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ショーンKことショーンマクアードル川上さん(47才)の大学など学歴詐称を週刊文春が報じ、波紋が広がっています。フジテレビの春の新大型報道番組「ユアタイム~あなたの時間~」にメインキャスターとして抜擢されていただけに衝撃は大きいですね。
ショーンK(ショーンマクアードル川上)さんのホームページは現在問合せフォームだけですが、週刊文春の懸命な調査によって、もとあったプロフィールが判明しました。まずそこに書かれた大学などの学歴を紹介し、次の記事で、学歴詐称のポイントについて触れていきます。
ショーンKことショーンマクアードル川上(47) pic.twitter.com/owymmzX6Q6
— クロスケ (@kuro_we) 2016年3月16日
目次
ショーンK(ショーンマクアードル川上)の人気
2010年8月。
ショーンK(ショーンマクアードル川上)さんは、
・経営コンサルタント
・ラジオの経済番組を10年以上担当し経営者など500人以上と対談
というプロフィールでフジテレビの朝の情報番組「とくダネ!」に出演しはじめました。
2010年10月。
東京のFM局J-WAVEのラジオ番組「MAKE IT 21」で「ショーンK」名義でナビゲーターを務め人気DJになりました。「とくダネ!」出演効果もあり「イケメンすぎる経営コンサルタント」として主婦層から人気を得ました。
2014年4月。
ショーンK(ショーンマクアードル川上)さんは、今度はテレビ朝日「報道ステーション」の木曜コメンテーターにも就任して、キャスター古舘伊知郎さん(61才)と組んで安保法案から人工知能に至るまで幅広い分野で知識を披露していました。
2016年2月。
「とくダネ!」「報道ステーション」と活躍するなか、4月4日から始まるフジテレビの春の大改変の目玉、平日深夜の大型報道番組「ユアタイム~あなたの時間~」で、ついにメインキャスターに抜擢されました。視聴率低迷にあえぐフジテレビが定評のあった「すぽると!」と潰してまだ始める、絶対に失敗できない新番組でした。
一方「報道ステーション」のコメンテーターは降板しますが、テレビ朝日の仕事がなくなるわけではありませんでした。テレ朝が社運を掛けたプロジェクトで、サイバーエージェントと組んで4月に開局するネットテレビ局「AbemaTV」の、看板ニュース番組の金曜MCに内定していました。
ニュース番組のキャスターは、時には政治家以上に世間に対して大きな影響力を持ちます。ショーンK(ショーンマクアードル川上)さんは、この6年間でここまで出世しました。
ショーンK(ショーンマクアードル川上)のジョームページ
ショーンK(ショーンマクアードル川上)さんの公式ホームページ「SEAN K」(www.seank.biz)は現在、アクセスしても表示されるのは「CONTACT/お問い合わせ」だけです。
週刊文春によるとサイトは、以前は各カテゴリ別に日本語版・英語版が存在しました。そこには、ショーンK(ショーンマクアードル川上)さんの出自や学歴・経歴アメリカ本社の住所、マネジングパートナーの紹介などが掲載されていました。
しかしなぜか、時間の経過とともに少しづつ削除されていき、最近ではついに問合せフォームだけになってしまったのです。
ショーンK(ショーンマクアードル川上)の学歴・大学・経歴
週刊文春はインターネットのキャシュ検索を駆使して、「SEAN K」(www.seank.biz)の削除されたページを調査しました。その結果がこちらです。
・日本語プロフィール
ショーン・マクアードル川上は、アイリッシュ・アメリカン-ジャパニーズの父親と日本人の母親がいます。 アメリカのニューヨークに生まれ、11才の時に日本に転居しました。高校卒業まで日本で教育を受け、大学でアメリカに戻り、フランスで2年間を過ごしました。 テンプル大学でBA(学位)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。パリ第一大学に留学しました。 95年、米デラウエア州に経営コンサルティング・ファーム、ブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッドを設立、代表に就任。現在、東京、ニューヨーク、パリ、シンガポールなど7都市を拠点に、日本企業、外資系企業の様々な事業領域における戦略コンサルテイング業務、投資ファンド運営事業、地方自治体、各国政府・行政自治体、各国政府・行政団体へのアドバイザリー・サービスに従事 |
アメリカビジネススクール留学とフランス留学について、ショーンK(ショーンマクアードル川上)さんは過去に雑誌のインタビューでこう答えています。
現在の仕事で使うのは日本語と英語がメインだが、フランス語は大学の3~4年を過ごしたパリで習得した
※2006年11月「AERA ENGLISH」私は米国のビジネススクールで学んだのちに、現地で少し働いてから、日本のコンサルティング会社に就職しました。
※2015年10月号「THE21」プロフイール蘭に記載「テンプル大学、パリ第一大学で学んだ後、ハーバード。ビジネス・スクーールでMBAを取得」
※2013年3月号「THE21」
これらの学歴は実はデタラメだったのです。次の記事で、学歴詐称のポイントについて触れていきます。
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