保険金詐欺【大阪養子縁組連続殺人】犯人は宇野ひとみが一番ヤバイ!判決は?「子供は結婚・離婚で5人もいる」

「大阪養子縁組連続殺人」は、大阪府高槻市で起きた保険金詐欺殺人事件です。犯人の宇野ひとみは結婚・離婚・養子縁組を悪用して名前を変え、保険金をだまし取るため交通事故から殺人まで行った前代未聞の犯人。

今から7年前の2010年4月、大阪府高槻市の河川敷で宇野津由子さんの遺体が発見されました。その後、警察を訪れたある夫婦の養女がその津由子さんでした。
しかし津由子さん35才、養父が39才、養母が35才。ほぼ同世代の女性をなぜ養女として迎えたのか?

犯人の宇野ひとみには子供が5人もいましたが、養父や仲間たちと一緒に保険金詐欺を繰り替えていました。

宇野津由子さん死亡によってわかった恐ろしい組織犯罪の全貌とは?
宇野ひとみをはじめとする犯人たちに下された判決は?
 
 

 
 

■保険金詐欺「大阪府高槻市 養子縁組連続殺人」被害者と犯人 経緯がヤバい


■被害者と犯人など登場人物

■被害者:

● 津由子さん(当時36才)
 宇野夫妻と養子縁組をして宇野性になる

■犯人:

● 主犯・宇野ひとみ(当時35才)懲役23年
 ネットで津由子さんを誘った
● 宇野ひとみの夫(当時39才)
 事件1か月後に死亡
 犯人に仕立てられ、自殺にみせかけ殺された
● 佐々木一幸(当時45才)懲役20年
 津由子さん殺害の実行犯
● 入江誠(当時36才)懲役3年4ヵ月
 津由子さんの遺体を遺棄
● 詫間良治(当時42才)懲役16年
 養父と宇野昭二さんを殺した

■関係者:

● 養父の養父:宇野昭二(当時57才)
 詫間良治に殺された
 保険金が宇野夫妻に支払われた
● 宇野ひとみの実母(当時52才)
 自宅で不可解な転落死
 保険金が宇野夫妻に支払われた

■出会い
2009年11月
津由子さんはネットのオンラインゲームで宇野ひとみと知り合い、内装業の仕事があるからと住み込みで働くよう誘われ、2010年1月に大阪府豊能町の養父宅に住み始めました。

■養子縁組
2010年2月
養子なると税金が安くなり、3万円入ってくるなど理由をつけられ養子縁組を組まされ、津由子さんは性が「宇野」となりました。
養子といっても、宇野ひとみは35才なので、津由子さんにとって1才年下の養母というおかしな関係。

■生命保険
津由子さんは怪我に備えて保険に入ったのですが、なぜか生命保険までかけられます。生命保険は3つで合計2160万円。
出会ったばかりで見ず知らずの人と養子縁組をし、生命保険にも入るという、異常な世界です。

保険金の受取人は養父なんですが、この養父も実は、仕事仲間の宇野昭二さん(当時57才の養子でした。

■助けを求める
2010年4月15日
養父が、知人に津由子さん殺害を依頼。知人は殺人を引き受けたフリをして、翌日に津由子さんに「命を狙われているから逃げた方がいい」と警告します。

警告を受けた津由子さんは、養父宅に荷物を置いたまま、大阪市西成区の実家へ逃げていき、実父に「養子縁組を強く迫られた」と不安を訴えます。
警察に匿名で「養父母に生命保険をかけられ、危険を感じる。帰ってこないなら荷物を処分するといわれた」と相談もしています。
そして津由子さんは生命保険会社に電話をして、かけられた保険の一部を解約したり、なんとか身を守ろうと行動を起こしていました。

さらにブログやノートに
「けがに備えて保険に入ったら、生命保険までかけられた」
「給料はもらえず、何をされるかわからないので逃げた」
「保険金目的で殺されるかも。何をされるかわからない」
など、養子縁組や生命保険加入の経緯を書き込んでいて、これは事件に巻き込まれた場合に備えての彼女なりの「ダイイング・メッセージ」のようでした。

■佐々木一幸
宇野ひとみは、津由子さんに電話で家に戻ってくるよう最初は説得してましたが、殺害の一週間前からは直接連絡するのを辞めています。これは津由子さんの警戒心を解く目的があったようです。
この頃、津由子さんと連絡を取っていたのは親しい佐々木一幸だけでした。
しかし佐々木一幸は津由子さんの実行犯。
津由子さんと親しく接触しやすいので、宇野ひとみが実行犯に佐々木一幸を選んだとみられています。信頼していた人に殺されるとは、津由子さんも思っていなかったはず。

■津由子さん殺される
2010年4月28日
津由子さんは佐々木一幸に殺されました。
大阪府高槻市の淀川堤防で、ポリ袋に入れられた遺体で発見されたのです。

睡眠導入剤を飲まされての絞殺でした。
体内から検出された睡眠導入剤は、医師の処方が必要ですが受診した形跡はなく、養父宅から同じ睡眠導入剤が発見されました。確実に保険金狙いの殺人ですね。

■養父が自殺・・・
2010年5月18日午前4時半頃
養父が京都府舞鶴市内で、車の窓に目張りして練炭自殺して死んでいるのが見つかりました。状況的には自殺でした。
警察は養父が怪しいと睨んでいたのですが、その養父が死んでしまったのですが、これは自殺でなく殺人とわかります。

犯人は津由子さんを殺したのと同じ佐々木一幸。
裁判では「宇野ひとみ被告と養父に殺害を依頼された」と証言してますが、宇野ひとみは「すべて養父が命じたこと」と否定。
しかし使用した木炭を、宇野ひとみと養父が買物した時に防犯カメラに映っていました。
自殺した時の車は、宇野ひとみが友人に預けてたのを取り戻したものでした。
 
 

 
 

■保険金詐欺「大阪府高槻市 養子縁組連続殺人」なぜ養子縁組に応じたのか、理由は?


宇野ひとみは、自分より年上の津由子さんを養子縁組するという、不自然なことをしたのですが、なぜ津由子さんは住み込みして養子縁組に応じたのでしょう?

津由子さんはお金を貯めて、離れ離れになった子供と一緒に暮らす夢がありました。
そんな時であったのが宇野ひとみ。
住み込みで働くための条件として、節税のため養子縁組を提示されたのでした。

津由子さんは一度離婚を経験。
離婚後は、福岡市のアパートで幼い息子2人と暮らしていたのですが家賃を払えず部屋を出ます。
子供は前旦那が引き取りました。

そして福岡、兵庫、長野、愛知などを転々として工場などで派遣労働者として勤務。
その間に別の男性と、1人子供をもうけたのですが育てる金がなく子供を施設に預けます。

しかし2008年末に派遣切りにあい、松原市の家賃2万円の雇用促進住宅に住むことに。
「お金をためて、いつかは子どもを引き取りたい」
そんな想いでいる時に、宇野ひとみから住み込みで働かないかと誘われたでした。おそらく同情を寄せる感じで言葉巧みに誘われたのでしょう。

■保険金詐欺「大阪府高槻市 養子縁組連続殺人」宇野ひとみの子供


宇野ひとみは、実は8回も姓を変えています。
佐々木、北藤、吉川、永野、吉川に戻り、また北藤、宇野、入江、また宇野といった具合です。
理由は、両親の離婚、自身が結婚と離婚、そして養子縁組です。

■養母・宇野ひとみと養父の出会い
出会いは大阪・十三にあるラウンジでした。
内装業を営む養父が、その店でホステスだった宇野ひとみの色仕掛けに溺れ、通い詰めた末、2003年に結婚。

宇野ひとみの知人によると
養父は宇野ひとみの完全な言いなりで、津由子さんを養女にしたのも宇野ひとみの提案。養父は渋々従っていただけだと。

■宇野ひとみの子供
宇野ひとみと養父の間に子供はいませんが、養父と結婚するときには5人の子供がいました。
何度か結婚した結果、18才の長女、中学3年の長男、中学2年の次女、小学3年の二男、3才の三女、という子供5人です。

■保険金詐欺「大阪府高槻市 養子縁組連続殺人」宇野ひとみの判決


宇野ひとみは裁判では無罪を主張。
2013年9月2日に大阪地裁では「共謀しておらず、私は無実です」と主張して、起訴内容を否認。
死人に口なし…死んだ養父に罪を被せて終わりにするつもりだったのでしょうが・・・

2013年10月08日
結局は有罪。懲役23年の判決が下りました。

宇野ひとみは、知人の佐々木一幸と共謀して車の中で津由子さんを針金で絞殺。
遺体は知人で元トラック運転手の入江誠に捨てさせたのでした。

■その他の犯人たちの判決
● 佐々木一幸(当時45才)懲役20年
 津由子さん殺害の実行犯
● 入江誠(当時36才)懲役3年4ヵ月
 津由子さんの遺体を遺棄
● 詫間良治(当時42才)懲役16年
 養父と宇野昭二さんを殺した

■保険金詐欺「大阪府高槻市 養子縁組連続殺人」宇野ひとみの余罪


宇野ひとみには余罪と思われる保険金詐欺殺人がほかにもあります。

■養父の養父・宇野昭二
養父も実は、仕事仲間の宇野昭二さん(当時57才)の養子でした。が、この宇野昭二さんも殺されてます。

実行犯は宇野ひとみの友人・詫間良治。
交通事故を装って殺そうとしましたが失敗して、重傷を負わせてます。

その後、殺害。生命保険金が養父と宇野ひとみに入ってます。

■母親が階段から転落死
2008年
宇野ひとみの実母(当時52)が自宅の階段から転落死しました。
警察は事故として処理。
2ヵ月前に加入した生命保険金が養父と宇野ひとみに入ってます。

■逮捕された交通保険金詐欺
実際、逮捕された余罪もあります。

宇野ひとみと養父を筆頭に約10人で共謀して、「交通保険金詐欺」を働いています。
6年間約20件の交通事故で、6000万円もの保険金詐欺を繰り返していました。

性を変えるのは保険金詐欺のため。
短かい期間に保険金を何度も請求しても疑われないように、結婚・離婚・養子縁組を悪用して性を変えていたのでした。

2010年9月に
宇野ひとみ・佐々木一幸・入江誠・入江の嫁の一実ら9人が逮捕。
宇野ひとみは「わざと事故を起こした」とほぼ容疑を認めて、他の7人も容疑を認めました。

2008年5月~2009年6月までに、自作自演の交通事故を仲間9人と仕組んだ540万円の保険金詐欺の容疑。

佐々木一幸と入江誠夫妻は6人で、2009年4月~12月の間にわざと交通事故を起こして290万円をだまし取った容疑。
  
 
 

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