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2016年「春の選抜高校野球」が3月20日(日)から、休養日を含む12日間の日程で開催されます。
香川の小豆島高校野球部は、大会2日目の3月21日(月)9:00第1試合で岩手の釜石高校と対戦します。ちなみに小豆島高校も釜石高校も21世紀枠なので、21世紀枠対決となります。
2016年「春の選抜高校野球」小豆島高校野球部のメンバーと出身中学、注目選手などを紹介します。ちなみに小豆島高校は、高校野球といえば丸刈りが多いなかで髪型が自由なことでも知られています。
目次
小豆島高校野球部
小豆島高校は香川県代表、今回21世紀枠で甲子園初出場です。昨秋の県大会では、部員数わずか17名ながら高松商を破り優勝しました。ただ、秋季大会では初戦で敗退しています。
小豆島高校は1920年に小豆島高等女学校として創立し、1949年に現在の校名に変わりました。来年2017年4月からは土庄と合併して小豆島中央高校になる予定です。小豆島は瀬戸内海に浮かぶ人口約3万人の島で、名産はオリーブです。
OBには、元中日の村上義則投手、元巨人の鳥坂九十九投手などがいます。
「2016年春の選抜」小豆島高校野球部のメンバーと出身中学
長谷川大矩 投手 3年(小豆島町立内海中)
植松裕貴 捕手 3年(小豆島町立内海中)
石川生強 内野手 3年(土庄町立土庄中)
坂口大和 内野手 2年(小豆島町立小豆島中)
須藤巧巳 内野手 3年(土庄町立土庄中)
樋本尚也 内野手 3年(土庄町立土庄中)
宝来彰太 外野手 2年(小豆島町立小豆島中)
阪倉直貴 外野手 3年(小豆島町立内海中)
下地潤哉 外野手 3年(土庄町立土庄中)
河原愛都 外野手 3年(小豆島町立内海中)
宮本竜護 内野手 2年(小豆島町立小豆島中)
徳山巧 内野手 2年(小豆島町立小豆島中)
古郷悠希 外野手 2年(小豆島町立小豆島中)
浜本侃永 捕手 2年(小豆島町立小豆島中)
平見悠真 投手 2年(小豆島町立小豆島中)
大沢功章 内野手 2年(小豆島町立小豆島中)
田口誠 投手 2年(小豆島町立小豆島中)
「2016年春の選抜」小豆島高校野球部の注目選手など
エースの長谷川大矩投手を中心にして、点差を最小限に粘る野球です。「エンジョイ・ベースボール」をテーマに、チームは選手主導によるボトムアップで作り上げているのも特徴です。
秋季地区大会の結果
四国地区
1回戦:土佐 4 – 3 小豆島
注目選手
注目選手はエースの長谷川大矩投手です。32校のなかで秋の公式戦を1人で投げ切ったのは長谷川大矩投手だけです。香川県大会の決勝では、高松商業から1失点で完投勝利しています。
最速133キロのストレートと、スライダー、チェンジアップといった球種を制球良く使い分ける、スリークォーター左腕。コントロールに優れていて、打たせて取るタイプです。
監督
監督は、慶応大学出身の杉吉勇輝監督(32才)で「エンジョイ・ベースボール」をスローガンに小豆島高校野球部を率いています。選手たちが楽しむことで、自主的に練習に取り組みチームが強くなるという考えです。杉吉勇輝監督は親しみを込めて選手を下の名前で呼びます。
髪型が自由
「エンジョイ・ベースボール」の一貫で、小豆島高校野球部は髪型が自由です。丸刈りを強制すると楽しめなくなるからです。他にも、厳しい上下関係やルールなど、体育会系に代表されるようなことはしません。髪型はスポーツマンらしい髪型だったら、何でもOKです。
掃除・雑用は1年生がやるというルールもありません。1年生が練習をする時は、上級生が自主的に片付けたりボール拾いをします。
2016年「第88回春の選抜高校野球大会」・大会初日3月20日(日)対戦 |
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