められた。
 高校卒業後は島の人間とは会わずにいた。
 しかし同級生の的場に誘われ帰郷。

■ヒロタカの家族
・姉:磯貝亜矢(内山理名)
 母の罪の真相を知っている
・母:磯貝律子(麻生祐未)
 過去に犯した罪を島で償い続ける
 出所後ずっとフェリー乗り場で清掃勤務

■島の大企業「的場鉄工所」
・ヒロタカの同級生:的場裕也(大野拓朗)
 御曹司
 創業50周年記念パーティーにヒロタカを強引にゲスト出演させる
・的場社長(西岡德馬)
 創業50周年記念パーティーを開催

■回想シーン
・少女期の姉:磯貝亜矢(井頭愛海)

 
 

 
 

■ 湊かなえ【望郷】「雲の糸」あらすじ


白綱島出身の人気アーティスト・黒崎ヒロタカ(濱田岳)は、7年ぶりに帰ってきた故郷で海に落ち、意識不明の状態に陥った。遺書はなく、マスコミは事件の可能性もあると報じた。
有名になったヒロタカにとって、故郷は知られたくない過去だった。まだ赤ん坊の頃、母の律子(麻生祐未)が起こした事件のために辛い少年時代を送った場所だったからだ。

1カ月前、ヒロタカは同級生の的場裕也(大野拓朗)から電話を受けた。
裕也の父が社長を務める的場鉄工所は島の大企業で、今年創立50周年を迎える。
その記念パーティーにゲストとして来てほしいという。
ヒロタカは事務所を通すよう頼むが、強引な裕也の依頼を断りきれなかった。

重い足取りで故郷に降り立ったヒロタカ。
島の人々の盛大な拍手や歓声に迎えられたが、どうしようもない居心地の悪さを覚えていた。
そんな彼の身に、一体何が起こったのか…?
引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/boukyou/

■ 湊かなえ【望郷】「雲の糸」原作読んでネタバレ。結末は?


湊かなえ【望郷】収録の「雲の糸」、ドラマの原作を読んだので結末をネタバレします。

■ヒロタカが海に落ちた理由

ヒロタカが島で海で落ちたことに事件性はありません。
裕也の会社の創業50周年記念パーティーで、大人のイジメに会い疲弊したヒロタカは、自身が必死の努力で掴んだ「雲の糸」に群がってくる者たちに対して「来るな!」と叫び意識を失い、海に落ちてしまいました。

■裕也はいじめっ子

ヒロタカが赤ん坊の時、母親が父親を殺しました。
その事件以来、磯貝一家は島中から無視やイジメにあいました。

裕也は陰湿ないじめっ子の筆頭でした。
大人になっても変わらずで、姉と母の待遇を人質にして、ヒロタカを創業50周年記念パーティーに無理やり読んでいます。
創業50周年記念パーティーでは
・500枚のサインを書かせる
・事件のことを大ぴらにバラす
・無理やり歌を歌わせる
・市議に立候補する裕也の応援営業をさせる
など言葉巧みにイジメました。
最後、会場でヒロタカは耐えきれずに嘔吐してしまい、帰らされます。
そのあとです、ヒロタカが海に落ちたのは。

■母親が父親を刺殺した事件の真相

そして、ヒロタカが赤ん坊の時、母親が父親を刺殺した事件の真相。
実は酒に酔った父親がヒロタカの首を絞めて殺そうとしたので、母親は息子の命を守るために父親を刺したのでした。
事件の真相を知ったヒロタカは、母親と和解し、強い心に目覚めて前に進みます。
イジメから逃れようと、島の連中と絶縁して、出身地を隠して活動していたヒロタカですが、島の悪い連中など気にせず、故郷に凱旋コンサートをしようとまで、強く変わります。
  

湊かなえ【望郷】 「みかんの花」原作読んでネタバレ。結末は「姉と健一の衝撃事実に母の涙」

テレ東オムニバスドラマ「望郷」三編の1つ「みかんの花」。湊かなえさんによる原作小説を読んだので結末などネタバレに迫ります。

「みかんの花」は、認知症の母の世話で島を出られない妹と、島を捨てて出て行った姉の物語。
姉が島を出て行った本当の理由を知ったとき、母の涙で妹は何を想うのか。衝撃の事実が明らかになります。

湊かなえさんの原作を読んでドラマ最終回のネタバレを紹介するので、ドラマ「望郷『みかんの花』」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

 
 

■ 湊かなえ【望郷】「みかんの花」キャスト


■妹

・富田美里(広末涼子)
 母の世話で島から離れられない。
 20年前出ていった姉を恨んでいる。

■姉

・富田笙子(水野美紀)
 島を出てから20年後、白綱島の市の閉幕式の来賓として初めて島に戻る。

■20年前の回想
・美里の初恋:奥寺健一(田中圭)
 20年前に島を訪れたバックパッカー。
 みかん狩りを手伝ったあと富田家に居ついた。
・15才の富田美里(山口まゆ)
 健一に恋をする。 

■笙子の同級生で元カレ
・宮下邦和(水橋研二)
 
■美里の家族
・夫:宮田達也(中村靖日)
 美里の夫
・娘:富田美香子(田辺桃子)
 美里の娘。東京に憧れている
・母:富田安江(倍賞美津子)
 夫は美里が幼い時に交通事故で亡くなった。
 それ以来、夫の残したみかん畑栽培で娘2人を育てた。
 現在は認知症を患っている。

 

■ 湊かなえ【望郷】「みかんの花」あらすじ


白綱島市は全国で唯一残る一島一市だったが、対岸の市に吸収合併されることに。
島で暮らす主婦の富田美里(広末涼子)は市の閉幕式の会場で、演壇に上がった人物を食い入るように見つめていた。
その人物は、小説家の桂木笙子(水野美紀)。20年前、島を捨て東京へ行ったきり一度も帰ってこなかった憎き姉だ。
作家として成功した笙子は都会的な服装に身を包み、望郷の思いを込めた文章をセンチメンタルに読み上げていた。
式が終わり会場を出たところで、美里は笙子の同級生だった宮下邦和(水橋研二)に呼び止められた。
そこに笙子も現れ、美里は嫌悪感をあらわにする。だが笙子はまったく悪びれない。ともに邦和の車に乗せてもらい、母と美里の夫、娘の待つ家に向かった。

美里は想いを馳せる――。
20年前のあの夏、父を事故で亡くし家族三人で必死に生きてきた富田家に、都会から来た若い男・奥寺健一(田中圭)が爽やかな風を運んできた。
そして、美里は健一とある約束を交わした。
しかしその約束は守られず、姉の笙子を憎むことになる。
島を出た姉。島に残った妹。
20年の月日が経ち、母の安江(倍賞美津子)は認知症を患った
美里はある疑念を抱く。そして笙子は驚くべき事実を語り始めた…。
引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/boukyou/

 

 
 

■ 湊かなえ【望郷】「みかんの花」原作読んでネタバレ。結末は?


湊かなえ【望郷】収録の「みかんの花」、ドラマの原作を読んだので結末をネタバレします。
原作では、回想が25年前ですが、ドラマに合わせて20年前で記述します。

■20年前

父のみかん畑は国道のすぐ隣にあった。
姉妹はボロ服で畑仕事を手伝った。
島と本土をつなぐ橋ができてからは、交通量が増え、都会からの観光客がみかん畑を珍しがった。
それ以来、姉は畑の手伝いをしなくなった。
都会人にボロ服を見られるのがイヤなのかと美里は思ったが、実際は宮下邦和にボロ服を見られるのイヤだった様子。

そんなある日、父が居眠り運転による交通事故で亡くなった。
相手の女性は即死。父と同じ職場の、学校を出たばかりのお嬢様。
これが原因で、姉は学校で陰湿ないじめを受ける。

■家族がまさかの大歓迎

式典のあと、美里の夫と娘の美香子は、笙子をまさかの大歓迎した。
笙子は島を出て行ったことや20年戻ってこなかったことを一切悪びれる様子はなく、美里はいらいらする。
また、東京に憧れる美香子に「好きなところへ出ていけばいいでしょ」と言い、将来の選択肢を広げるべきだと主張。もちろん美香子は反発する。

■宮下邦和

笙子の同級生・宮下邦和は、今は結婚して子供は息子と娘の2人。
嫁は笙子のファンだという。
どうやら笙子は、島を出て行ったあと家族とは連絡を取らなかったが、宮下邦和とは交流があった様子。
美里は、2人の会話に出てきた「4年間がなけりゃ」「時効」というワードが気になった。

■奥寺健一

父が亡くなったあと、ヒッチハイクで島を訪れたバックパッカーが奥寺健一だった。
みかん狩りに興味を持った健一は母に声をかけ、みかん狩りを手伝いながら半月ほど富田家に居ついた。
爽やかな好青年である健一の旅の話は面白く、美里に笑いと感動を与えてくれた。
そしてある日「健一くんと一緒に島を出ていきます」と手紙を残して、姉が健一といっしょに姿を消した。
姉が高校を卒業する3ヶ月前のことだった。

■姉が出て行ったあとの謎

駆け落ちから半年後、姉の笙子が「文学新人賞」を受賞して名前が新聞に載った。
美里はそのときあわてて本屋に行き、受賞作が掲載された文芸誌を買い、姉だと確かめた。
母に見せると、泣いた。
美里は、これで姉が帰ってくると思ったが何も連絡はなく、その後も小説は2年に一度のペースで出版された。ドラマや映画にもなった。

一方、姉の同級生・宮下邦和は、東京の有名大学に進学し、在学中は姉と交流があった。
そして卒業後は島に帰り家業を継いだ。

健一はどこに行ってしまったのだろうか
駆け落ちは本当だったのだろうか
美里が姉に尋ねると、3ヶ月もしないうちに女を作って逃げたという。
そして姉は、宮下邦和の大学の同級生の下宿仲間に入り、2人は付き合った。
仲間の1人に小説を書いている人がいたのがきっかけで、バイトの合間に小説を書いたら新人賞を受賞したらしい。

美里は、駆け落ち相手と別れたのに、家に帰ってこず宮下邦和と付き合い、片手間で書いた小説が成功した姉に腹が立ち、責めた。
そして健一は本当はどこにいるのか問い詰めると、姉が衝撃の事実を語った。

■結末ネタバレ 笙子が衝撃の事実を語る

みかん畑の隣に建てられた「ピサの斜塔」のオブジェ。
当時はまだ土台だけだった。
姉は健一を殺し、宮下邦和が手伝ってその下に埋めたらしい。
そういえば、みかんの収穫に行くと宮下邦和がいつもそこにいた。

姉が20年間帰ってこなかった理由は、美里にこのことがバレるのを恐れてのことだという。

健一は、みかん畑ではなく、もともと金目当てで母を声かけた。
当時、島では国道工事のために土地を売って、家が建つくらいの金が島の人間に入っていた。
そういう事情を知る島外の人はやっかんでいた。
健一は、ヒッチハイクの運転手から偶然それを聞いて母に目を付けたのだ。

夜中、姉が受験勉強をしていると「ゴソゴソ」と物音がしたので、いじめられっ子だった姉は武装して様子を見に行った。
すると健一が、通帳を探して仏壇の下の引き出しをあさっていたのだ。
そして他人の通帳を手にして「オレが自由にしてやる。一緒に出て行こう」と姉を誘ったのだ。
健一は金のことをペラペラしゃべり、姉はこいつは危険だと思い包丁で刺したという。

健一を殺したあと、姉はたった1人の味方である宮下邦和に助けを求め、オブジェの土台をはがしてその下に埋めた。
宮下邦和は姉に逃げろと言い、大学に進学するから東京で会おうと約束した。

衝撃の事実だ・・・。
美里が「それで通帳を持っていったの?」
と聞くと姉は黙ってうなずいた。
美里は激高し「全部あんたのせいだ!」と号泣すると、姉はごめんと謝った。

■姉が島を出て行った本当の理由

姉が島が帰ったあと、美里が仏壇の引き出しに通帳を見つけた。
通帳を開くと20年前に800万円の入金があり、手つかずのままだった。
姉は、通帳を持っていっていなかった・・・。

そして母は、家に来たのは姉ではなく、作家の桂木笙子だと言っている。
「お姉ちゃんは帰ってこない
わたしの罪を背負って島を出て行ったんだから
わたしのせいで・・・」
と泣き出した。

美里は気付いた。
健一を刺し殺したのは、姉では母だ。
現場を目撃した姉は、母をかばい自分がやったことにして、宮下邦和に助けてもらい、健一との駆け落ちを偽装していた・・・。
これが、姉が島を出て行った本当の理由。

だから美里は姉に確認はしない。
姉は自分の役割を続けるなら、黙っているのが私の役割だから。
「さようなら、お姉ちゃん」
 
 

【必殺仕事人2016】あらすじとネタバレ。結末は「油問屋の初音屋とリストラは関係・陰謀が明らかに」

2015年に続き今年も2016年も放送されるドラマ「必殺仕事人2016」キャスト・あらすじ(予告動画あり)・ネタバレに迫ります。

ドラマ「必殺仕事人2016」は「晴らせぬ恨み晴らします」でお馴染みの「必殺仕事人シリーズ」の最新版。
1979年5月18日の初回放送から続く人気シリーズです。

キャスト・あらすじ・ネタバレに迫るので、ドラマ「必殺仕事人2016」を見る時間がなかったり、見るほど興味はないけどあらすじや、結末ネタバレは知っておきたいという人は参考になると思います。

※結末ネタバレは放送を見て更新
 
 

 
 

■ドラマ「必殺仕事人2016」キャスト


■仕事人

・渡辺小五郎(東山紀之)
・絵師・経師屋の涼次( 松岡昌宏)
・リュウ(知念侑李)
・瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)

■本町奉行所

・朝比奈藤十郎(安田顕)
 リストラを宣言
・河原崎長七(尾美としのり)
 朝比奈藤十郎に反発
・結城新之助(田口浩正)
 リストラ候補選定を命じられる
・増村倫太郎(生瀬勝久)
 長いものには巻かれる主義

■初音屋

・ヤ〇ザ者:弥助(温水洋一)
 油問屋を装う

・お絹(浜辺美波)
 結城新之助の長女
・絵師:鬼頭進之助(寺島進)
 結城の幼馴染
・結城の嫁:はつ(久保田磨希)

・小五郎の姑:渡辺こう(野際陽子)
・小五郎の嫁:渡辺ふく(中越典子)

・常磐津の師匠:花御殿のお菊(和久井映見)
 仕事の情報屋が裏稼業

 
 

 
 

■ドラマ「必殺仕事人2016」あらすじ


渡辺小五郎(東山紀之)ら、仕事人たちの裏家業は休みを知らない。今宵の「的」は、若い娘を毒牙にかける悪人たち。最近の江戸では、きれいな着物で絵師のモデルになれると少女たちをだまし、食い物にするあくどい商売が横行しているのだ。
ところが、翌日、小五郎が相棒の同心・結城新之助(田口浩正)と現場に戻ると、昨夜の「仕事」では覚えのない死体が発見される。なんと南町奉行所の同心だという。お菊(和久井映見)リュウ(知念侑季)は、前回から仲間に加わった仕事人・瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)の仕業ではないかと疑うのだが?

■本町奉行所でリストラ
そんななか、本町奉行所に幕府から大目付 預かりの役人・朝比奈藤十郎(安田顕)が派遣されてくる。
奉行所内のムダを省くためリストラをおこなうと宣言した朝比奈は、結城の真面目な性格を見込んでリストラ候補を選べと命じる。
最近、年頃の長女・お絹(浜辺美波)との仲がギクシャクして悩んでいた結城は、公私で難題を抱えるはめに。
ひょんなことから再会した幼なじみの絵師・鬼頭進之助(寺島進)にグチをこぼすものの、冷たく突き放される。

■あくどい商売人の巣「油問屋の初音屋」
一方、お絹は油問屋の初音屋にいた。ここもまた、若い娘を食い物にするあくどい商売人の巣であった。
誘われるまま絵師たちの前に連れて来られるお絹。そこには、あの鬼頭進之助の姿もあったが、絵師として日銭を稼ぎにやってきていた経師屋の涼次(松岡昌宏)が、ヤ〇ザ者の弥助(温水洋一)から大金を渡され、お絹の春画を描けと言われてしまうのだった。
■初音屋に大々的な手入れ
そのころ、奉行所では、結城の先輩の同心・河原崎長七(尾美としのり)が、奉行所にムダな人員などいないことを示すために、一致団結して大きな成果を上げようと提案する。
リストラ要員の選定に頭を抱えていた結城も大賛成し、初音屋に大々的な手入れをすることが決まった。しかし、この手入れをきっかけに、結城は思わぬ陰謀の餌食となり、窮地に追い込まれ……。
表の相棒のピンチに、どうする、小五郎!?
引用:http://www.asahi.co.jp/hissatsu2016/story/index.html

■ドラマ「必殺仕事人2016」ネタバレ


綺麗な着物を使って、絵師のモデルになれると嘘をついて少女たち食い物にする「油問屋の初音屋」はもちろん成敗されると思いますが、それと奉行所のリストラがどう絡んでいるのか?見どころですね。

※結末ネタバレは放送を見て更新

春画を描けといわれた経師屋の涼次だったが、お絹には月を描くと言い、2人で「初音屋」から逃げ出す。
経師屋の涼次はお絹を家に送った。
一方、結城の手配で「初音屋」に大々的な手入れをすると、そこには誰もいなかった。

経師屋の涼次は、ヤ〇ザ者の弥助をもらった前金を返さなければいけないかと迷うが、バクチに賭けてしまう。そしてまんまとすってしまう。

朝比奈藤十郎は、手入れ失敗を指摘し「みなさんは一枚岩のバカですか」と叱咤する。

■ヤ〇ザ者の弥助は朝比奈藤十郎と繋がっていた
ヤ〇ザ者の弥助は儲けた金を仲間らと喜んでいた。
そこに、朝比奈藤十郎が現れる。
実は朝比奈藤十郎のおかげで弥助の商売は安泰となっていた。
弥助は儲けの一部を藤十郎に渡す。ワイロだ。

河原崎長七は、ワイロの現場を目撃し、結城新之助に探りを入れるよう指示する。
様子がおかしいことを朝比奈藤十郎に指摘された結城新之助は、思わず正直に「ヤ〇ザ者と会っていたと言う者がいます」と話してしまう。
誰が噂を流してるのかを問われるが、結城新之助は言わなかった。

■河原崎長七が買収される
小五郎は花御殿のお菊に、探りを入れるよう頼む。
結城新之助は鬼頭進之助に会い仲良くしようとするがおかしな空気に。

その夜、河原崎長七はヤ〇ザ者の弥助に捕まる。
そしてそこに朝比奈藤十郎が現れ質問をする。答えは3つあるという。
「あなたはお金が欲しいですか。それとも出世したいですか」
目の前に大金が置かれた。3つ目の答えは「死」だろう。
近いうち、河原崎長七の功績がでっち上げられ城に上がることになるという。

結城新之助が帰宅すると、お絹が不機嫌だ。
結城新之助は家族みんなでくずもちを食べに行こうと約束をし、みんなが笑顔に。

■結城新之助が首謀者に仕立てあげられ殺される
河原崎長七は結城新之助に
「俺が観たのは勘違いだった」と話し、今日付き合えるかと誘ってきた。
指定された場所に結城新之助が行くと、鬼頭進之助と弥助たちがいた。
結城新之助を一連の悪だくみの首謀者に仕立てるのだ。
驚く結城新之助をよそに、鬼頭進之助が刀で腹を刺し、切腹にみせかけて殺した。
河原崎長七も目撃していた。

結城新之助は死んでしまった・・・。
そのころ、結城新之助の自宅では家族が帰りを待っていた。

現場にかけつけた小五郎。
そこには結城新之助の遺書があった。
遺書には、悪だくみの責任をとって切腹したと書いてあった。
しかし小五郎は腑に落ちない。

■仕事人が引き受ける
花御殿のお菊が調べた結果によると、おかみではどこも「人が足りない」と話しているそうだ。
一方で、町奉行の人がリストラにあっても、おかみに知れることはないという。

結城の嫁はつが遺品を取りに来た。
批判する役人たちにはつは「あの人は臆病だから切腹なんかできない」と抗議する。
その場で小五郎は「結城が誰かにハメられたのだ」と言ったが役人たちは信じない。

結城新之助は埋められ、家族みんなで墓参り。
はつは、家族でくずもちを食べるためだったお金で、旦那の無念を晴らしてもらえるよう仕事人に頼んだ。

仕事を引き受けた仕事人たち。
小五郎は幕府から来た朝比奈藤十郎を怪しんでいた。

■朝比奈はリストラした部下の給料を手にしていた
増村倫太郎は、結城の死に納得いかなかった。
小五郎と調べると朝比奈藤十郎は、部下をリストラしながらおかみに報告せず、給料を自分のものにしていたことがわかった。

ヤ〇ザ者・弥助のアジト。
幼馴染を殺した鬼頭進之助はイライラしていた。
朝比奈藤十郎は、結城新之助が死んだことは上に報告しないので、彼の給料は河原崎長七に渡すといい、河原崎長七は受け取る。
一部始終を経師屋の涼次は盗み見していた。

■必殺仕事人
必殺仕事人たちが準備を始める。
経師屋の涼次は錐を磨く。
リュウは太刀を用意。
瓦屋の陣八郎は瓦を用意。

経師屋の涼次は、ヤ〇ザ者弥助の元へ行き春画を渡す。
弥助のうなじにキリを刺し、心臓まで届かせる。

瓦屋の陣八郎は、河原崎長七を捕まえ、瓦の破片で額をコツン!愚骸骨を割る。

リュウは、鬼頭進之助の元へ。
しかし鬼頭進之助は手ごわく、太刀を弾かれる。
鬼頭進之助はリュウを川で溺れさせようとする。
様子を見ていた涼次の手助けで、リュウは鬼頭進之助を殺した。

小五郎は、結城が殺された場所に朝比奈藤十郎を呼び出した。
刀を抜く朝比奈藤十郎。
小五郎も刀を抜く。
戦いが始まり、朝比奈藤十郎が勝ったと思ったところで、小五郎の刀が朝比奈を刺した。

 
 

【京都イルミエールin2017-2018】時間とアクセスは?気になる混雑状況もチェック!

毎年開催される「京都イルミエール」2017-2018年の期間や点灯時間、車・電車・送迎バスでの行きかたなどアクセス方法と、混雑について紹介します。

「京都イルミエール」は、口コミだけで1万人が来場した、るり渓温泉を約100万球のLEDで華やかに彩る関西最大級のイルミネーションです。
2015年はディズニーの演出を手掛けたスペシャリストによる3Dプロジェクションマッピングが初開催されました。
他にのも、光のアーチなど多彩なイルミネーションが好評で、メルへンチックな世界観でいっぱいなので、彼女とのデートに最適です。もちろんクリスマスにもオススメです。

期間や点灯時間、アクセス方法と混雑について紹介するので、「京都イルミエール2017-2018」に行く予定の人はもちろん、行くことを検討していてどんな内容か知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

 
 

■ 京都イルミエール2017-2018の日程 期間はいつまで?

名称  :京都イルミエール2017 天空の森~灯火~
日程期間:2017.10月28(土)~2017.4月初旬(予想)
  ※正確な日程は発表まち
  ※昨年は2016.10月29日(土)~2017.4月9日(日)
点灯時間:16:30~21:30 ※日没に伴い変更あり
電球数 :約100万球
■チケットはいくら?

・当日券 大人1000円 子供500円
・前売券 大人950円 子供480円
 セブンイレブンコード:042-010
 

■口コミだけで1万人!

京都イルミエールは2012年から開催されたばかり。
2014年は口コミだけで1万人が来場しました。それだけ魅力的ということですね。
ほとんどの口コミが、行ってよかった、感動した、という内容ですが、中にはお金を払って見るほどではなかったという意見も。感想は人それぞれですね。

■見どころ満載!るり渓温泉の京都イルミエール

・3Dプロジェクションマッピング
 横長のスクリーンにペガサスや人力車、タージマハルなど様々な映像が投影されます。
・オーロラ
 スモークにレーザーの光を映して、揺らめくオーロラを実現。
 不思議な世界に迷い込んだかのようです。
・光のアーチ
 高さ7.2m・幅5m・全長30mの巨大な光のアーチ。
 ヨーロッパのロイヤルファミリーの結婚式で実際に使用された電飾の一部を使うイルミネーションを見ることができるのは京都イルミエールならでは。
・光のトンネル
 天空の森への入り口。最初にこの光のトンネルをくぐって、非日常空間へ進めば、ロマンチックな雰囲気に。
・馬車
 メルヘンチックな馬車の中に入ることができのはカップルに嬉しいです。ぜひ記念写真を。
・メインツリー
 星のオーナメントとストレートライトで装飾された、記念撮影にぴったりの高さ10mのツリーです。

★イベントもあります
大晦日にはカウントダウンイベントを実施!カウントダウン終了と同時に50発ほどの2号玉花火が打ちあがり、新年を祝います。
2/14バレンタインデーと3/14ホライトデーなどイベント時期に合わせても花火が。
打ち上げ場所はメインツリーのある広場南側です。

 
 

 
 

■ 京都イルミエール2017-2018 アクセス情報

「京都イルミエール2017-2018」が行われる場所は、山奥にある温泉施設「るり渓温泉」です。


場所:るり渓温泉「ポテポテパーク」
住所:京都府南丹市園部町大河内広谷1-14

営業時間:16:30~21:30(最終入園21:00)
休日  :期間中は無休

駐車場 :約530台無料

■各種アクセス方法

■車での行き方

・大阪方面:阪神高速「池田木部IC出口」から綾部・福知山方面へ45分
 (梅田からの所要時間=約1時間15分)
・京都方面:京都縦貫道「千代川IC」から約35分
 (京都からの所要時間=約1時間30分)

■電車+バスでの行き方
■大阪・兵庫方面から
「阪急梅田駅」~「川西能勢口駅」➝能勢電鉄「日生中央駅」➝無料送迎バス約35分
(梅田駅からの所要時間=約1時間30分)

■京都方面から
「JR京都駅」~山陰本線快速「園部駅」➝無料送迎バス約30分
(京都駅からの所要時間約1時間)

※送迎バスの時刻表や詳細なアクセス情報はこちら
 >>渓温泉公式サイト・アクセスページ

■混雑について

★行き
広々無料駐車場があるので車でのアクセスがオススメです。
しかし、週末や祝日・クリスマス前後はかなり混雑が予想されるので、早めの到着がベターです。
また冬季は道路が滑りやすいこともあるのでスタッドレスタイヤやチェーン装着がオススメです。
★観る
人気で見逃せない3Dプロジェクションマッピングは開始時間前には徐々に混雑してくるので、早めに見やすい正面を陣取るのがオススメです。
メインツリーなどはその合間に見て回るのがコツ。
誓いの展望台は小高い丘にあるので、会場全体をほぼ見渡すことができます。
混雑しているイルミネーションがある場合は、空いている所から見ましょう。
★帰り
電車で帰る場合は、タクシーやバスになるので早めに行動しましょう。
無料シャトルバスは、週末など混雑時期は並ぶこともあるので、運上時間を事前に確認しておくと良いです。
車は渋滞もほとんどなしですが、夜間は路面が凍結していることがあるので運転要注意です。

■ まとめ


イルミネーションは冬に行うこともあり、現地は寒いです。
温かい恰好で行きましょう。
また、暗くて足元の段差が見えづらかったりするので、女性はヒールは履かないほうがいいです。