2016年「隅田川花火大会」の日程や時間、そして無料の穴場情報をお届けします。「隅田川花火大会」を見に行ったことはあるけど人混みにもまれるのはウンザリ！という人には特にオススメの穴場情報です。

「隅田川花火大会」のもとになった「両国川開き花火大会」が始まったのは、江戸時代1733年です。伝統も格式も関東ではトップクラスのとても歴史ある花火大会なんです。人気も全国でナンバーワンで、約2万発の美しい花火を毎年100万人近い人々が観に訪れています。2016年「隅田川花火大会」の日程や時間をおさえつつ、どうせなら穴場から少しでも余裕をもって楽しみたいですね。

2016年隅田川花火大会の日程や時間

隅田川花火大会は、毎年7月の最終土曜日に開催されています。2016年のカレンダーでは7月の最終土曜日は7月30日（土）です。
そして花火の打ち上げ時間は、例年よる7：05～8：30の約1時間半です。あっという間ですよね。

ただし、雨など天候が荒れた場合は、翌日の7月31日（日）に延期されます。最悪の場合、土日両方とも開催できずに隅田川花火大会が中止になることもあります。実際、2013年の第36回隅田川花火大会は、大雨・洪水警報と雷注意報のため、大会史上初めて中止となったのでした。小雨なら決行されます。

時間内のおおまかなスケジュール

19：05　第1会場：スターマイン
19：30　第2会場：スターマイン
19：40　第1会場：花火コンクール
20：25　第1会場・第2会場：スターマインでフィナーレ

スターマインとは、5分間に1000発以上打ち上げる花火のことです。

花火コンクールとは「地元花火業者」と「国内の花火競技大会の成績優秀業者」から10業者が、それぞれ20発の花火を打ち上げます。

フィナーレの様子

2016年隅田川花火大会　打ち上げ数・有料席

打ち上げ数

約2万発
第1会場約9350発＋第2会場約1万650発＝合計約2万発
第1会場のコンクール花火200発や、東京オリンピック&パラリンピック招致祈願花火も含みます。

来場者数

2012年度実績で約95万人

有料席

・市民協賛
・スカイツリー
・花やしき遊園地
・浅草ビューホテル
・両国第一ホテル
などで有料席が販売されています。

市民協賛は、
・墨田区側両国親水テラス　6000円
・台東リバーサイドスポーツセンター野球場　7500円
・台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場　7500円
問い合わせ先TEL03-5608-1111
応募形式になります。4月下旬ころから1か月、応募がおこなわれます。
先着ではなく抽選で決まります。
　
　

2016年隅田川花火大会　打ち上げ場所と無料の穴場スポット

2016年隅田川花火大会の打ち上げ場所は、北の「第1会場」と、南の「第2会場」の2つに分かれています。
第1会場：桜橋下流～言問橋上流
第2会場：駒形橋下流～厩橋上流

このように、第1会場と第2会場はけっこう離れているので見る場所によってはどちらかの会場の花火しか見えません。でも、どうせ夏の暑い人混みの中、見に行くのなら第1会場と第2会場両方の花火を見たいですよね。そこで、オススメの穴場スポットを紹介します。

無料の穴場
01.（近い）水戸街道（国道６号）向島5丁目
02.（近い）銅像堀公園
03.（近い）コモディイイダ東向島店の屋上
04.（少し遠い）オリンピック墨田文花店の屋上
05.（少し遠い）汐入公園の土手
06.（少し遠い）両国国技館
07.（遠い）タワーホール船堀の展望塔

無料の穴場01.（近い）　水戸街道（国道６号）向島5丁目

第1会場と第2会場両方の花火を見ることできる穴場スポットです。
夕方過ぎに「歩行者解放区域」もできます。
電車の最寄り駅は東武亀戸線・東武スカイツリーライン「曳舟」駅です。ファミリーマートが目印のバス亭「水戸街道向島5丁目」付近。

無料の穴場02.（近い）　銅像堀公園

第1会場の花火を間近で見れる穴場スポットです。まわりに高い建物がないので眺めが良いのもポイントです。桜橋のすぐ南が打ち上げ場所ですから近いのがわかりますよね。
電車の最寄り駅は東武亀戸線・東武スカイツリーライン「曳舟」駅です。

無料の穴場03.（近い）　コモディイイダ東向島店の屋上

スーパー「コモディイイダ東向島店」は隅田川花火大会当日に、先着300名に屋上の駐車場を解放してくれるありがたいお店です。隅田川に近いので絶好の穴場スポットです。建物のうえから見れるので、見上げなくていいから首の疲れも違いますよね。
先着300名に応募するには「ポイントカードを作る」など条件だったりするので事前に問い合わせすることをお勧めします。2015年は6月中に応募受付が終了しています。（TEL03-5655-2611　東京都墨田区東向島1-28-10）
電車の最寄り駅は東武亀戸線・東武スカイツリーライン「曳舟」駅です。先着順で

無料の穴場04.（少し近い）　オリンピック墨田文花店の屋上

スーパー「オリンピック墨田文花店」も、屋上の駐車場を解放してくれます。先着順です。
花火から少し遠いので花火は小さいですが、スカイツリーとのコラボで見えるのと、そんなに混まないというのが良いところです。
（TEL03-5247-3211　東京都墨田区文花1-31-9）
電車の最寄り駅はJR総武線「亀戸」駅です。

無料の穴場05.（少し遠い）　汐入公園の土手

打ち上げ場所から少し遠くなりますが、その分空いてるのでゆったり花火を眺められる穴場スポットです。
電車の最寄り駅はJR常磐線・つくばエクスプレス・地下鉄日比谷線「南千住」駅です。

無料の穴場06.（少し遠い）　両国国技館

両国国技館は花火会場からは少し遠いですが、隅田川の目の前なので意外な穴場スポットです。両国駅から近いのでアクセスも良いです。両国国技館のなかでも、正面入り口に向かい左側に歩いた場所の「旧安田庭園」に行くまでの数十メートルの道が特に穴場です。
途中にある「稲荷門」付近がさらによいです。当日はここは歩行者天国になるので、シートを持参してゆったり花火を見るのもいいですね。
電車の最寄り駅は総武線「両国」駅です。

無料の穴場07.（遠い）　タワーホール船堀の展望塔

江戸川区総合区民ホール「タワーホール船堀」は、花火会場からだいぶ遠く、荒川すら超えた位置なので、見える花火は小さいです。その代り、第1会場・第2会場両方の花火が見えるうえにあまり混雑していません。
しかも展望塔は入場無料です。
人混みの中をわざわざ行くほど行きたくはないけど、花火は生で見たいという人にはもってこいです。
電車の最寄り駅は地下鉄新宿線「船堀」駅です。

有料ですが…東京スカイツリーから隅田川花火を見る

東京スカイツリーから、普通なら見上げるはずの隅田川花火大会の花火を、花火より上の位置から見ることができます。不思議な光景です。一度は見ておいて損はないでしょう。

東京スカイツリーの展望台から見ることになるのですが、事前にネット予約が必要です。抽選販売になり、6月中旬から末まで申し込み期間で、7月初旬に抽選結果の発表となります。

料金は1人税込み6500円です。花火だけでなく東京の夜景を一望できるのですから、高くはないですよね。

展望台ではなく、スカイツリー内の展望レストラン「634（むさし）」を予約して、食事をしながら花火と夜景を楽しむという裏技もありますよ。落ち着いたデートにはぴったりですね。（tel03-3623-0634）。

【スカイツリー写真ぎゃらりー】スカイツリーの展望台から見た隅田川花火大会。花火って上から見るとこんな感じなんですね♪　 pic.twitter.com/Ftiogr1yah

— スカイツリー情報局 (@skytree_network) 2015年7月25日

隅田川花火大会をスカイツリーの展望台から観てきた💓綺麗だた💓 pic.twitter.com/ezpdFnCcsh

— ゆちゃ (@yuchaping) 2015年7月25日

有料ですが…船から隅田川花火を見る

クルーズなら人混みをまったく気にすることなく、浅草吾妻橋近くの絶好のビューポイントで、第1会場と第2会場両方の花火を見ることできます。

120名限定で、料金は乗船代・食事代・飲み放題・落語家講演、すべて込みで3万円です。3万円といわれると高く感じますが、船のうえで飲み放題で食事をしながら優雅に花火を観れるなら、一生に一度なら安いかもしれませんね。