林真須美の現在と壮絶な生い立ち。動機の謎と韓国人の噂「自由を求めた人生の結末がヤバイ」

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林真須美は保険金詐欺で金持ちとなり「和歌山カレー事件」の犯人とされ、現在は死刑囚として刑務所で暮らしています。

壮絶なその生い立ちを見ると、林真須美がなぜ保険金詐欺を始めたのかわかります。

しかし「和歌山カレー事件」の動機は謎で、現在も冤罪を疑う声が多いです。また、林真須美には韓国人であるという噂もあります。

林真須美の生い立ちは、夫と出会ったことで金で自由を求める人生となりました。しかしその結末は死刑執行日までを刑務所で過ごすことになってしまいました。
 
 

 
 

■林真須美の現在は刑務所で死刑囚


林真須美は現在55才。

2009年の最高裁で死刑が確定していますが、現在も死刑執行はされておらず刑務所で過ごしています。

刑務所の場所は大阪拘置所。刑務所は罪が確定した囚人、拘置所は罪が未確定な人を収監しますが、刑務所が満員の場合は拘置所に収監されることがあります。

2009年にはヒ素が自宅と祭り会場で違うものだったとして和歌山地裁に再審請求を申し立てたものの、2017年3月に棄却されました。

「和歌山カレー事件」の現場、和歌山県和歌山市園部の夏祭り会場は現在、家が建っていてもう当時の面影はありません。

林真須美の自宅も2002年に放火で全焼して公園になりました。

長男が2016年6月に刑務所に面会に行ったときには林真須美は歯が抜け落ちてしまっていたそうで「ちょっと早めに老人ホームに入ったと思っているよ」と言っていました。

林真須美はいずれ死刑執行の日を迎えます。

■「林真須美の生い立ち」父親・母親・兄弟


林真須美の生年月日は1961年7月生まれ。出身地は和歌山県有田市の小さな漁村で、3兄弟の末っ子で女子は自分だけでした。

父親は地味なタイプ。反対に母親は社交的なマメな性格で、保険の外交員として働き、1995年10月に脳卒中で死去しました。

林真須美も保険の外交員をしたので母親の影響と思われます。

■林真須美の生い立ち1. 幼少期


両親は共働きのため忙しく、あまり遊んでもらえなかったみたいです。

しかし住んでいた地域では珍しいピアノを買ってもらい、小遣いも多く、お金に不自由なく育ちました。親の愛情に飢えてなのか?よく家の手伝いもしました。

明るく可愛い子供でしたが、一方で負けず嫌いでした。

■林真須美の生い立ち2. 10代


思春期の林真須美の体型は痩せていました。

性格は内気で恥ずかしがり屋な半面、負けず嫌いが強くなっていきます。

普段は穏やかですが、怒るとヒステリーを起こし収拾がつかないほどでした。テストの点数が悪いと負けず嫌いなので悔しくてたまらなかった模様。

「おとなしいけどキレると怖いタイプ」です。

高校は和歌山県立箕島高校に進学。在学中の1979年、箕島高校は甲子園で春夏連覇しています。

■林真須美の生い立ち3. 夫との出会い


高校卒業後、林真須美は大学付属の看護学校に進学しました。しかし学校の寮はルールに厳しかったので「こんな生活は嫌だ。自由が欲しい」と嘆いていました。

そんななか2年生19才のとき、林真須美は現在の夫である林健治(当時35才)と出会いました。

林健治はひと回り以上年上の35才で、職業はシロアリ駆除会社の社長。既婚者でしたが、派手な高級車で迎えにきて、20万円もするネックレスなど高価なプレゼントをくれました。ギャンブル好きで数百万円単位でつぎこんだりもしていました。

金持ちで自由に金を使う林健治に、林真須美は恋をします。
 
 

 

■林真須美の生い立ち4. 結婚


1983年22才の頃、林真須美は林健治と結婚します。林健治は嫁と離婚し、これが3度目の結婚。

しかし林健治はキレやすい性格でDV夫でした。

結婚生活のスタートからDV。結婚式で行き違いがあり、恥をかかされたと怒って林真須美を平手打ちします。

新居は家賃3万円のアパートで夫婦共働きの貧乏生活。林真須美はウエイトレスや化粧品販売で生活費を稼ぎます。

結婚2年目の1984年、新築一戸建てを3500万円でローンで購入。長男と長女も生まれました。

一方で林健治の会社は倒産してしまい、林真須美はそんな夫を憎み文句を言うようになり立場が逆転。そこで保険金詐欺のアイデアを実行します。

■林真須美の生い立ち5. 保険金詐欺


林真須美の周囲で事件事故が起こり、保険金詐欺で大金を手に入れていきます。

保険金詐欺1. 夫がバイク事故を偽装して2052万円
保険金詐欺2. 林真須美がBBQに自転車で突っ込んで両足を火傷したと偽装して459万円

1995年、園部地区にある120坪の家を7000万円で購入しました。
10月には林真須美の67才の母親が脳卒中で死去し、保険金1億4000万円を受け取っています。

保険金詐欺3. 1997年2月、夫にヒ素入りくず湯を飲ませた。(死亡保険金1億4000万円目的)
保険金詐欺4. 1997年9月、知人男性にヒ素入り牛丼を食べさせて539万円(死亡保険金他1億2910万円目的)
保険金詐欺5. 1997年11~12月、入院中の夫の障害を重いと偽り高度障害保険金1億3768万円

1998年2月、高級リゾートマンションの最上階の部屋を購入契約。

保険金詐欺6. 1998年3月、知人男性にヒ素入りうどんを食べさせ殺人未遂(死亡保険金他1億2910万円目的)

※林真須美は自由になるために林健治と結婚したはずが、まさかの貧乏暇なし生活。夢見ていた金の自由を手に入れるために保険金詐欺を行ったと思います。

■林真須美の生い立ち6. 和歌山カレー事件


高級リゾートマンションを契約した年の夏、7月25日に和歌山カレー事件が発生しました。

カレーを食べた住民たちは63人がヒ素中毒、4人が亡くなりました。

■動機が不明

林真須美が和歌山カレー事件の犯人ならば、動機が不明です。

保険金目的でもないですし、ヒ素を入れれば自分が疑われるのは明らか。それなのに犯行におよび動機がありません。

犯罪心理学的には、保険金詐欺を行ってきた林真須美は知能犯です。真逆の「和歌山カレー事件」のような無差別殺人を起こすとは考えづらい。

一方、林真須美の近隣住民に対する恨みが動機だともいわれています。

林真須美はそのキレやすい性格や、金持ちである嫉妬から、近隣住民に嫌われていました。夏祭り当日は誰からも挨拶されず無視されたといいます。しかし林真須美が恨みを動機に「和歌山カレー事件」を起こしたのでしょうか。

■林真須美 韓国人の噂


 
林真須美は韓国人ではないか?という噂があります。

これはネットの噂であり、苗字が「林」から連想して、帰化した在日韓国人ではと思われたようです。

林真須美が韓国人だというきちんとした根拠は何もありません。ネットによくある噂です。
 
 
 

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