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甘利明TPP担当大臣(66才)と
その公設秘書で大和事務所所長の清島健一氏(39才)ら
が賄賂で1200万円を受け取ったとして問題になっています。
千葉県白井市の建設会社Sの総務担当者、一色武さん(62才)が
実名告白をして週刊文春が報じたのですが、
掲載された写真画像がその信憑性を語っていると感じます。
内容が膨大なので、前半・後半に分けて紹介します。
目次
甘利明大臣に1200万円の賄賂疑惑 登場人物
賄賂疑惑メンバー
・甘利明TPP担当大臣(66才)
・公設第一秘書で、大和事務所所長の清島健一(39才)
・政策秘書、鈴木陵充(すずき りょうすけ)
・政策秘書、宮下忠士
告白した側
・千葉県白井市の建設会社Sの総務担当者、一色武(62才)
その他
・UR:独立行政法人「都市再生機構」のこと。
S社に隣接する道路建設工事をめぐってトラブル
・S社が土地を借りた地主
甘利明大臣に1200万円の賄賂疑惑 全貌(前半)
●●●URとトラブル発生●●●
2013年までの間、千葉県白井市にある建設会社Sと隣接する
道路建設工事を行うUR(都市再生機構)とでトラブルになっていました。
S社が地主から借りていた道路建設予定地の一部を
地主が勝手にURに売ってしまったからです。
また、工事の影響で地中から硫化水素が発生したり、
工事の振動でS社の建物が歪んだりしました。
その後も問題は絶えなかったといいます。
2013年、S社はURと補償の話し合いをしますが交渉は難航したので
S社総務担当者の一色武さん(62才)は、甘利事務所の力を借りることに。
●●●清島健一氏に相談して、URから補償交渉に成功●●●
2013年5月9日、
一色武さんは、数ヶ月前に知人の紹介で知り合った、
甘利明大臣の秘書の、大和事務所所長の清島健一氏(39才)
に力を貸してれるよう相談しました。
このとき清島健一氏は真剣に耳を傾け「私が間に入ってシャンシャンしましょう」と
言って、URに内容証明を送って事実関係を明確にすることに。
おかげでS社とURの交渉は進展することになりました。
2013年6月14日、
清島健一氏はベテラン秘書の宮下忠士氏をUR本社に向かわせて
そのとき対応した担当者の名刺コピーと経過を一色武氏に報告しました。
2013年8月(相談から3ヶ月後)
S社はURから補償金およそ2億2,000万円を手にすることに成功しました。
●●●清島健一氏にお礼500万円 不可解な領収書●●●
2013年8月20日
一色武氏は大和事務所を訪ね、清島健一氏にお礼として500万円を持参しました。
清島健一氏は大きな声で事務所にいた男女数人に
「一色さんは約束を守る人だね」と言って現金を見せびらかしました。
渡された領収書はなぜか
・自民党神奈川県第13選挙区支部 100万円 宛名はS社
・自民党神奈川県第13選挙区支部 400万円 宛名はS社
というように2つに分かれていていました。
2013年8月20日の後日
清島健一氏は100万円の領収書を替えるよう要請してきます。
・自民党神奈川県第13選挙区支部 100万円 宛名はS社
↓
・自民党神奈川県大和市第2支部 100万円 なぜか9月6日付け
(この支部の代表は、甘利明大臣の元秘書、藤代優也県議)
※政治資金収支報告書によると
・8月20日付 自民党神奈川県第13選挙区支部 100万円 宛名はS社
・9月6日付 自民党神奈川県大和市第2支部 100万円 宛名はS社
と合計200万円だけになっていて、
500万円のうち、残り300万円が闇に消えています。
●●●甘利明大臣にお礼として50万円●●●
2013年11月14日、
清島健一氏の計らいで、一色武さんは甘利明大臣に面会することに。
議員会館を訪れ、まずは国会を見学ということで、甘利事務所の女性Mさんが
案内してくれましたが、清島健一氏から「Mさんに商品券3万円分」を用意するよう
頼まれていました。しかし一色武さんはうっかり忘れていたので
現金を封筒に入れて渡したといいます。
大臣室で甘利明大臣に会ったときには、
紙袋に「とらやの羊羹」と「現金50万円の入った封筒」を入れて、お礼として渡しています。
甘利明大臣は「ありがとう」と受け取り、50万円の入った封筒をスーツの内ポケットに入れました。
このとき一色武さんは甘利明大臣と記念写真を撮っています。
甘利明大臣が50万円と受け取って、握手 pic.twitter.com/yoXgVGN3lN
— クロスケ (@kuro_we) 2016, 1月 21
この50万円は一色武さんが3日前に銀行でピン札に変えて、ナンバーがわかるように
すべてコピーをとってあります。
甘利明大臣に渡した50万円ピン札のコピー pic.twitter.com/WPPCI3xzLy
— クロスケ (@kuro_we) 2016, 1月 21
●●●S社とUR 新たなトラブル●●●
URの道路工事によって、隣接するS社の敷地のコンクリートに亀裂が入ってしまいました。
ここからまた賄賂も絡んできます。
詳しくは、
次の記事で紹介します。
>>後編はこちら
一色武氏は、賄賂のやりとりを録音と書類コピーで証拠を残す
一色武氏は、自分を守る手段として、賄賂のやりとりの証拠を残しています。
・いつどこで会ったかを記録
・領収書はメモといっしょに保管
・50時間以上にもおよぶ会話の録音データ
・ピン札のコピー
など、甘利明大臣や秘書に渡した賄賂や接待で
確実な証拠が残っているものだけでも「1,200万円」になるといいます。
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あからさまに嵌められてるだろwww