【銚子愛娘殺人事件】Wiki的まとめと母親の動機・真相に迫る「娘の画像が切ない…フジテレビで放送!」

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母親が実の娘を殺した「銚子愛娘殺人事件」のWiki的内容、そして母親の動機や真相に迫ります。
殺された愛娘・可純(かすみ)さんはどんな子(画像あり)だったのか?親子の関係は?
また、裁判の判決の結果についても紹介します。

「銚子愛娘殺人事件」とは、家賃12800円を2年間滞納して立ち退きが決まり、生活困窮した千葉県銚子市のパートで母親・松谷美花被告が、自宅で愛娘・可純(かすみ)さん(当時13才)を首を絞めて殺害した事件です。

2017年1月20日フジテレビ「金曜プレミアム・実録!嘘と涙と男と女!波乱の人生 頂上リサーチ」で「銚子愛娘殺人事件」が詳しく放送されます。
 
 
  
 

■「銚子愛娘殺人事件」Wiki的事件内容


■始まりは旦那の借金
母親・松谷美花被告の旦那は会社員でしたが、結婚した当初から数百万円の借金がありました。
その借金を返済するため、松谷美花被告名義でも消費者金融から借金をしました。

2002年32才の頃
旦那と離婚し、母親・松谷美花被告と愛娘・可純さんの2人暮らしとなりました。
2006年35才の頃
返済のため学校給食のパートを開始。
時給850円、年収は約100万円。
月収は児童扶養手当とあわせ約12万円でした。
2008年37才の頃
家賃12800円の県営住宅に住み始めます。

●友人から借金
松谷美花被告は友人たちから数万円単位で借金をしました。
しかし事情は話せなかったといいます。
松谷美花被告が事情を話していれば状況は変わったかもしれません。

2012年41才の頃
5月から家賃を払えなくなり、滞納していきます。
国民健康保険料も払えなくなっていきます。

●ヤミ金から借金
友人からの借りた金では足りず、2012年4月からはヤミ金からも借金をします。
2013年春
可純さんが中学校に入学する直前、制服や体操着を購入するためにヤミ金から7万円を借りました。
最低でも5つの業者な違法に高い金利で返済を強いられたといいます。

●両親を頼れず
松谷美花被告は両親を頼ることもできませんでした。
理由は、実家の土地を両親に無断で借金の担保にしたので、両親と絶縁状態になったため。
それでも松谷美花被告が事情を話していれば状況は変わったかもしれません。

●生活保護は受けられなかった?
2013年4月5日
国民健康保険料も滞納していた松谷美花被告は、病院に行くために保険証が必要になり、銚子市役所に相談に行きました。
そこで保険年金課の職員が、社会福祉課を紹介。

社会福祉課に生活保護の相談に行くと「仕事をしている」などの理由で断られ、市を頼ることはできなかったそうです。
しかし市社会福祉課によると、制度の説明をしただけで詳しい事情は聞かなかった。
・扶養義務者の状況
・収入状況
・勤労収入
など生活保護を受ける条件について福祉課は何も聞いていないのです。
国民健康保険料を払えていない時点で、生活困窮を見抜けるはずですが?
銚子市役所の対応もあまりに機械的ですが
松谷美花被告が事情を話していれば状況は変わったかもしれません。

●県の対応も機械的だった
家賃12800円の滞納が約2年続いたことで、千葉県が住宅明け渡し訴訟で勝訴。
しかし松谷美花被告の経済状況ならば、家賃8割の減免措置が適用される可能性がありました。
月に2560円で済んだのです。
松谷美花被告は家賃滞納していましたが、完全に滞納ではなく少しづつ払ってはいました。
市社会福祉課と同様、県が経済状況を調べていれば事件は防げたかもしれません。

■生活困窮し愛娘を殺害
2014年9月24日
この日は家賃滞納による立ち退き期限でした。
午前11:10頃、地裁の執行官たちがカギを開けて部屋に入ると、愛娘・可純さんが布団の上でうつ伏せになって亡くなっていました。
母親が愛娘の首を絞めて殺したのでした。

松谷美花被告は放心状態で、愛娘・可純さんの頭をなでながら、4日前に撮った体育祭のビデオを見ていました。
「これは私の子。この鉢巻きで首を絞めちゃった。ビデオを見終わったら自分も死ぬ」と言ったそうです。

松谷美花被告がパートしていたのは給食の仕事だったため、夏休み明けの9月は、収入ゼロでした。
預金残高もわずか1963円
市が雇っているので掛け持ちのアルバイトは無理と言われていたをと裁判で話しています。
給食の仕事にこだわらず、スーパーや倉庫・事務など他のパートの仕事を探していればこうはならなかったのでは。
 
 

 

■「銚子愛娘殺人事件」母親・松谷美花と愛娘・可純


▶画像はこちら

愛娘・可純(かすみ)さんは、当時13才。
バレーボール部のレギュラー選手でした。
学校ではいつも友達に囲まれて、性格は明るく近所でも人気者。
事件4日前の体育祭では、紅組の応援団長も務めていました。
団地でも小さな子供たちと仲良しでよく遊んでいました。
松谷美花被告に殺害される前日2014年9月24日、部活も練習に参加していましたが、特に変わった様子はありませんでした。

また、愛娘・可純さんはいつもお洒落なファッションをしていたようです。
同級生の母親によると、見かけるたびに違う服装で、まるで雑誌から飛び出てきたみたいだったと。
母親・松谷美花被告と愛娘・可純さんは普段から仲良しで、休日に外出することもあったそう。
娘の服装を褒められると母親・松谷美花被告は、「しまむらで買っているから安く済む」と笑っていたとか。

一方で母親・松谷美花被告の恰好は地味でした。
Tシャツの首元は伸び切り、ノーメイク。
母子家庭だからという理由で特別視されないように、愛娘にはできる限り不自由な思いをさせないようにした一方で、自分は質素にしていたようです。

■「銚子愛娘殺人事件」母親の動悸


「銚子愛娘殺人事件」母親の動悸はなんだったのでしょう?

母親・松谷美花被告は、団地を追い出されたら、愛娘・可純さんは生きていけないと思ったのでしょう。
団地を追い出され、住む場所がなくなったとなれば、世間から娘が好奇の目で見られることも心配したに違いありません。
そんなことは母親として耐えられなかったのだと思います。
だからとって殺す動悸にはならないのですが・・・

■「銚子愛娘殺人事件」真相は?


「銚子愛娘殺人事件」真相は、簡単に言ってしまうと「生活困窮して娘と一緒に死のうとした母親が娘を殺した」と言えるかもしれません。

しかし調べてみると真相は
娘に不自由な想いをさせないという気持ちが強すぎて、借金までした結果、生活困窮に陥ったと思います。
仕事も、掛け持ちできなかったのは給食のパートだからであって、民間のパートなら可能です。
給食パートは学校の夏休みなどは収入がゼロなのでさらにキツイ。

友人に事情を話せなかったのは、世間体やプライドを気にしてのことでしょう。両親に強引に事情を話せばよかったかもとも思ってしまいます。
市の福祉課の対応も機械的ですが、そこでおとなしく帰るのはでなく、もっと食い下がっていればよかったと思ってしまいます。
ただ、母親・松谷美花被告は相談できないタイプかもしれず、悔やまれます。

愛娘・可純さんにも経済状況はきっと「心配をかけたくない」と話さなかったのでは?
個人的には、家族のお金の問題は共有していったほうが良いと思うのですが。

母親・松谷美花被告は法廷で
「なぜ殺してしまったのか。誰かに相談すればよかった」
と言っていますが、まさにそれが真相に繋がっていると思います。

■「銚子愛娘殺人事件」裁判


2015年6月12日(金)
母親の裁判員裁判の判決が、 千葉地裁で言い渡されました。
懲役7年(求刑懲役14年)
母親・松谷美花被告は、自分が死ぬはずだったと涙を流しました。
自分の腹を切って死のうと、包丁を用意していたそうです。

検察側は
「被害者に責任は全くなく、犯行は身勝手だ」
「家計を見直せば家賃は支払えた。誰にも相談せず殺害に及んだことは短絡的」
求刑する一方
弁護側は
「事件の経緯は同情に値する」
「生活に困り追い詰められた上での犯行で同情に値する。正常な精神状態での犯行ではなかった」
と執行猶予付きの判決を求めました。

「銚子愛娘殺人事件」は2017年1月20日フジテレビ「金曜プレミアム・実録!嘘と涙と男と女!波乱の人生 頂上リサーチ」で詳しく放送されます。

 
 

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