2016年「春の選抜高校野球」が3月20日（日）から、休養日を含む12日間の日程で開催されます。

2015年の選抜高校野球でベスト8を経験した2人のピッチャーを擁する常総学院は、強打の鹿児島実業高校と対戦します。日程は大会初日3月20日（日）第2試合13：00です。

2016年「春の選抜高校野球」の常総学院野球部メンバーと出身中学、注目選手などを紹介します。

常総学院

常総学院野球部は茨城県代表、2年連続9回目の出場で、昨年の秋季関東大会ではベスト8入りし準優勝しました。1983年に創立された茨城県土浦市にある私立校で、甲子園での優勝は春夏それぞれ1度ずつ、2001年の春と2003年夏です。

常総学院野球部のOBには、元巨人の仁志敏久内野手、日本ハムの金子誠コーチ、西武の大崎雄太朗外野手などがいます。
　
　

2016年「春の選抜高校野球」常総学院野球部のメンバーと出身中学

鈴木昭汰　　投手　　3年（土浦市立第四中）
木村健太郎　捕手　　3年（那珂市立第二中）
宮里豊汰　　一塁手　2年（川崎市立田島中）※主砲
有村恒汰　　二塁手　3年（下妻市立下妻中）
花輪直輝　　三塁手　3年（土浦市立第五中）
中村迅　　　遊撃手　3年（古河市立三和東中）※主将
石川大　　　左翼手　3年（印西市立印旛中）
陶山勇軌　　中堅手　2年（横浜市立鶴見中）
荒祐広　　　右翼手　3年（取手市立永山中）
樫村雄大　　投手　　3年（那珂市立瓜連中）
倉田希　　　投手　　3年（千葉県佐倉市立西志津中）
清水風馬　　内野手　3年（埼玉県戸田市立新曽中）
伊藤龍　　　内野手　3年（北茨城市立常北中）
吉成智哉　　捕手　　3年（阿見市立阿見中）
小林佑也　　内野手　3年（稲敷市立江戸崎中）
野呂健太　　外野手　3年（石岡市立石岡中）
宮谷拓人　　外野手　3年（千葉県柏市立第二中）
　
　

2016年「春の選抜高校野球」常総学院野球部の注目選手など

秋季地区大会の結果

１回戦　：常総学院　　3 – 1 横浜
準々決勝：常総学院　　2 – 1 日本航空
準決勝　：常総学院　 4 – 0 桐生第一
決勝　　：木更津総合 8 – 7 常総学院

決勝で惜しくも1点差で木更津総合に敗退し準優勝しています。

注目選手

注目選手は、エース左腕の鈴木昭汰投手と、主砲の宮里豊汰選手です。

鈴木昭汰投手は130キロ前後のストレートと、スライダーやカーブを低めに投げる左腕のエースピッチャーです。1年春の準決勝で先発出場し3回途中まで無失点で、夏には1年生でただ1人ベンチ入りを果たしました。中学時代には15Uアジアチャレンジマッチで日本代表に選ばれた実力の持ち主です。

宮里豊汰選手は1年生で4番バッターとなり、秋季地区大会の決勝では6回に3ランホームランを打つなど活躍しています。

監督

日体大出身の佐々木力監督は、今年は良い投手が揃っているとコメントしています。エースの鈴木昭汰投手だけでなく、2番手である樫村雄大投手も鍛えています。

常総学院が最後に優勝したのは2001年の春と2003年夏です。今大会ももちろん優勝は狙っていることでしょう。