一色武は稲川会右翼から薩摩興業へ。そして甘利明大臣に目をつけた(後半)週刊新潮が暴露

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甘利明大臣に賄賂を渡した一色武さんは、稲川会右翼から薩摩興業のUR交渉のため
薩摩興業の名刺をもち、甘利明大臣に目をつけました。そして一色武さんは
いつの間にか千葉県白井市の薩摩興業の総務担当になったとわかりました。
稲川会の右翼団体とみられる元会長と元幹部が週刊新潮の取材に応じたからです。

甘利明大臣は1月28日(木)夕方に記者会見を開きます。
一色武さんは週刊文春の報道以降、行方不明ですが、
甘利明大臣は会見で何を話すのでしょうか。
賄賂を受け取ったと認めるのか?
一色武さんが稲川会の右翼団体出身だとわかれば事態にさらに悪化しそうです。

後半をお届けします。
>>前半はこちらです。
  
 

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一色武 NPOの名刺も持っていた


一色武さんは、稲川会とみられる右翼団体Aに所属していて
その名刺を持っていましたが、
薩摩興業のUR交渉役になったことで、薩摩興業の名刺を持つようになりました。

さらに一色武さんはNPO法人の名刺も持っていました。
そのNPOは「国際人権教育推進センター」で
一色武さんの名刺の肩書は副理事長でした。

 一色武さんの名刺3つ
 ・稲川会とみられる右翼団体A
 ・薩摩興業
 ・NPO法人「国際人権教育推進センター」副理事長

NPO法人「国際人権教育推進センター」は
甘利明大臣の父親である元衆議院議員の甘利正さん(故人)の
元秘書が前理事長を務めていました。

一色武さんはその前理事長に何回も
甘利明大臣を紹介してほしいと頼んでいたといいます。
一色武さんが副理事長の名刺を持ったのは、
甘利明大臣に信用してもらうためだと思われます。

しかし、一色武さんは実際は
NPO法人「国際人権教育推進センター」の
副理事長ではありませんでした。会員でもありませんでした。
「国際人権教育推進センター」によると、
会員になりたいと申し出があったので、入会金と年会費を払うよう話すと
それっきりになったんだとか。

ちなみに前理事長は一色武さんが怪しい人物と見ぬいていた模様で
警戒していたといいます。
甘利事務所にも、一色武さんには会わないように警告していたはずといいます。

一色武 甘利明大臣の後援会「千葉県甘山会」を立ち上げる


NPO法人「国際人権教育推進センター」を利用して甘利明大臣に接近する
作戦は失敗に終わり、今度は「後援会を作る」という口実で近づく作戦に。

甘利明大臣は総理大臣を目指しているので、金を集めるために全国に後援会が
ほしいですから、千葉県に後援会を作るという話に飛びついたと推測されます。
こうして一色武さんは後援者のひとりとして、身内同然になっていったのでした。

2014年4月4日、
「千葉県甘山会」の発会式が西船橋のフローラ西船というホテルで行われ
仕切ったのが一色武さんでした。そして「千葉県甘山会」についたのは
薩摩興業の社長でした。

しかし「千葉県甘山会」発会式は、
会費が5000~10000円で出席者はわずか25~26人程度でした。
名称から察するに千葉県全体の自民党関係者が集結しそうですが、まったく違って
自民党関係者は白井市の市議と県議の2人のみ。
ほかのメンバーも白井市の経営者など、薩摩興業の社長が声をかけた人々でした。
もちろん甘利明大臣本人も出席して、あいさつをしています。
 
 

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一色武 「千葉県甘山会」発会式でトラブル


物騒なトラブル1.
一色武さんは「千葉県甘山会」発会式で物騒なトラブルを起こしています。
発会式に白井市市長を読んだのですが来なかったので
市役所に「市長の日程を出せ。情報公開請求だ!」と乗り込んだのです。
この一件で一色武さんは怖い人という話が広まったといいます。

物騒なトラブル2.
「千葉県甘山会」発会式では、前座でAKBもどきのアイドルが10人程度踊りました。
パーティー終わりでは、出口で彼女たちが「ありがとうございました」と挨拶していた
のですが、そのとき県議が冗談で、「君たちお持ち帰りできるのか」と言いました。
一色武さんはそれを見逃しませんでした。

数日後、一色武さんは県議を薩摩興業に呼び出して、丁寧な口調で
「先生、甘利先生の地元の後援会の人たちも来ていたんですよ。
 その人達が、『千葉県は品がない』と言っていますよ」と。
県議をとぼけてしらを切ると、
「いや~、このパーティー全部記録してますから」と
音声を録音しているようなことをほのめかしました。
県議がどうしたらいいのか聞くと
「さぁ、どうすればいいんですかね」と言うだけでした。

そのあとも1~2度薩摩興業に呼ばれて同じことを言われたそうです。
県議は、これは金の要求だなと察して、警察に相談し、
以降は一色武さんと付き合うのをやめたそうです。

一色武 録音マニア?


一色武さんは、録音マニアと思われるほど普段から平気で
会話を録音する人物のようです。
稲川会とみられる右翼団体Aの幹部と話しているときも
「ほら、今の会話、録音してますから」と、身内にもしていたというから驚きです。

薩摩興業の社長は気性が激しいことで有名


薩摩興業の社長は気性が激しいことで、
地元では有名な人物だそうです。
なので、白井市では薩摩興業と付き合う政治家はいないと
白井市の自民党関係者が語っています。
甘利明大臣はなぜ薩摩興業主催でパーティーをしたのか
不思議がっています。

ただ、薩摩興業によると、今回の告発は
一色武さんが単独でやったことだと言っています。
薩摩興業の社長と一色武さんは現在は絶縁状態だといいます。

今回の賄賂告発の構図


薩摩興業と一色武さんは、
URとの補償交渉で大金を得るために
甘利明大臣を利用しようと企てました。

いったんはうまくいって2億2,000万円を手にしたものの
つぎの段階では甘利明大臣側の動きがにぶく
秘書2人が金をたかってくるだけになったので
切り捨てて週刊文春に告発しました。

ある記者はこれが今回の構図であると見立てています。
おそらく正解でしょう。

一色武さんは週刊文春の報道直後は
被害者のように見えなくもなかったですが、
あまりに用意周到なことと、稲川会の右翼団体出身など
正体がわかってきました。
勝手に録音をして相手の弱みを握って痛いとこをついてくる、怖い人ですね。

「罠」「はめられた」という批判もありますが、確かにそれはそれであっています。
しかし、賄賂を受け取ったのは事実でしょうから、
甘利明大臣にはきちんと事実説明をしてほしいですね。
 
 

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